蛹化の瞬間

今日は夜から雨が降り出してきました。順序が逆になりましたが、土曜日から日曜日にかけて蛹になる瞬間の一部を見ることができました。

 


土曜日の夜にはかなり蛹化寸前でした。体を伸ばしており、気門に沿って腹の側面にスジが入ると、蛹になる寸前です。ただし、このアングルではスジは確認できませんでした。

 


日付が変わる頃には、脱皮していました。幼虫時代の殻はすでにかなり下へ押しのけられています。

まだ白っぽく半透明な感じです。性別は予想どおり♂でした。

これでマット飼育ものは2♂3♀全て蛹になりました。それにしても2年1化は長かったです…。2年も幼虫を育てるという根気がなければ、難しいでしょう。

昔はクワガタは卵から成虫になるまで2~4年かかるので育てるのは難しいといわれていました。今は飼育方法が解明されてきたので難しくはなくなっていますが、幼虫期間が延びることもあるので2年以上も育てる根気が必要なのは今も昔も変わりません。

幼虫期間を延ばしてまでじっくり大きく育てるか?高栄養の餌を使って早く大きく育てるか?

2つに1つの選択肢もありでしょうね。