今シーズンに採集したクワガタムシは全6種の総括が終わりました。しかし、ヒラタクワガタは2017年以降見つかっていません。最後に旧フィールドで見たのが2016年です。
2017年の福島遠征でオオクワガタを採集しており、2011年に旧フィールドで採集した時は青森や山梨遠征でミヤマクワガタを採集することができませんでした。オオクワガタが採集できた代わりに採集できなくなった可能性があるとしたら、何らかの因果関係があるのでしょうか?
シーズン総括第7弾はカブトムシです。今季は7月前半の低温で新旧どちらのフィールドでも異変があり、発生が遅れ気味でした。
7月末の梅雨明けと同時に一斉に発生した感じです。
しかし、その天下は短く、旧盆を過ぎるとめっきり減ってしまいました。
新フィールドで少なく、8月に2、3回見た程度です。旧フィールドと違い、数が少ないのか分かりませんが、エル・ニーニョの影響もあるので、単純に比較はできません。来季以降の課題です。
ただ、旧フィールドより雑木林で覆われている範囲が広く日中でも涼しいためか、♂はより大型な気がします。。。
9月の青森遠征でも何頭か見ることができました。発生終期もしくは冬が長いためか、地元より角が短く小ぶりです。
飼育では赤♂を種親に使用していますが、羽化した子供は全て黒褐色です。遺伝ではないとしたら環境的要因なのかもしれません。実際、野外では赤♂は少なく、大変貴重です。
環境的要因だとしたら、餌の水分量?もしくは温度?これらのなぞは永遠に解明されないのでしょうね。
産卵数およびイベントで子供たちにあげていることから、例年ブリード用に採集しているのは旧フィールドのみですが、カブトムシは今も昔も好きな虫であることは変わらないでしょう。