今日は「カシオペアクルーズ」撮影で新潟県へ行ってきました。過去には群馬県側で撮影していますが、SL撮影のついでだったのと、今回は川端康成の「雪国」冒頭にある「国境の長いトンネルを出たら…」のイメージで撮りたかったので、新潟県側にしました。
朝4時起きで始発の新幹線に乗り、高崎と水上で乗り換えて土樽駅へ向かいました。
途中、新清水トンネル中にある土合駅ホームを撮影することができました。下りホームはトンネルの中にあるため、地上に出るには486段の階段を登らなくてはならず、10分ぐらいかかります。伊達に「日本一のモグラ駅」と呼ばれていない訳ではありません。
谷川岳に登るハイカー達が何人か降りて行きました。なお、上りホームは地上にあります。
※E129系普通列車1731M長岡行き/上越線土合~土樽間にて
土樽駅には8時45分到着、撮影地はすでに何人かの同業者がいました。皆、車で来たようです。土樽駅でも登山ハイカーが何人か降りて行きましたが、撮影で下車したのは自分1人でした。
撮影場所は関越道の高架橋の下なので、雨や雪に濡れずに撮影ができます。群馬・新潟県境の過疎地域で旅客流動も列車本数が少ないですが、水上駅を9時45分に発車する列車があるので、構図確認を兼ねて前哨戦として撮影しました。
10時50分近く、お目当ての「カシオペアクルーズ」がEF64のエスコートを受けて通過しました。
かつて寝台特急「鳥海」⇒「あけぼの」で1993年12月~2009年3月まで上越国境越えしていますが、「カシオペア」の列車重量が重いため、勾配対策として重連運転となっています。
直流機と交直流機の色違いではありますが、重連運転は迫力があります。
ほぼイメージどうりに撮ることができ、嬉しい気持ちになりました。
後続の電車で越後湯沢駅へ向かい、帰りの新幹線に乗るまでの間、昼食にしました。
友人に教えてもらったばくだんおにぎりで、注文を受けてから作るので、具材は昆布佃煮を選びました。
茶碗2杯分のご飯を使っているので、食いでがありお腹いっぱいになりました。それにしてもでかいですね。
「とき320号」に乗車し、東京に帰って来ると10月とは思えない残暑でした。