今季2頭目の桃子血統♂羽化

6月最終日は午後から雨が降り出し、一時は台風並みに風雨が強くなったりもしました。テレワークだったのが幸いで、コロナ禍による感染拡大防止対策とはいえ、複雑です。

ほとんどの同僚は出社が基本となっていますが、自分だけはまだ基本テレワークです。会社に行かないとできない仕事がほとんどないうえ、次回出社が確実なのは7月末の健康診断です。それ以前に確実な日は未定です。

福島遠征は7月12~14日なので、帰った後は2週間ぐらい隔離でテレワークということになるでしょうか。

出社が不定期で月1~3回になるとは思わなかったので、4月末に定期買い替えるんじゃなかったですね…あまり使用していませんし、損になっています。GW明けに緊急事態宣言が解除となるか、延長となるかはわからなかったので。

 


土曜日(27日)にLUMBERJACKへ行ったとき、人工蛹室に移した蛹が羽化していました。桃子血統では今季2頭目の♂羽化です。

しかし、右前翅に気になるところが…。救出して移す時、壁面を滑らかにしなかったからでしょうか?再利用の場合はきちんと確認するべきでしたね。しかし、羽パカもなく無事羽化してよかったです。

 


また昨年のように壁面を荒らされてはたまらない(修復が大変)ので、少し早いですが、コバエシャッタータイニーへ移しました。持ち帰る際は緩衝材代わりに丸めたキッチンペーパーを詰め、少し湿らせました。

 


持ち帰った後、プラケースミニに移しました。水苔も入れておきました。まだ赤味が残っているため、測定はできません。

早くて次の週末でしょうか。70mm越えているかどうかですね。

今宵の成果

テレワークでの週明けは日中、晴れ間が出たので、夜間樹液採集に出撃しました。

 


山道でのポイントはさっぱり虫がおらず、樹液が出ていても蛾すら来ていない木もありました。かろうじてコクワガタを見つけ、撮影しました。光に驚いて逃げようとしたと思えば、自分の持ち場に戻ったりと奇妙な動きを見せていました。

 


山道を歩いて戻る途中、ノコギリクワガタらしき虫のパーツを見つけました。カラスか狸等に食われたのでしょう、ここに体のパーツがあるということは、すでに発生が始まっているということなのです。

しかし、7月も近いのにほとんど虫を見ていません。先行採集者がいたのでしょうか?見ていない気もしますが。

 


別の山道から麓に下り、都県境を越えて次のポイントに着きました。今度はアカアシオオアオカミキリを見つけ、撮影しました。カミキリムシは初夏の風物詩であるキマダラカミキリからアカアシオオアオカミキリへ主役が移り変わっているようです。

 


もう1本の木でもアカアシオオアオカミキリを見つけました。しかし、まだカブトムシは見かけていません。今年は発生が遅れているのか、東側での区画整理による環境の変化なのでしょうか。30年前の高校入学時より雑木林が少なくなっているのも事実です。

時刻は21時15分を回っているので、この後は家路につきました。

アウトドアBOX加工

今日は午前中いっぱい雨が降りましたが、午後にはやんだので「アタック25」を見終わった後にトランクルームへ行ってきました。

 


アウトドアBOXを一度持ち帰り、加工することにしました。まずはバッテリーで、発泡ボードの一部をカットし、両面テープでケース底へ貼り付けました。

一部カットは使用時にシガーソケットの差し込みスペース確保のためです。

隙間を端材で埋めました。

 


ケース側面で底に近い部分に穴が「あり、ゴム蓋で塞がれています。穴径を測ったら27mm、シガーソケットもほぼ同径で通すことが不可能と分かりました。

穴径を30mm以上に広げる手もありますが、他に解決方法が見つかるまで当面保留としました。

 


ライトを収納し…

 


上に保護用としてシートを被せ、蓋を閉めました。三脚だけは入らず、別に持つ必要がありますが、忘れ物注意です。

昨年の青森ではライト本体を三脚に取り付け、バッテリーを両脇に抱えて宿から持って行ったので、さすがに持ち運びが不便に感じ、今回のアウトドアBOX導入に踏み切りました。

これなら、東北遠征時に限らず、地元フィールドでの灯火採集にも使えそうです。しかし、今年はコロナ禍の影響もあり、やっと福島遠征が決まったものの、他のところは未定です。

使用頻度が増えるのは来年以降でしょうか…?

