今日は朝から風雨が強く、通勤急行を1本早めて新宿駅南口で昼食用の駅弁を買いました。駅弁は後日紹介します。
♀を産卵セットに移した後の♂は…♀と同じ産卵セットには入れません!しつこく交尾を迫って産卵の邪魔になるだけです。
鑑賞セットを作ってそこへ入れることにしました。まずは飼育ゲージにマットを入れて少し湿らせました。
洞付き止まり木をケースにセットし、♂を入れました。これだけの広い飼育スペースに♂1頭だけ…贅沢です。雑木林の真の王者ですからね、オオクワガタは。子供の頃は高価で飼育することは叶わなかったのですから。
蛹室に白いカビ?状なのが生えていて、これはやばい!ので、人工蛹室へ移すことにしました。
蛹になってからより、前蛹の方がよけやすく、丈夫なのです。なぜなら、前蛹は筒状に対し、蛹は成虫の鋳型みたいで複雑な形状だからです。
非常用アイテムとして買っておいた人工蛹室です。園芸用オアシスで作られています。前蛹を移す前にある程度水を染み込ませました。欠点は水分量の調整がやや難しいです。
取り出した前蛹です。蛹よりは扱いやすいですが、タイミングの見極めが難しいです。終齢幼虫よりは縮んでいますね。
人工蛹室へ移しました。これまで蛹を移したことはあっても、前蛹で移すのは初めてです。ヒヤヒヤものでした…(;・∀・)
これで無事に蛹になってくれるでしょう。しかし、羽化予想サイズは65mm前後と見積もられそうで、2年かかったとはいえ、ちょっと厳しい数字になりそうです。
次回はマット飼育で2年1化に持っていき、72~73mmオーバーで羽化させられるかが課題です。ただし、今季採卵したものを2年1化に持って行った場合、羽化は再来年(2021年)で、交尾産卵は3年後の2022年となります。