福島産コクワガタ越冬準備

餌交換と同時に福島産コクワガタの越冬準備をしました。

 


まずは6月に羽化した来季の種親です。♂が初めての50mmオーバー個体となる52.1mmと♀31.2mmのペアです。コクワガタは性成熟が早く、3か月程度で繁殖が可能になりますが、できればオオクワガタ同様にじっくりと熟成させてからにしたいので、来春から交尾産卵させることにしました。

成虫を移し替えると、すぐに潜っていきました。

 


ゼリーホルダーをどかして撮影した♂です。50mmオーバーのでかい図体して、あんな小さいところにまで隠れようとするとは…。

 


続いてWDペアもセットしました。こちらは野外採集個体なのでブリードに使用しましたし。♀からフェロモンが当然出ていますので、同一ケース内で越冬させるのが得策と判断しました。ただし、昨季採集ものなので、2シーズン産卵に使ったことになります。

来年で採集してから3年目に入りますし、3シーズン産卵できるのでしょうか?

 


こちらは今季採集もので、♂しか採集できなかったので、当面は独身ですね(;´▽`A“来シーズンにお嫁さんを探してあげないと…!

 


♂48.0mmと♀29.5mmのWF1ペアです。F2幼虫が取れているので、更なる大型成虫の羽化に期待できるでしょうか。

 


ゼリーホルダーを他のクワガタに転用するため、餌台とゼリーを変更しました。

 


福島産はこれで全て準備できました。WDが2♂1♀、WF1が2♂2♀の合計7頭です。これでコクワガタの越冬準備がまだなのは青森産だけです。産卵セットの割り出しはまだですし、生死も分かりません。ただ、♀1頭だけなのでコバエシャッタータイニーとなるのは濃厚でしょう。

ラベルも新しく作り直さないといけませんし、スジクワガタやアカアシクワガタがまだ残っています。