2019年シーズン総括ーアカアシクワガター

今日は即位の礼に伴う臨時祝日で休みでした。天皇一代一度で、新天皇が即位を内外に宣言される儀式です。外国から400人近い元首級の要人が招かれ、国内招待者を含めて2000人近くが参列しました。

前回は上皇陛下の時で1990年11月12日、この時は休日でしたが、今回は今年限りの祝日です。平成の時はまだ自分は高校生でした。

今シーズン総括第5弾はアカアシクワガタです。

 


今季の採集は7月の福島遠征での1♂2♀のみです。上写真は灯火トラップに飛来したもので、前翅を畳んでいる最中はレアです。後翅はまだ折りたたまれていません。

 


裏返すと腹や脚の脛が赤く、和名の由来になっています。ドルクス族では集光性が高く、よく飛来しますが、今季は遠征当時の低温で飛来数は昨年より少なかったように感じます。ヒメオオクワガタ同様、秋遅くまで活動するので、寒さには強い筈ですが。

9月の青森遠征では1頭も採集はできませんでした。数年前までは採集できたのですが、地球温暖化の影響でコクワガタが台頭しつつあるのでしょうか?

山地性では比較的ブリードは簡単ですが、昨年採集の♀から採卵したものは今季羽化個体が全て♀でした。。。来季に野外♂を採集するしかなさそうです。

今季採卵ものは4頭幼虫が取れましたが、産卵材は水分多目でないとなかなか産卵してくれないかも知れません。

飼育面ではまだまだ課題もありそうで、今シーズンはやや不発気味に終わった感があります。

シーズン総括第6弾はスジクワガタの予定です。