旅立ちの準備

8月最終日は大気の状態が不安定で、夕方からは雷雨に見舞われました。

ヤフオクに出品していたオオクワガタのペアが即決落札され、代金が本日入金されました。

 


これにて、明朝の発送が決まりました。発送先は大阪府です。

在庫をまた1ペア減らせ、コスト回収に少しでも寄与したことになります。幼虫を育てるのは楽しいのですが、オオクワガタは長命なので、羽化した後は多くの成虫を抱える訳にはいきません。

飼育スペースやゼリー代のことも考えると、血統管理や将来のCBを得るための保険を考量して世話できる範囲内がいいということになるのです。特に今季から新潟と青森産のブリードも始まり、来週には新潟遠征です。

新しい飼い主の下で子孫を残してくれることを願わずにはいられません。

ミヤマクワガタ産卵セット

迷走していた新潟遠征が9月10~12日に決定しました。例年なら1か月以上前から調整しますが、今年はコロナ禍で状況を見極めなければならず、決めるのが遅くなりました。

今日も午後、炎天下の中をLUMBERJACKへレンタルBOX虫メンテに行ってきました。

 


到着後、ミヤマクワガタの産卵セットを開始。まずは産卵木2本のセットを作りました。ケース底に数cm程度堅詰めし、産卵材をセットしました。

 


マットで材をほぼ全て埋めて…

 


転倒防止に樹皮を敷き、餌ゼリーをセットして♀を放しました。これで1つ目のセットが完成しました。

 


続いて2つ目のセットです。昨日買っておいた材が思ったより太かったです。マットで全て埋めることはできず、頭が出るぐらいまででした。餌ゼリーをセットし…、

 


♀を放しました。材の頭が転倒防止材も兼ねているなら、これはこれでよかったかも知れません。

 


3つ目のセットです。もちろん、材は全て埋まらず、頭が出る程度でした。餌ゼリーをセットし…、

 


♀を放しました。これで今年の福島遠征で採集したミヤマクワガタは全て産卵セットを組み終えました。

時期的にも寿命が尽きかけています。高蛋白ゼリーで何とか延命はできていますが、あと2週間ぐらい早めにセットした方がよかったかも知れません。

成虫が全て死ぬのは9月末以降なので、余命いくばくもない状況下で産卵してくれるでしょうか。

菌糸詰め

9月前半を想定している新潟遠征の日程がほぼ固まりつつあります。

今日はミヤマクワガタ産卵セットの材購入を兼ねてLUMBERJACKへレンタルBOX虫メンテに行ってきました。

ミヤマクワガタ♀3頭の生存を確認後、1階の店舗で材と菌糸ブロックを買いました。

 


菌糸ブロックはLUMBERJACKオリジナル菌糸が欠品中のため、月夜野きのこ園の菌糸ブロックを買いました。

 


ブロックを崩し、瓶に詰めました。新しく作ったのは11本で、新潟産6頭と青森産5頭を合わせて数が合います。

菌糸が再生するまで、1週間かかりますので、菌糸投入は来週になります。

しかし、青森産5頭はまだ持参すらしていません。幼虫がまだ小さいのと、酷暑続きでしたからね…(´・ω・`)

9月になれば少し涼しくなるので、5頭とも、無事に生きているのでしょうか?6月下旬から2か月間ずっとテレワークで、仕事中に暑いときはクーラーを入れていましたし。

1日目の夕食

今日は団地内ネットワーク機器メンテナンスでネットが繋がりにくくなる可能性があるため、2か月ぶりの出社でした。知らない新顔もいましたが、2か月もテレワークで会社に行かなかったので、無理もないです。まるで浦島太郎気分ですよ…。

 


12時10分過ぎ、友人と合流し、車で福島県へ向かいました。入広瀬、只見経由です。もちろん、田子倉駅跡は入り口が封鎖された以外、変わっていませんでした。田子倉駅も秘境駅の1つでした。

