今日は信州カシオペアの撮影で日暮里へ行きましたが、結果は失敗でした。まだ日没が早いので、立川等への追いかけ撮影はできません。
前回と違って曇天でも明るかったのですが…。例年、東・西日本太平洋側では乾燥した晴天の日が多いのですが、今シーズンは晴天が続かず、真冬の長雨です。太平洋側に雨や雪が降るのは南岸低気圧通過時ですが、北海道へ行ったタイミングで南岸低気圧通過したことがありました。その時はどうだったのでしょうか…?
※寝台特急「カシオペア」/千歳線島松~北広島間にて・2012年1月21日撮影
写真は2012年1月に北海道へ行った時に撮影した寝台特急「カシオペア」です。この時は日中でも気温は氷点下でした。
雪は積もっていますが、雪煙が舞っていません。そうなのです!南岸低気圧通過で太平洋側に雨や雪が降っている時、北海道では雪が全然降っていません。
雪煙が舞わなかったのは、雪が“古い”からです。古い雪は次第に圧雪状態になっていきます。つまり、固まっているのと同じなので、その上に新しい雪が積もらない限りは列車が通過しても雪煙は舞いません。
新幹線だったら…?と200~300km/h以上の高速では湿った雪でも舞い上げますが、この様な状態ではどうなっているのかは分かりません。上越新幹線の上毛高原以北および、東北新幹線の七戸十和田~新青森間はスプリンクラーによる散水消雪なので、確認するなら東北新幹線七戸十和田以南か、北海道、北陸新幹線しかないでしょうね。
撮影してから8年経ちますが、今となっては一般列車だった時代の貴重なワンカットです。