青森産ノコギリクワガタ

冷たい雨での週明けスタート、会社の職場でもまずは同僚2人からテレワークが始まりました。順次テレワークになるので、自分はいつになるか分かりません。当番制で出社になることもありえます。

転職前の会社だったら臨時休業で自宅待機ですので、この差は何でしょうか?インターネットを介して自宅と会社がつながり、在宅で会社の仕事ができる時代になったのですから、これもIT会社の強みでしょうか。

 


明日は燃えるゴミ収集日ですので、餌交換時に青森産ノコギリクワガタのペアを起こしました。マットは冬眠時の1/3に減らしています。

ノコギリクワガタは羽化後、1年の寿命があります。なぜ、野外で採集した成虫が越冬することなく死んでいくのか?答えは簡単です。

前年の秋に羽化した成虫はすぐに活動せず、そのまま蛹室で冬眠し、翌年の初夏に出てきます。この時点で8~9か月生きてきたので、もう余命いくばくもない状況なのです。飛翔性、闘争性の高さもその表れでしょう。

仕切り付きとしたのはまだ活動適期ではないのと、栄養をつけさせることを優先したためです。自然状態なら6月頃には活動期に入っていますので、交尾産卵はその頃に合わせます。

羽化後の長期休眠はライバルとなるカブトムシより早めに発生ピークを作るためとはいえ、ブリードで羽化した時の管理が翌年の交尾産卵につなげられるかのカギといっていいでしょう。

羽化した♂は60mm超えなので、次世代では難しいですが70mmオーバーを目指しつつ、野生の血を入れながら大型化を狙っていくしかないでしょう。