途中のコンビニで友人は昼食と飲み物を買い、自分はもちろん飲み物を買いました。

夕方に宿泊先のロッジに到着、チェックインしました。夕食までブログ更新、お風呂に入ったりしました。

18時頃には夕食タイムです。ジビエ料理の食材は…鹿でした。全て残さず、美味しくいただきました。

夕食後はライトトラップ採集の準備です。今年は持参のライトとレンタルの組み合わせです。レンタルの機材を積み込み、18時30分過ぎには採集場所へ向かいました。

ばくだんおにぎり

今日の昼、新潟の友人に連絡したところ、9月第2週で月が半分以上欠ける10日あたりから行く予定とのことなので、新潟遠征に向けて調整の目途がつきました。会社へ休暇予定日は31日(月)までに決まる見通しです。

コロナ禍の影響で状況を見極めなければならず、調整が難しく、遅くなるとは思わなかったです。

 


お昼ごはんは、「ばくだんおにぎり」にしました。昨年10月に土樽で「カシオペアクルーズ」を撮影後、越後湯沢駅で帰りの新幹線に乗る前の空き時間を利用して、お昼ご飯にしていました。

今年も食べることになるとは思わなかったです。具材は昆布の佃煮にしました。

茶碗2杯分だけにあって、結構食いでがありました。みそ汁もついていますが、1個だけでもおなかがいっぱいになりそうです。

 


大爆おにぎりのサンプルが展示してあったので、これも撮影しました。

友人から連絡があり、まもなく到着するとのなので、トイレを済ませてから合流場所である東口へ向かいました。

E7系「とき315号」

今日も厳しい残暑でした。朝から部屋の室温が30度を超えていたので、仕事を始める前からクーラーをつけるしかありませんでした。前夜の寝不足でちょっと体調がすぐれませんでしたが…

遅くなりましたが、7月12日からの福島遠征の報告です。9月前半を想定している新潟遠征は不透明な状況です。

 


旅の始まりは東京駅からで、10時15分発の「とき315号」です。昨秋の台風19号で千曲川堤防決壊による浸水被害でE7系・W7系が合計10編成廃車となり、車種変更もあり得ましたが、今年も変わらずE7系でした。

現在、上越向けに製造中のものを北陸用に転用し、一部はJR西日本へ賠償分として譲渡、その間上越はE4系Maxを延命および、東北へのE5系投入でねん出されたE2系転用が考えられるでしょう。

車内は…新型コロナの影響で1車両に10人程度でした。昨年同時期では考えられなかったことです。

 


11時35分、越後湯沢駅に到着しました。友人から連絡があり、仕事の打ち合わせで遅れるので、先に昼ご飯食べてくださいとのことでした。

少し撮影した後は改札を出て、駅ナカで少し早めの昼食にしました。

アカアシクワガタ同居開始

今日は公私共に色々とバタバタした1日でした。GF(仮)での部活対抗戦期間中のため、第2試合が20時30分に過ぎてもやることが多く、夜間観察に出られたのは21時を過ぎてからでした。しかし、季節の変わり目なのか虫は少なく成果は得られませんでした。

 


22日のLUMBERJACKレンタルBOX虫メンテでは、ミヤマクワガタの産卵セットをした後、アカアシクワガタのWf1ペアを同居させました。

ブリード個体なので、もちろん未交尾です。材産み種なのですが、高地に生息するため、暑すぎると産卵しないことがあります。平地種とは違い、産卵できる温度の上限が低いようです。

過去にミヤマクワガタのブリードに失敗した時、熱帯夜がないような環境でないとダメだということがわかりました。産卵適温は20度くらいで、上限は25度程度です。

今はレンタルBOXで温度管理ができる環境がありますので、真夏でも産卵できないことはないですが、暑さが和らぐころを見計らって産卵セットするようになりました。

1~2週間程度は同居させますが、早く産卵材を用意しないとだめですね…。

東京都産ノコギリクワガタ産卵セット

処暑を迎え、最初の週明けとなった今日はテレワーク業務終了後、東京都産ノコギリクワガタの産卵セットをしました。もちろん、近所産です。

 


