ぶりかまめし弁当

2月最初の週明けです。1月下旬は長雨に見舞われ、月末にやっと晴れ間が出てきました。真冬なのに10日近くも太平洋側で長雨とは、偏西風の蛇行による影響が大きいのでしょう。今冬は偏西風が日本付近で北へ蛇行し、寒気の南下をブロックしているためです。

 


1月21日の「元祖駅弁・うまいもの大会」最終日は富山の「ぶりかまめし」にしました。名前からして釜めしではなく、ぶりのカマです。

ぶりのカマとは、鰓の後ろ側にあり、1尾から2つしか取れない稀少部位です。脂がのっていておいしいのですが、骨が多いのが難点です。

このお弁当では、骨まで柔らかくなっていり、丸ごと食べられるのが特徴です。過程で作るには、圧力鍋が必要になります。

ぶりのカマを骨まで柔らかく煮込み、こだわりのたれをつけて焼いています。酢飯に特徴があり、わさび菜と京菜のみじん切りを混ぜ、わかめと白エビ、甘酢生姜が入っています。

値段は1300円でした。氷見駅の駅弁ですが、富山駅でも売っているそうです。しかも調整元はますのすし、ぶりのすしと同じです。北陸旅行に時にはおすすめしたい一品です。