アウトドアBOX

今日、灯火総研に発注していたアウトドアBOXが届きました。ヤマト運輸での発送だったので、最寄りのネコサポセンター止めにして貰い、引き取ってからトランクルームへ持って行きました。

 


荷物を開封すると…大きなプラスチック製の箱が出てきました。アウトドアBOXで、福島遠征時の宿でライトをレンタルしているのと同じものです。

 


ダンボール箱から取り出したアウトドアBOXです。灯火総研のHPによると、ケース外装は幅41cm×奥行き31cm×高さ32.5cm、内寸は幅30cm ×奥行22cm×高さ28.5cmの20L容量です。

 


バッテリーとライト本体を一緒に入れたところ…無理なく入りました。昨年の青森での反省を生かし、これなら楽に持ち運びができます。ただし、三脚は別に持つ必要がありますが…。

今季は未定ですが、青森遠征時に宿から採集場所までの持ち運びが楽になるのはいうまでもありません。

遠征まで2週間、あとは何かしら加工が必要になります。遅くとも来週までに先に発送しておかないと間に合わない可能性もありますので…。なにぶん交通不便な山奥ですから。

オオクワガタ(福島)飼育日記新規作成

ようやくアメブロから2014年分のブログ記事を全て移し終えました。残るは2013年10~12月分で、これも7月中に終わらせる予定です。9月末でアメブロの更新は終了、その後の廃止準備のためです。

 


朝から体調がよくなく、午後は半日休暇をいただきました。睡眠負債が溜まっていたようです。

夕方まで休養してかなりよくなりました。…が!!新型コロナウイルスが蔓延しているご時世ですし、ワクチンや治療薬がないのですから、体調を崩さぬように気を付けなければなりません。2週間後に福島遠征が控えていますので。

夕食は食べられるレベルに回復しましたが、まだ万全ではないです。オオクワガタが羽化ラッシュを迎えて記事も溜まっていたので、5月分の記事をHTML化するために作成しました。

新潟、青森産については、割り出して幼虫確認後に公開したいと思います。

5月分のHTML記事は全て作成し終えたので、残りは目次だけで、早ければ明日の公開となります。

2度目のノコギリクワガタ仕分け

今日は6月2日以来の出社日でした。コロナ禍で基本テレワークになったため、月1~2度ぐらいの出社でほぼ非常勤に近いです。

出社しないとできない仕事がほとんどなく、移動解禁で出社が基本になっても、自分はまだ出社解禁はされていない模様です。新型コロナウイルス抗体検査も重なったので、次は健康診断で確実でしょうが、ワクチンも治療薬もない現在、出社解禁は当分先でしょうか?

実際、今季は夏の東北遠征計画が立てにくい状況で、ようやく福島が決まったものの青森や新潟といった他地区は未定です。

 


オオクワガタ♀の産卵セットを中心に餌交換を終えたのち、先日採集したノコギリクワガタのペアを仕切り付きケースに入れました。デートの邪魔をしたカップルです(^^;

せっかくのデートを人間の私に邪魔されたうえで連れてこられましたからね…。仕切り1枚で隔てられてます。

今はまだ6月ですし、2年1化でじっくり幼虫を大きく育てたいので、産卵させるのは晩夏を見込んでいます。交尾させるのは8月後半の旧盆明け以降ですから、それまでには2匹に我慢して貰いましょう。

ライト点検

恒例の福島遠征が7月12~14日に決まりました。今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で決めづらく、都道府県をまたぐ移動制限が解けるのを待って問合せをしたのち、新潟の友人に伝えたりもしました。

例年なら1か月ぐらい前に決めて会社のチームメンバーにも予定を共有するのですが、今年はかなり遅くなってしまいました…。

 


遠征前にトランクルームに収納してあるHIDライトの点検もしました。バッテリーの残量も同時にです。

昨夏、青森遠征前にヤフオクで落札したもので、ワット数は55Wです。今年はレンタルの100Wに持参のHIDライトをプラスして155Wでの届け出です。

そのうち、福島採集時もレンタルに頼らず、自前でのライトになる時は来るでしょうか。最低でも100Wなら2つ必要で、いずれはもう1つのHIDライトを買う必要があります。55Wが2つなら110Wになります。

レンタルは50Wが2つなので、今年は3つで155Wになるなら、自前の55Wを3つ用意できれば165Wになります。ただし、あくまでも単純計算の話です。

バッテリー残量は100%、ライト点灯は問題ないことを確認しました。昨年9月の青森での反省から、灯火総研にアウトドアBOXを発注しました。

今年もオオクワガタを採集できるでしょうか!?

