20日ぶりの新フィールド産コクワガタ

5月最終日は21時過ぎに新フィールドへ夜間観察に出撃しました。明日から6月ですが、少雨の影響か、新フィールドでは樹液が出ていてもコクワガタすら 見ません…。

 


山道をひたすら西へ走らせ、M市との境付近のポイントに着きました。高校生らしき若者が先着し、探していました。まずは彼等に先んじて♂(左写真)を見つけ、写真を撮りました。

撮り終えた後、彼等に一言断り、見つかった♀(右写真)の写真を撮らせて貰いました。

彼等に♂が見つかったことも話し、写真も見せました。♀は♂と同じ木にキャッチ&リリースしました。

今季は少雨の影響で発生が遅れていることと、10月まで見られるのでまだ先が長いから無理しないことを話しておきました。

発生ラッシュは梅雨入り後でしょうか?令和と同時に新フィールドでの採集・観察が始まったとはいえ、少雨の影響で遅れている感じは否めず、梅雨入り後に期待しましょう。

ノコギリクワガタペアリング

5月も明日1日を残すのみとなりました。平成から令和への改元により、この5月で3つの元号を跨ぎましたし。

 


樹液採集シーズンの幕開けと同時にブリードシーズンも同時に迎えました。まだ野外ではノコギリクワガタの発生を確認しておらず、手持ちのブリード個体からブリードすることにしました。

もちろん、羽化後の休眠期間明けなので未交尾です。まずは交尾させるため、セットを作りました。

 


餌台とゼリーをセット後、ペアを投入しました。

 

♂(左写真)は51.7mmの中歯型です。早くに目覚め、餌ゼリーを食べ始めていました。もう一方の♀(右写真)も同様で、休眠期間中、幼虫時代に溜め込んだ養分を使い切っているため、交尾させる前に餌ゼリーを与えておいた方がいいとの判断です。

あとは気温ですね…野外での発生時期に合わせる格好となりました。

次代はF2となりますが、幼虫の割出タイミングを見誤ると昨シーズンみたいに暑さで幼虫もろとも熱中症で死なせてしまいかねないので、7月になったら避暑も視野にいれておかないとダメですね。

野外採集したものは8月の旧盆を過ぎた頃にセットするか、暑さ対策も考慮しておきましょう。

 

人工蛹室危機一髪!!

今日は夜ににわか雨が降ったので、採集には行くことはできませんでした。

先週末に羽化が確認されたオオクワガタの大型♂が人工蛹室の壁を荒らし始めたので、これはやばい!!と思い、別容器へ移すことにしました。

 


すでにオアシスの破片が散らばっています。これは外へ出ようと壁を壊し始めているのです。♂の大顎は♀ほどではないですが、挟む力は結構強力です。

朽ち木の中で蛹になるため、羽化後脱出する時に脱出口を作る必要があるからです。幼虫の時に樹皮近くへ異動して蛹室と同時に脱出抗を作っているらしいです。そうすると、蛹室から外へ出る時、大顎を使って樹皮を食い破るだけで済みます。

 


コバエシャッタータイニーにティッシュペーパーを幾重にも積み重ね、湿らせておきました。まだ腹が完全に引っ込んでおらず、免疫も出来上がっていないので、マットはまだ使えないと判断しました。腹が引っ込むまであと数日といったところでしょうか。

ほぼ黒化したので、ノギスでざっと測ったら64mm台でした。腹にはまだ赤味が残っているので、正確な数値はもう少し先になりそうです。

成虫を取り出した後の人工蛹室は破片を集めて壁面を修復しました。また使いますので、オアシス製でよかったです。

蛹化の瞬間

今日は夜から雨が降り出してきました。順序が逆になりましたが、土曜日から日曜日にかけて蛹になる瞬間の一部を見ることができました。

 


土曜日の夜にはかなり蛹化寸前でした。体を伸ばしており、気門に沿って腹の側面にスジが入ると、蛹になる寸前です。ただし、このアングルではスジは確認できませんでした。

 


日付が変わる頃には、脱皮していました。幼虫時代の殻はすでにかなり下へ押しのけられています。

まだ白っぽく半透明な感じです。性別は予想どおり♂でした。

これでマット飼育ものは2♂3♀全て蛹になりました。それにしても2年1化は長かったです…。2年も幼虫を育てるという根気がなければ、難しいでしょう。

昔はクワガタは卵から成虫になるまで2~4年かかるので育てるのは難しいといわれていました。今は飼育方法が解明されてきたので難しくはなくなっていますが、幼虫期間が延びることもあるので2年以上も育てる根気が必要なのは今も昔も変わりません。

幼虫期間を延ばしてまでじっくり大きく育てるか?高栄養の餌を使って早く大きく育てるか?

