2年ぶりの十和田湖へ~休屋到着~

今日で9月は終わり、明日から10月です。消費税が8%から10%に増税され、軽減税率が導入されます。

軽減税率は食料品に適用され、外食は対象外です。例えばコンビニで弁当等を買って持ち帰る場合は軽減税率8%が適用されますが、イートインつまり店内で食べる場合は10%となります。

外国では消費税率がもっと高い国がありますので、日本の税率は安いといえるのでしょうか?

 


11時40分ごろにやっと休屋に着きました。駐輪場に自転車を停め、湖畔に行きました。相変わらず湖は澄みわたっています。

 


乙女の像です。観光客が集まって記念撮影していました。高村光太郎作の裸婦像で、60年以上も十和田湖畔に鎮座しています。

 


この後は十和田湖のパワースポットである十和田神社に行きました。807年に建立された由緒正しい神社です。

ここでお参りした後、四つ葉クローバーのストラップを買いました。何を願掛けしたかは内緒です。

 


再び湖に出ました。秋田県側も撮影しましたが、今回は県境をまたぎませんでした。青森県十和田市と秋田県小坂町が境を接しており、理論上では秋田県と青森県の両方でオオクワガタを探すことも可能です。

秋田県側では田沢湖周辺がよく知られており、十和田湖周辺でも生息していてもおかしくはないです。しかし、生息地が限られているため、ここにはいる!との情報をもっと集めない限り、難しいでしょう。

自転車返却時間もあるので、昼前には焼山へ向けて出発しました。

2年ぶりの十和田湖へ~子ノ口にて~

今日は午後、中野のドルクスグッズに立ち寄った後、新しいむし社に行ってきました。中野駅近くにあったニューグリーンビルが再開発の一環で解体されるため、4月に移転しました。移転後初めてですが、最寄り駅が高円寺駅で、徒歩8分とやや距離があるため、会社帰りに気軽に寄れないのが残念ですが。

 


11時頃、やっと奥入瀬渓流を抜け出て子ノ口に着きました。子ノ口もライトトラップ採集のメッカらしいですが、ライトの光は奥入瀬渓流方を向かないとは限りません。奥入瀬渓流は国立公園の特別保護地区なので、注意しなければなりません。

また、子ノ口に宿をとったとしても、ライバルが多く争奪戦になりそうです。

福島県桧枝岐村では、尾瀬に国立公園の特別保護地区があるので、村内全域でライトトラップを禁止しているそうです。

 


子ノ口に到着し、ようやく湖が見えてきました。前回は天気が悪かったですが、今回は好天に恵まれ、湖も澄みわたっています。PLフィルターの効果か、乱反射がないので浅瀬の底がクリアに写っています。

最終目的地となる休屋まではまだ8kmあります。撮影後は再び自転車を漕ぎました。

2年ぶりの十和田湖へ~奥入瀬渓流~

今日は午後、LUMBERJACKへレンタルBOXの虫メンテに行って来ました。新規に菌糸瓶を作った他、7月の福島遠征で採集したミヤマクワガタの♀死亡が確認されました。これで今季採集の福島県産ミヤマクワガタは全て死亡しました。

 


レンタサイクルを借り、2年ぶりの十和田湖へ向けて自転車を漕ぎました。湖から川が流れているので、アップダウンを繰り返しながら湖へ向かって上っている感じです。

一部森が途切れて日が差しているところがありますが、ほとんど緑のトンネルです。子ノ口まで延々と14kmも続きます。

 


石ヶ戸休憩所付近には駐車場があり、多くの車が停まっていました。

 


渓流や滝などがあり、飽きることがなく楽しませてくれます。この奥入瀬渓流の水が森を育てたといっても過言はありません。冬は深い雪に閉ざされますが、豊富な雪解け水もその供給源といってもいいぐらいです。

自転車のバッテリー容量を時折確認すると…意外とあまり消費していません。これは帰りもいける!感じでした。

しかし、子ノ口はまだもう少し先です…。

2年ぶりの十和田湖へ~奥入瀬渓流館~

facebookにてオオクワガタ1ペアの譲渡が決まりました。明日、発送予定です。これにて来季の種親候補以外の在庫がまた減らせます。

ブリードは楽しいですが、全て羽化すれば飼育しきれないので、売るなり譲渡で減らすのは自然の流れです。

 


