福島遠征でのミヤマクワガタ

今日7月16日は21年前の1999年、寝台特急「カシオペア」がデビューしました。北海道新幹線開業で定期運行を終え、今は団体ツアー専用列車になっていますが、今年はコロナ禍の影響で、1月下旬の信州以来、稼働していません。ツアー旅行が中止になったためです。

 


先日の福島遠征で最も多く飛来したのはミヤマクワガタで、2晩でのトータルは13♂14♀でした。

乱獲しすぎると来年の楽しみがなくなるだけでなく、自然を守るため、3♂5♀だけ持ち帰って残りはリリースしました。

持ち帰り分を選別する際、特に2日目は12♂10♀だったので、雌雄2対ずつ、♂は蝦夷型と山型を1頭ずつ選びました。

蝦夷型は第一内歯がほとんどなく、北海道に多いといわれています。採集したのは福島県でも標高800mで、冬は雪が多量に降り積もることから、冷涼な環境であることがうかがえます。

 


次いで、山型です。初日の夜に採集した唯一の♂も山型です。基本型ともいわれ第一内歯がやや発達していますが、大あごを閉じると先端がくっつくことから判別しました。

今回採集した中に里型がいなかったですが、温暖化の影響で近年は北海道でも増えていることから、ノコギリクワガタの高山進出ならびに里型が増えてくるのでしょうか。

温暖化でノコギリクワガタが高山進出してくると、ニッチェ争いで立場が逆転するのか、あるいは共存するのか?

青森遠征時ではノコギリクワガタが立場的にやや優勢でしたが、両種が共存している感じでした。今はまだノコギリクワガタが少なくても、回を重ねていくと、ちょっとした資料ができるだけでなく、答えも出てくるでしょう。