新幹線開業前の上野駅

今日はクリスマスで、アメリカ等の欧米諸国では祝日になっています。また、祝日だけでなく、来年1月1月までお休みで1月2日から仕事始めとなっています。日本では12月末から正月にかけて休むので、仕事始めは1月4or5日となっているので、文化の違いですね。

 


転車台から南館側には新幹線開業前の上野駅が再現されており、485系、455系、181系が展示されています。

昨年末に悪戯があり、455系では「急行」表示が「普通」表示に変えられたこともあったそうです。

新幹線開業前の上野駅は東北、常磐、北陸、甲信越方面へ向けて多くの特急や急行列車がひっきりなしに発着していました。1982年の東北・上越新幹線開業後は新幹線に変わられ、現在は寝台列車すら廃止されたうえで上野東京ライン開業によって地平ホームは寂しくなってしまいました。

現在のJRは定期急行が全廃されていましたが、急行は特急が停車しない中小都市とを結び、補完列車の役割がありました。今の特急は急行並みに停車駅が多く、常磐線の「ひたち」「ときわ」で速達タイプと停車タイプに愛称を分けているケースもあります。

 


485系特急の車内では車内販売も置かれています。ワゴンに積んでいるのはお茶、飲料水、お弁当、お土産でしょうか。

食堂車と並んで供食サービスの一環を担っていましたが、駅ナカの充実で利用客が減り、今では全廃または品目を縮小されてしまいました。

駅の売店で駅弁を買いそびれた時は助かったのですが、これからは時間に余裕をもったうえで、乗る前に弁当を買ってくれということでしょうか。

改めて時代の流れさえ感じました。