今日から8月、20日で今の職場に異動して1年になります。女性だけ30人弱の職場に男性1人でうまくやっていけるだろうかの不安もありましたが、時間とともに職場の雰囲気に慣れてきました。
例年なら夏休みは青森遠征ですが、今年は旧盆期間中の月齢が悪いので(満月は15日)、2年連続の見送りとなりましたが、9月に2年ぶりの遠征です。
1週間以上前の話となりますが、7月24日になってやっとカブトムシが増え始め、令和初の♂を確認できたので、報告します。
7月前半は梅雨寒が長引き、福島遠征も含めて成績は芳しくありませんでした。下旬になり気温が上がってきたので、この日は夜間樹液採集に出撃しました。
新フィールドの山道ポイントではモンスズメバチが飛んでいたので、ハチと鉢合わせしないように通過していきました。
旧フィールドに着くと、カブトムシの♀がカナブンと一緒に樹液を吸っていました。やっと旧フィールドでカブトムシの発生を確認、2003年の調査開始以来、最遅記録となってしまいました。
通称“大物ポイント”へ移動し、カブトムシのペアだけでなく、ノコギリクワガタの♂も見つけました。カブトムシのペアを種親に採集し、虫かごに入れて持ち帰ることにしました。♂はノーマルの黒褐色なので、いずれは赤♂と入れ替えになるでしょう。
最後のポイントに移動、こちらは賑わいを見せていました。まずはミヤマカミキリの交尾を撮影しました。
こちらもカブトムシを何匹か見つけることができました。目線から上が多いです。
ミヤマカミキリの他、アカアシオオアオカミキリも発生していました。遅れたとはいえ、例年並みの数です。
樹皮の隙間にノコギリクワガタの♀を見つけました。…残念ながら、♂はいませんでした。
カブトムシの♀が食事している傍でミヤマカミキリの交尾を見つけ、撮影しました。交尾というより、♂が♀を口説いているように見えますね。もう少し、真剣に彼女口説けよ…って、突っ込みたくもなりますが。
アカアシオオアオカミキリとコクワガタ♂を見つけ、撮影しました。コクワガタは東北遠征時しか採集しないので、福島遠征時に採集したばかりです。
この日、採集して持ち帰ったのはカブトムシのペアだけで、帰宅後に仕切り付きケースへ入れました。今年の種親ペアはこれで確定というわけではなく、いずれ赤♂と入れ替わりにノーマル色は採集地へ戻すことになるでしょうね。