2つに1つの選択肢もありでしょうね。

産卵の兆候

今日も晴れて真夏日となりました。昨日、LUMBERJACKへ行く時、上着を着ないで行ったので日焼けしてしまい、会社で同僚にクワガタ狩りに行ったのと思われました(^-^;

 


昨日の餌ゼリー交換時、材の一部が齧られているのを見つけました。遂に産卵行動が始まったようです。

まだセットしてから1週間程度ですし、産卵したと判断するのは早計です。もし卵が出てきたら、死亡率が高くなります。自然孵化を待って幼虫になってから取り出した方がいいのです。

 


もう一方は青カビが生えています。しかし、これは自然消滅しますので、放っておいて大丈夫です。♀が産卵行動を進めると消えていくのは、抗菌物質をだしているからなのでしょう。

まだ齧ったのは1本だけですし、これからでしょう。1か月半~2か月で割り出していますので、7月上旬~中旬頃になります。

F2で目指す羽化サイズは77mmオーバーです。そのためには♂終齢幼虫で25~26gまで育てなくてはなりません。割り出す頃には暑くなりそうなので、LUMBERJACKへ持って行き、冷却しながら育てることになりますが、菌床飼育でも2年1化に伸びる可能性すらあります。

じっくり育て、超大型個体を羽化させるには、夏をどう乗り切るかがカギになります。

オオクワガタ♂羽化

今日も真夏日なので、午前中にLUMBERJACKへレンタルBOXの虫メンテに行ってきました。

お店に到着後、人工蛹室のオオクワガタを確認すると…

 


2頭共、羽化していました!!るい血統の大型♂は大顎がやや直線的で東北産の特徴が出ています。福島産はどちらかというと、山梨産に近い特徴を併せ持っているので、東北産では比較的バランスが取れているといっていいでしょう。

自分で♀親を採集し、産卵させて幼虫を育てたので喜びもひとしおです。なかなかの男前ですね!!

 


人工蛹室は非常用アイテムなので、体が固まった後に動ぎだして壊されてはたまりません。タイミングを掴みやすくするため、持ち帰りました。

小型♂は…顎が左右で違うような…?前蛹の時にうっかり掘り出すものではなかったですね。うっかり掘り出した時、人工蛹室へ移してあげればよかったです。

 


蛹室で落ち着きがない様子だったので、コバエシャッタータイニーへ移しました。オアシスを掘る等して壊されちゃたまりませんから。ちなみに測定したら43.6mmでした。

成虫を取り出した後の人工蛹室は再利用に備えて乾燥させます。なるべくなら使わないことを祈りたいものですが。

大型♂はまだ赤っぽいので、まだ取り出しません。60は超えていそうですが、次の週末以降の楽しみにとっておきましょう。

初夏の東海道線撮影

今日は好天に恵まれたので、かねてから考えていた小田原方面での「踊り子」撮影に行きました。同時に来春、新型車両への置き換えが決まった「スーパービュー踊り子」も撮影するためです。

小田急線と東海道線を乗り継ぎ、早川駅から徒歩で撮影地に到着したのは13時45分ごろでした。石橋鉄橋の俯瞰撮影は1996年4月以来、23年ぶりです。

 


※251系特急「スーパービュー踊り子7号」/東海道本線早川~根府川間にて

まずは251系「スーパービュー踊り子7号」からです。来春、新型車両のE261系によって「サフィール踊り子」へ置き換えが決まっています。

もうすぐ経年30年を迎え、老朽化が進んでいます。平成初期に製造され、令和初期に置き換え…JR発足から30年以上経ち国鉄型がほとんど駆逐され、JR世代の車両も初期投入車が置き換えの時期を迎えても不思議はありません。

 


※E233系普通列車1869E・熱海行き/東海道本線早川~根府川間にて

続いてE233系普通列車を撮影しました。編成の一部がトンネルに隠れていますが、東京方に連結している付属編成がE231系でした。

 


※185系特急「踊り子117号」/東海道本線早川~根府川間にて

14時40分近くに185系「踊り子」が通過しました。こちらは中央線特急の「あずさ」「かいじ」から転用されるE257系に置き換えられますが、修繕寺行きについてはまだ未定です。熱海~三島間はJR東海の管内を走るため、運転士のハンドル訓練が必要なことと、東京~三島間だけでも新幹線を利用して貰えば自社の儲けが増えるから、新幹線に誘導したい思惑もあるようです。

