青森産コクワガタ割出、しかし…

今日は朝から冷たい雨でした。今年最後の祝日ですが、土曜日重複のため、いつもの週末と変わらない2連休です(爆。

 


♀を冬眠セットへ移すため、青森県産コクワガタ産卵セットを割り出しました。ゼリーが全然減っておらず、ほぼ冬眠状態に入っているようです。故郷の青森県はもう山間部を中心に雪が降り始めていることでしょう。ただ、今冬は偏西風の蛇行で暖冬傾向の予報となっています。

 


ケースをひっくり返すと、♀が出てきました。生存が確認できたので、これから冬眠セットへ移します。

 


コバエシャッタータイニーへ移した♀です。乾燥防止のため、水苔を敷き詰めています。現地は冬、雪が多量に降り積もるので、乾燥の心配はまずないでしょう。晩秋から初冬の雨や春の雪解けも同様です。

この水苔が現地での雪の代わりですが、時々水分補給の必要があります。月に1~2回の頻度でしょうか。

 


肝心の産卵セットは…産卵していませんでした。採集したのが9月だったので、現地ではもう産卵を終えていたのかもしれません。ドルクス族は気温が低下する時期に入ると、冬眠準備モードに切り替わるので、ノコギリクワガタやミヤマクワガタとは違うようです。

 


まだ11月なので、保湿用のゼリーを入れました。今季は残念ながら産まなかったので、来春目覚めたら期待しましょう。