2年ぶりの十和田湖へ向かうため、9時過ぎには宿を出ました。橋の上で一旦立ち止まり、奥入瀬川を撮影しました。真夏と違って空が澄みわたっている感じがします。

 


道の駅おいらせです。焼山のバス停があり、バスに乗れば1時間ぐらいで十和田湖です。丁度、バスが出るところでしたが、今回はバスに乗らず、レンタルサイクルを借りるつもりでした。

 


星野リゾートホテルの傍を通り…

 


奥入瀬渓流館に着きました。ここでレンタサイクルを借りて、自転車で十和田湖へ向かいます。

しかも今回は無謀にも休屋まで片道20km以上も自転車で駆け抜けることになります。。。

来季の種親候補

餌交換と同時に羽化新成虫のオオクワガタ飼育ケースのマットを交換しました。ゼリーと排泄物で大分汚れたためです。

今季羽化の新成虫は今日時点で4ペア残っており、このうち1ペアは来季の種親候補として残す必要があります。

 


来季の種親候補はデジケースHR-2に仕切り付きで入れました。仕切りを入れたのは、羽化後6か月未満だと、♀の背中からフェロモンが出ないので、美女?♀でも♂に攻撃される可能性があるためです。

 


ヤフオクで売る個体はこれまでどおり、クリアスライダーで管理です。旅立つ日まではしばらくの辛抱となるでしょう。

 


種親候補となる65.5mmの♂をコルクベースに止まらせて撮影しました。これぞ!とかっこいいと思わせる角度を見つけて撮影するのは意外と難しいです。

顎幅も測ってみたら一番太いところでも4.0mmでした。やはり東北産は体型だけでなく顎幅も細くなる傾向があります。北上する程、顕著になってきますので、同じ大きさでも青森産だったらもう少し細くなった可能性があります。

ディンプルがなく、ここまで綺麗な個体が羽化するとは思っても居なかったです。手元に残したくなる程、ほれぼれしますね。

東北産は北上するほど、体型も顎幅も西日本産に比べるとスリムで細くなり、大顎が直線的になりますが、これを逆手にとって東北産ならではのかっこよさを追求したいと考えています。

まだ羽化していない個体もいるので、こちらも気かがりですが、もうすぐ迎えるオフシーズン中に余剰個体の整理をしておきたいものです。

2日目の朝食

夜間採集シーズン終了の判断を出すため、今夜は近所のフィールドへ行きました。同時にコオロギ採集もですがw

今年は樹液酒場の店じまいが早いですが、旧フィールドの方はまだ見ていません。夜間採集シーズンの終了宣言後は11月のシーズン完全終了宣言まで日中観察にシフトします。

 


朝7時すぎに目覚め、洗顔、着替え後に朝食です。ご飯に焼き魚、卵焼き、みそ汁を筆頭に漬物など様々な付け合わせで、少なくとも10品目はあります。これが標準的な和食スタイルの朝食でしょうね。

明治の文明開化で西洋文明が入ってくる前はこのようなスタイルの朝食だったのでは?と思います。

ほぼ完食し、十和田湖へ行く準備等をしました。

青森県産オオクワガタ♀

3連休明けは残暑でしたが、午後は大気の状態が不安定でにわか雨が降りました。ただし、オフィス内で仕事中だったので、午後の何時頃に降ったかは分かりませんでした。

 


昨日のインセクトフェアーで買った青森産オオクワガタ♀をコルクベースに乗せて撮影しました。イベントから帰った後に撮影はしているのですが、誤ってデータを消してしまったようです。

前胸の左側に小さな凹み?がありますが、飼育個体によく見られるディンプルではなく、活動中にできた傷の様です。しかし、致命的なものではなく、採集されるまでに自然界での野外活動でできたものなら、これはワイルド個体の証でしょう。

ワイルド個体は生命力が強い反面、残り寿命が短いです。いつ羽化したか分からないのですから、当然でしょう。

採集データから遠征時に拠点としている宿からは近そう(とはいっても徒歩20分前後と見ていますが)で、来季以降の遠征で自力採集に近づくための重要な手かがりともいえそうです。

本当は青森県産オオクワガタは自分で採集してから飼育すべきだと考えていますが、今回は情報料の名目としました。採集ラベルのデータから今後の攻略に役立てるためです。

青森県まで北上すると、夏でも夜は涼しい日が多く、採集に適した日は限られています。東北地方での本当の夏は北海道より短いとされているので、これが青森での採集を難しくしている一因ではないかと考えています。

しかし…、決してあきらめません!青森県産オオクワガタを自力採集するまでは…!!

