今日から学校は冬休みです。仕事納めは明日なので、今年の稼働日はあと1日です。
“パック”ことEF58 89の側面を撮影した後は最後のSLの元へ向かいました。
側面から見ると、いかにつらら切りの庇が大きくて目立ちます。お召指定機の61号機は窓が大きく、つらら切りがありません。これは寒冷地・温暖地と運用線区によって分けられたのでしょう。
最後のSLことC57 135号機です。最後のSLと呼ばれるのは、1975年12月14日に室蘭本線でSL最後の定期旅客列車を牽引したからです。最終運転日は「さようならSL」のヘッドマークが取り付けられたそうです。
なお、最後のSL定期貨物列車はD51牽引で、10日後の1975年12月24日に夕張線(現在の石勝線の一部)でした。
よく見るとデフレクターが20㎝程度切り詰められており、北海道型の特徴がでています。ただし、同じ場所で活躍したD51ほどではないので、あまり目立っていません。
前回は転車台の上で展示され、オコジロウくんとオコミちゃんの結婚を汽笛で祝福していました。
現在は西日本で1号機が、新潟支社で180号機が動態保存されていますが、SL最後の定期旅客列車を牽引した功績は永遠に語り継がれていくことでしょう、