立春過ぎてなお…

やっとアメブロから2016年後半までの記事を移し終えました。しかし、まだ3年分は残っています。

今日は午後、フィールド散策に赴きました。

 


今年は偏西風蛇行による記録的暖冬ですが、2月になって最強クラスの寒波がやってきました。暖冬続きだったので、梅の開花が早いかと思いましたが、蝋梅さえ咲いていませんでした。なんとか咲いている木を見つけ、花の撮影に成功しました。

 


水仙の花を見つけ、撮影後は再び都県境を越えました。枯れ木を起こして冬眠中のスズメバチを探してみるも、空振りに終わりました。

 


帰り道は新しい道路を通ってみることにしました。これまでは小田急線の新百合ヶ丘駅へ抜けるのに生活道路を通っていかなければならず、渋滞が発生すこともあったそうです。

30年以上前から計画され、昨晩秋に暫定開通しました。新しい道路が開通し便利になりましたが、雑木林は少なくなってきました。高校時代の部活動でのフィールドだった谷戸が残ったのは幸いといえるでしょう。

ですが、高校入学前にホタルの生息が確認されましたが、光害によるホタル生息への影響も懸念されています。現在は親水公園に移っているので、生息自体は心配はいらないでしょう。

 


ふれあいの森入口です。門扉は鎖錠されています。現在は教育委員会の管轄になっており、概ね3~11月の指定日に開放されます。冬の間は開放されていないので、自由に立ち入ることはできません。

高校入学時から30年経ち、橋も新しくなりました。区画整理事業によって変わっていくことでしょう。

そのため、一昨年の晩夏に近所でスジクワガタを見つけた時から、メインフィールドを変えることにより、腹の内は決めていたのかもしれません。これまでの15年間の成果を教育委員会へ譲り渡し、袂を分かつことを。実際、コクワガタは東北遠征時しか採集しなくなっています。

メインフィールドが変わって2年目のシーズンへ向け、季節は歩んでいくことでしょう。