いよいよ、今日をもって平成が終わろうとしています。現天皇陛下の退位によるもので、明日からは皇太子殿下に皇位継承され、新天皇陛下に即位されます。現在の天皇陛下は「上皇陛下」となられます。
上皇とは、譲位した天皇に対する尊号で、「太上天皇」の略称でした。光格天皇以来202年ぶりとなる今回は「上皇」が正式名称になります。現在の皇室典範では退位に関する規定がなく終身在位となっているため、明治以来では初めての退位です。
今回の退位は特例法の制定により実現したもので、今上天皇一代限りの時限法です。よって、皇室典範を改正するか、新たに特例法を制定しない限りは次代には適用されません。
平成の30年間を振り返ると、インターネットの普及による情報化社会など、色々なことがありました。社会人生活がスタートしたのも初期のころで、もう25年にもなります。
職業安定所の紹介で就職した会社で、35年前の1984年に現天皇陛下が皇太子時代にご訪問されたことがありました。しかし、就職してから20年以上経った頃、経営状況から将来に不安を覚え、転職を決意し、現在のIT会社に入社しました。
平成最後の晩夏になって女性だけの職場に唯一の男性社員として異動するとは思ってもいなかったことでしょう。
新幹線の延伸等によって夜行列車が次々と廃止され、一部の豪華列車はクルーズトレインへと進化していった時代でもあります。
写真を始めたのも平成初期で、そのおかげで色んな夜行列車をカメラに収め、いまでは貴重なひとコマとなりました。
そして高校時代、ある部活との出会いで、昆虫採集に対する考えも変わり、高校卒業後10年間のブランク期間を経てカブトムシやクワガタ中心に採集や観察、飼育をする様になり、継続しているだけでなく、平成末期になって長年の悲願だったオオクワガタを天然採集することができました。
ですが、学びの地だった高校周辺は入学当初は自然が多かったものの、東部で区画整理事業が進んでいるのは残念なことです。このままではフィールドが狭まる懸念もあり、スジクワガタ発見を契機に新フィールドを加えて拡大しました。
令和時代のスタートと共に新フィールドでの活動も本格的に始まります。
昭和、平成、そして令和と3つの元号を跨ぎます。
明日から始まる「令和」、どんな時代になるのでしょうか?