貴重な個体を提供してくださった出品者にはこの場を借りてお礼を申し上げます。

インセクトフェアー

3連休最終日は大手町のサンケイビルにて開催されたインセクトフェアーに行って来ました。年に1度の「虫屋の同窓会」と呼ばれるイベントで、会場内は大盛況でした。

 


会場となったサンケイビルです。大手町へは小田急線⇒千代田線で行きました。大手町駅からは地下通路で直結しているので、地上に出ることなく、雨天時も雨に濡れずに行くことができます。

なお、会場内は撮影禁止なので、写真はありません。

 


イベント会場では大半が標本の即売でした。今年の戦利品はデジケース(HR-1G)と青森産オオクワガタ♀です。

それぞれ買ったブースは異なります。

デジケース(HR-1G)は蓋の高さがあるので、洞付き餌台をコクワガタ飼育に使えないか?と模索するために買いました。

 


青森県産オオクワガタの♀です。養殖ものではなく、野外採集…もちろんWD個体です。5000円で販売されていましたが、自力採集するための“情報料”と思えば、高くはないでしょう。WD個体は滅多にショップには出回らず、今でも高値です。

先日の青森遠征では轢死体での初発見だったとはいえ、惜しかったからですね。

 


今季は時期柄、産卵させるのは無理なので、ミニケースへ餌ゼリーと共に入れて栄養をつけさせることを優先し、ブリードは来春からです。

得られた情報をもとに、来シーズンは更なる修行の予感がしてなりません。

ある意味、今回のイベントで得たものは大きいでしょう。

初日夜の成果

3連休中日は予報が外れて午前中は晴れ間が広がりました。前日までの予報では曇り後雨で日暮里での撮影を前提としていました。

通過直前にカメラの露出設定がおかしな数値になっていたので撮れず…尾久への推進回送のみだったので、10月5日の「カシオペアクルーズ」でリベンジです。上越国境越えのため、上野~長岡間でEF64の前補機が付き、重連運転となります。

EF81は勾配路線向けではないうえに「カシオペア」用のE26系客車は重い(オール個室・2階建てのため、ス・マ・カの重量級の記号がある)ため、このような措置となっているのです。

 


19時すぎ、やっと最初のクワガタがきました。ノコギリクワガタでしたが、やっと来てくれたことで嬉しかったです。

 


温泉街なので、他の外灯も見回って回収効率を上げることにしました。LEDになっているものには来ないので、除外です。1枚の前翅を見つけました。毛があることから、ミヤマクワガタのようです。カラス等に食われたのでしょうか。もう9月なので日が経っている気もします。

 


ノコギリクワガタの♀およびカブトムシの♀を見つけました。前者は回収しましたが、後者は採集対象ではないので、回収しませんでした。

 


エゾゼミも来ていました。前回見たのはいつだったでしょうか、実に数年ぶりです。

 


カマキリも来ていました。灯火トラップになかなか虫が来ず、時々外灯巡りしましたが、この日の成果はノコギリクワガタに終始しました。

22時15分ごろに消灯して切り上げ、宿に戻ってシャワーで汗を流した後は就寝しました。

初日夜の灯火採集

3連休初日は生憎の天気でのスタートでした。明日は日暮里で「カシオペアクルーズ」の撮影です。同時に10月5日の「カシオペアクルーズ」は新潟県土樽での撮影が決まりました。

これまで「カシオペアクルーズ」は群馬県内で撮影したことはありますが、新潟県側は初です。群馬県側ではSL撮影とセットだったので。

 


もう9月なので日没は早く、採集地に着いた時はほとんど闇でした。ライトをセットし、スイッチON!テスト点灯を除けば、これが初点灯でいよいよ採集開始です。

 


点灯してしばらくすると、コガネムシやコオロギ、カミキリムシ等様々な虫がきました。しかし、盛夏時に比べると蛾も含めて少ない気がします。月も半分近くまで膨らんでいますし。

果たしてクワガタはやってくるのでしょうか?

続く