今日は二十四節気の「啓蟄」です。しかし、北風が強い1日だったので、土の中で冬眠していたものが目覚めるにはまだ遠い状況でしょう。
青森からの電車がなかなか来ず、1時間遅れてやっときました。この後、特急に乗り換える筈でした。一旦大館駅で降りて、みどりの窓口で東京までの乗車券を買いましたが、窓口氏のミスで時間を食い、窓口を出た時には特急が遅れて来ました。
駅員の説明不足で特急に乗れず、後続の普通としましたが、大幅遅れでいつ来るかわからない状況でした。私は耳が聞こえないので、分かりませんでしたが。
のちにある駅員がメモを持ってきて筆談してくれ、青森県内の大雪による普通列車の遅れで、特急券なしで乗れる特例だったことが分かりました。つまり、普通列車の代替といっても快速列車同様に使えたという訳です。
大館駅では、きりたんぽ鍋のディスプレイが飾ってあります。本場のきりたんぽ鍋をアピールしているのです。本場ならではのこだわりで、鶏肉は比内鶏、せりは根がついたままで入れた方がいいとか、説明もあります。
2時間半以上遅れてようやく普通列車が来るとの案内があり、ホームに入りました。
大館は忠犬ハチ公の生まれ故郷なので、駅構内にハチ公神社があります。ハチ公像の前に賽銭箱もあります。ささやかではありますが、賽銭をあげた後、お参りしました。
秋田方から583系が入線してきました。あまりにも突然なので撮影しました。
青森県内の大雪でダイヤが乱れ、車両のやりくりがつかなくなったために、急遽秋田から583系を出したのでしょう。思わず珍客に出会えましたが、手放しでは喜べない状況であることは変わりません。
2時間40分遅れて青森からの普通列車が到着、秋田まで乗車しました。
秋田に到着したのは16時45分ごろで、特急「いなほ14号」は10分以上前に出たため、撮れませんでした。「いなほ」7往復中、秋田まで行くのは3往復しかなく、14号は最終列車だったのです。
途中下車扱いとなるため、改札を出た後は宿泊先のホテルに向かいました。