撮影後は麓のかまぼこ店で鯵の干物を買ってから帰路につきました。

オオクワガタ♂蛹化

今朝起きたら、人工蛹室のオオクワガタ前蛹が蛹化していました。性別は体重測定時の予想どおり♂でした。

 


蛹になったばかりでまだ白っぽく透明感があり、下膨れ気味です。

 


大顎は直線的で湾曲がやや弱い点が東北産の特徴を醸し出しています。西日本産だったら、もう少し湾曲が強かったことでしょう。福島県産は山梨県産に体型が近く、比較的バランスが取れている方です。

それでも東北産に拘るのは、ミヤマクワガタやアカアシクワガタも一緒に捕りたいからです。

 


会社から帰宅したら、上半身が膨れ、飴色に変わりました。これからクリーム色へ変わっていき、1か月ほど過ごします。幼虫時の最終交換時、体重が16gだったので、羽化予サイズは65mm前後になるでしょうか?

2年かかったので、やっと蛹になった時の喜びはひとしおです。1か月後、無事に羽化してくれることを願ってやみません。

炭火焼き牛たん弁当

今日は日中の気温が25度を超え、7月初旬並みの陽気となりました。21時時点でも気温が20度近くありいける…と思った矢先に風が強くて断念しました。

 


一昨日(5月21日)は朝から大雨で、ランチタイムには外へ食べに行けないことが想定されたことから、通勤急行を1本早めて新宿駅南口で昼食用に駅弁を買ってきました。

買ってきたのは仙台駅の「炭火焼き牛たん弁当」です。東北遠征時、新幹線の車中でよく食べていました。仙台駅で積み込みをしていたので、車販ワゴンを探して買ったりもしましたが、3月改正で車販が縮小されただけでなく、弁当が販売品目から外されました。

昼食時、弁当を取り出した時、チーム内の同僚も注目していました。

この駅弁は、いつでもどこでも、熱々で食べられます。紐を抜くと‥湯気が立ちました。数分待って食べ頃になります。

スライスした牛たんがごはんの上にのっており、脂も融けているので、おいしくいただきました。ご飯は麦が混じってた麦めしです。

 


会社や家なら電子レンジで温めればいいだけの話です。実際、会社で昼食時にはコンビニ等で買った弁当等を温めるための電子レンジ待ちを見ています。

転職前の会社は製造業で郊外のため、周辺に飲食店はとても少ないです。そのため、社員食堂があります。今の会社は都心部なので周辺に飲食店やコンビニ等が多いので、社員食堂はありません。弁当持参や近くのコンビニ等で買ったり、飲食店で食べる等それぞれです。

その秘密は…発熱ユニットで、生石灰と水の化学反応によるものです。紐を引っ張ると水袋が破れ、生石灰と反応するのです。ただし、30分程度は熱い状態が持続するため、捨てる場合は冷めてからとの注意書きもあります。また、肥料として再利用もできます。

新幹線の車中で買うことはできなくなっても、乗る前に東京駅等で買うこともできますし、仙台駅は調整元が何軒もある激戦地区です。

調整元が何軒もあるということは、競争があるために味を落とせないので、おすすめの一品です。

極黒豚めし

今日は日中の最高気温が25度超えで夜も18度以上が期待できたので、新旧フィールドを回りましたが、コクワガタすらいなくて撃沈でした…。

 


新宿の小田急百貨店で鹿児島物産展が始まりましたが、同時に京王百貨店での駅弁大会リターンが最終日でした。

鹿児島の黒豚めしは食べたいし、物産展に行っても売っているとは限りません。そこで、京王百貨店の方で駅弁を買うことにしました。

会社に戻ったのは12時40分ごろで、同じチームの同僚も注目していました。実は、鹿児島の「極黒豚めし」はまだ食べたことがないのです。

最後に鹿児島へ行ったのは2004年で15年前になります。九州新幹線が部糞開通した年で、この駅弁が発売されたのは2006年だそうです。かつては鹿児島での婚活オフも考えていましたが、幻に終わってしまいました…。

発売当初は錦糸卵が敷かれていて女性向けだったそうです。

黒豚は肉厚で、甘味があり脂がべとつかず、おいしくいただきました。この駅弁は手軽に作れるので、再現して作るのもいいですね。黒豚バラブロック肉を入手すればできそうです。

小田急百貨店の方は明日行きます。イートインで予告されているのはラーメンと白熊です。これ以外にどんなメニューが出てくるでしょうか?