今季初の大歯型ノコギリ

福島採集の定宿にしているロッジへ新型コロナウイルスの影響も含めて問合せしました。7月に行けるかまだ分かりませんが、望みが出てきたといえるでしょう。

17日以来、6日ぶりに夜間採集に行ってきました。

 


山道のポイントでノコギリクワガタの♀を見つけました。20日にブリードで余った同一産地の余剰個体を放虫しているので、同一個体ではないか、帰ってから測定するためにキープしました。

帰宅後に測定したら28.1mmで、20日に放したものではないと確信しました。

 


山道を下り、都県境を越えて最初のポイントではスズメバチがいたので、写真さえ撮らずに撤退しました。女王バチでしょうか、やっぱり夜のスズメバチは怖いです。

次のポイントではノコギリクワガタが交尾していたので、撮影後に採集しました。よく見ると…♂が♀の背中に乗り、○○○を出して結合した瞬間でしたから、一瞬しか子種をプレゼントできなかったことでしょう。彼女とのデートを邪魔して悪かったですね。

 


ルアーケースへ入れるまでの間、地面に置きました。意外と大人しくじっとしていたので、ルアーケースへ入れることができました。デートの続きは連れて帰った後でゆっくりやっててくださいな。♂は今季初の大歯型です。

 


カタツムリが歩いていたので、珍しいなyと思い、撮影しました。結構でかいです。近年は本土産のカタツムリにも寄生虫がついていることがあると分かったので、不用意に触らない方がいいです。ちなみにカタツムリは虫ではなく、貝の仲間です。

すでに21時半を回っていたので、この後は撤収し、帰宅しました。

ヤフオク出品

梅雨寒での週明けスタートとなりました。今週は木・金曜日が出社日です。週中に会社で新型コロナウイルス抗体検査もあるため、確実に1日は出社となります。

 


ヤフオクにオオクワガタを2ペア出品しました。コスト回収はもちろんですが、飼育しきれないためとよりよい形を残すためです。

自然だったら幼虫時代にキツツキや寄生バチを中心とした天敵によって間引かれるので、増えすぎないようにバランスが取れているのです。ところが、人の手による飼育環境下では、病気以外の天敵がいる筈もないので、ほとんどが羽化してしまい、爆発的に増えることすらあります。

売るのが手っ取り早く、インターネットオークションもその一つです。

まずはWF1の69.3mm♂とF2の44.5mm♀を撮影しました。特に69.3mmの♂は羽化まで3年かかりました。

 


続いては♂65.4mmと39.5mm♀です。こちらは昨夏採集した桃子血統で初の出品となります。大あごがやや直線的で東北産の特徴が出ています。

菌床飼育なのに2年1化になりそうな幼虫もいますが…。こちらも続々♂が羽化してきそうなので、来年の種親以外ではあと1ペアぐらいは組めますが、♂単品での出品も考えなくてはいけませんね。

WF1が中心なのでやや価格を高めに設定しましたが、いくらで売れるでしょうか。

♂羽化ラッシュ

今日は午前中、LUMBERJACKへレンタルBOXの虫メンテに行ってきました。

 


先週、誤って掘り出してしまい、露天掘りとなった蛹が羽化していました。前翅は濃い赤になっていますが、まだ腹等に白いところが見受けられます。体がまだ固まっていないので、来週までそのままにしておくことにしました。

 


外から様子が見えず、羽化しているのかわからない個体もいるので、菌床を掘ったら…まだ幼虫しているのがいたので、階下の店舗で菌糸ブロックを買い、詰めて新しい菌糸瓶を作りました。

また、2年1化をやってしまった…のかと危惧しています。もし秋になっても幼虫のままだったら、11月以降に一旦持ち帰って屋外バルコニーで寒さを経験させるしかありません。3年1化になったものはそのようにして蛹化スイッチを入れることができました。

来週には菌糸が再生するので、交換して様子をみるしかありません。東北産と西日本産では飼育温度等の条件が異なる可能性があります。

 


桃子血統で1♂の羽化が確認されました。測定したら65mmちょうどでした。

 


十分固まっているとはいえ、まだ腹が赤いようですし、元の蛹室に戻しました。来週には正式に取り出し、ペアの組み合わせです。

母虫にあたる桃子はまだ生きており、産卵中なので、今季はどれくらいの幼虫が取れるでしょうか。仮に2年1化になっても、今季採卵物が鵜来年羽化すれば、ペアを組むことができます。

7月に向け、♂が羽化ラッシュを迎えた感じです。選考から漏れた何ペアかが旅立っていくのでしょうか。