まずは昨日から材を加水しておき、水切りせずに樹皮を剥きました。

 


マットは一昨日(8月22日)のLUMBERJACKレンタルBOXメンテ時に買ったのですが、結局は使わずにそのまま残りました。

 


ケース底から5cm程度堅詰めにし、材をセットしました。

 


材をセット後はマットでほぼ全て埋めました。少し頭が出るくらいでも構いません。

 


転倒防止材代わりに樹皮を敷きました。剥いた樹皮のリサイクルにもつながり、一石二鳥です。

 


餌ゼリーをセットして、それぞれのセットに親虫を放しました。左写真が近所産で採集時期から交尾済と判断して♀単独で入れました。

右写真は旧フィールド産で、シーズン初期に採集したので未交尾の可能性があり、ペアで入れました。1週間程度で♂を隔離予定です。

近年は盛夏時の猛暑から、カブトムシやノコギリクワガタといった土産み種は処暑前後に産卵セットすることが多くなりました。自然下ではもう残り寿命がわずかな状況です。いかに高蛋白ゼリーを与えて延命するかがカギですね。

秋が深まり、成虫が死んでから取り出しますが、成否は早くても11月頃になりそうです。

日中観察

今日は雲が多く、午前中はほぼ曇りだったので、鳴く虫を日中に探すにはちょうどいいかと思っていましたが…。

よこやまの道に入って最初のポイントではキイロスズメバチが周辺を飛び回り、観察どころではありませんでした。

都県境を越えた山道では樹液ポイントに虫はほとんどいませんでした。再び都県境を越え、最後に回ったポイントでは…

 


なんと!!カナブンがいっぱい集まっているではありませんか。幸い、うるさいスズメバチはいません。おかげでゆっくり写真を撮れます。

 


折れ口付近ではカマキリがいました。根元付近に脱皮殻があり、昨夜までのうちに羽化した模様です。

 


カマキリを反対側から狙ってみましたが、うまく撮れないものですね。。。よく見ると泡立っているではありませんか!?蝶が早速吸っています。

この後はこのポイントで採集したノコギリクワガタのペアをリリースしてからホームセンターへ立ち寄り、スズムシ用の野菜ゼリーを買ってから帰宅しました。

ミヤマクワガタ産卵セット・1

明日は雨模様の天気になるため、今日のうちにLUMBERJACKへレンタルBOX虫メンテに行ってきました。

 


前日の夕方までにカブトムシの幼虫の糞を天日干しで乾燥させ、クヌギマットを混ぜて破砕しました。テレワークが終わった直後に着手したものの、全部破砕し終えるまで1時間近くかかりました。同時に材の加水仕込みもしておきました。

 


1階の店舗でケースを買い、2階に上がりました。まずはケース底から5cm程度型詰めしました。

 


材は樹皮を剥いてセットしました。中サイズなので3本入れればよいと判断しました。

 


産卵材を全て埋めました。…が!!万が一マットの不足に備えてマットも買ったのですが、カブト幼虫の糞破砕マットで足りました。10L袋で買ったんじゃ、帰りは自転車の前かごが重くて大変でした。

 


転倒防止材として樹皮を敷き、餌ゼリーをセットして♀を放しました。今回のセットに放したのは7月13日採集ものです。連れて帰ってから♂と同居させていませんでしたが、一応大丈夫でしょう。野外採集ものなら無理に雌雄同居させなくてもいいかもしれません。

8月も下旬となり、残り寿命はいくばくもなくなっている筈です。高蛋白ゼリーを与え、セットぎりぎりまで単独飼育としたので、なんとか延命できています。涼しくなるまで延命させることも産卵成功のカギではないでしょうか。

7月12日採集ものがまだ3頭いるので、来週以降にセットします。