ゆりかもめ前面展望

今日は二十四節気の「大寒」です。立春の前日までが1年で一番寒い時期とされていますが、今年は偏西風が日本付近で北へ蛇行しているため、寒気が流入しにくくなっています。しかも週半ばから月末にかけて菜種梅雨の様な天気が続き、太平洋側では晴れの日が少ないです。

 


昨年11月の社員旅行では宿泊先が台場だったので、期間中は行き帰りや自由行動時にはゆりかもめのお世話になりました。

正式路線名は…

東京臨海新交通臨海線

で、ゆりかもめは愛称なのです。一般の人にはこの愛種名で親しまれています。

2日目の自由行動で群馬県へ「四季島」撮影に行く際、最前部の席に座れたので、前面展望の写真を紹介します。

始発時と終電時を除いて全自動運転となっており、運転士は乗務していません。

お台場海浜公園駅(右写真)を出ると、レインボーブリッジへ向けて軌道がカーブしています。

 


レインボーブリッジは瀬戸大橋と同じく、鉄道と道路の併用橋です。ただし、上は首都高速に対し、下層はゆりかもめだけでなく、一般道路も通っています。歩道もあるので歩いて橋を渡ることもできます。

なお、お台場海浜公園駅~芝浦ふ頭駅間は3.9kmもあり、ゆりかもめでは最長の駅間距離になっています(他は概ね1km前後)。

瀬戸大橋の場合、上が瀬戸中央自動車道、下層が本四備讃線で将来は新幹線も通すことができるよう、複々線のスペースが確保されています。

 


レインボーブリッジを渡りきると、線路がループを描いています。高低差が大きく、勾配を緩和するためにループ線となっています。

ループ線は上越線に2箇所、北陸本線、土佐くろしお鉄道、肥薩線、そしてゆりかもめの6箇所に採用されています。首都圏から一番近いのは上越線ですが、列車本数が少ないうえに上り線だけなので、わざわざ新潟まで行かなくても味わうことができます。

2日目に群馬まで「四季島」撮影に行くのは社員旅行参加が決まってから決定済でしたが、3日目については直前まで考えていなかったんですよね…(^^ゞ

過去にコミケへ行った時、ゆりかもめに乗ったことはありましたが、当時は有明まででした。今は豊洲まで伸び、途中の市場前駅前には豊洲市場が開場しています。昨年、会社の上司が参加した時に豊洲市場へ行ったという話を聞いたので、いつの日か全線走破を果たすべきチャレンジすることになるでしょう。