ダイヤ改正後初めての週明けは好天でのスタートとなりました。朝の通勤急行が1分遅くなっても、新宿到着時間は変わらないので、たった1分ですが時間短縮したことになります。2年前に複々線ができたといっても、代々木上原付近でよく電車が詰まります。
これは代々木上原~新宿間が複線のままであることも起因しています。一昨年の複々線化完成による列車増発分はほとんどが千代田線直通列車なのです。とはいえ、朝ラッシュですから余裕時分を詰めても定時性確保は厳しいじゃないのか?と懸念はしていますが…。
青森で方向転換して、新中小国信号場までは津軽線を走ります。津軽線でしばらくの間は北海道新幹線の高架橋が並行しているのが遠くからでも分かるようになりました。
ただし、津軽線と北海道新幹線は運営会社が異なるため、並行在来線とはみなされず、津軽線は経営分離されずにこれまでどおりJR東日本が運営します。
車窓に平舘海峡が眼前に見えると、蟹田は間近です。
新中小国信号場からは新在共用区間となる海峡線です。すでに新在合流部では新幹線高架橋ができあがりつつありました。
ただし、新幹線開通後は青函トンネルを含む共用区間では、新幹線の最高時速は貨物列車への配慮と国土交通省の意向により、当面は140km/hに制限される見通しです。11時40分ごろ、青函トンネルに突入しました。
約25分で青函トンネルを抜けて北海道に上陸しました。木古内からは江差線です。
江差線は函館湾に沿って走るため、カーブが多く、スピードは落ちます。晴れれば函館山が見えるのですが、雪雲がかかっているために生憎見えません。
新青森駅発車時の遅れはほとんど回復し、五稜郭で函館本線に合流して12時22分、定刻どおりに函館に到着しました。