来季の種親候補

餌交換と同時に羽化新成虫のオオクワガタ飼育ケースのマットを交換しました。ゼリーと排泄物で大分汚れたためです。

今季羽化の新成虫は今日時点で4ペア残っており、このうち1ペアは来季の種親候補として残す必要があります。

 


来季の種親候補はデジケースHR-2に仕切り付きで入れました。仕切りを入れたのは、羽化後6か月未満だと、♀の背中からフェロモンが出ないので、美女?♀でも♂に攻撃される可能性があるためです。

 


ヤフオクで売る個体はこれまでどおり、クリアスライダーで管理です。旅立つ日まではしばらくの辛抱となるでしょう。

 


種親候補となる65.5mmの♂をコルクベースに止まらせて撮影しました。これぞ!とかっこいいと思わせる角度を見つけて撮影するのは意外と難しいです。

顎幅も測ってみたら一番太いところでも4.0mmでした。やはり東北産は体型だけでなく顎幅も細くなる傾向があります。北上する程、顕著になってきますので、同じ大きさでも青森産だったらもう少し細くなった可能性があります。

ディンプルがなく、ここまで綺麗な個体が羽化するとは思っても居なかったです。手元に残したくなる程、ほれぼれしますね。

東北産は北上するほど、体型も顎幅も西日本産に比べるとスリムで細くなり、大顎が直線的になりますが、これを逆手にとって東北産ならではのかっこよさを追求したいと考えています。

まだ羽化していない個体もいるので、こちらも気かがりですが、もうすぐ迎えるオフシーズン中に余剰個体の整理をしておきたいものです。