令和へ…ノコギリクワガタ活動準備

今日は雲が多く、夜は雨となりました。平成は残り1週間を切りました。

 


昨年羽化したノコギリクワガタがいつ活動開始するか分からないので、マット交換と同時に餌ゼリーを入れました。

ノコギリクワガタは羽化した当年は活動せず、そのまま蛹室にとどまって翌年の初夏まで休眠します。羽化して1年の寿命に対し、休眠期間は8~9か月に及ぶのです。

これはカブトムシと発生ピークが重ならないよう、早目に発生して時期をずらすのが目的だと考えられます。実際、カブトムシの発生ピークが7月下旬~8月旧盆前なのに対し、ノコギリクワガタの発生ピークは6月下旬~7月中旬後半と1か月前後ずれています。

 


今回唯一の♂です。昨季羽化のオオクワガタもそうですが、♀に偏ったのは、今のハーレム職場への異動を暗示していたのではないでしょうか?

1♂3♀なので、ペアを作るにはシーズンが始まったら♂を2頭野外採集しなければなりません。令和最初の幼虫はF2とCBF1になるでしょう。同時に今回の成虫は平成最後の羽化ものということになります。