2020年備忘録【後編】

今年もあと僅かとなりました。後編は7月以降について振り返ります。

7月…7月12~14日に福島遠征。秘境駅・男鹿高原駅も訪問。オオクワガタは採集できず、福島での連続採集記録が途切れる。コロナ禍のため、夏休みイベントは中止となり、50頭近く羽化したカブトムシを採集地へ戻さなくてはならない事態が生じた。

 

8月…夏休み恒例の青森遠征はコロナ禍で中止。近所産スジクワガタを発見した。

 

9月…青森の代替として10~12日に新潟遠征。新潟県産オオクワガタを初採集。ほくほく線にて美佐島駅を訪問した。

 

10月…「カシオペア信州」が運転され、1月以来9か月ぶりにカシオペアを撮影した。長野県内にて撮り鉄が撮影の邪魔になるからとリンゴの木を伐採し、問題になる。

 

11月…特にこれといったトピックスは無し。10日にインフルエンザ予防接種後、毎週木曜日に週1の出社となる。

12月…新型コロナ感染拡大の影響で忘年会は中止。地元のグリーンボランティア団体に入会した。

 

新型コロナウイルス感染拡大の影響で行動が大きく制限され、撮り鉄活動は少なめでした。一方で、185系踊り子の引退が近づくにつれ、非常識な乗り鉄が列車の窓から手や物を出して撮影妨害する事態まで起こっています。

撮り鉄を始めた20数年前はのびのびと撮影できたのですが。非常識の輩が増えたのは残念でなりません。

来春には特急「踊り子」が全てE257系に統一され、2月には有給休暇を取得して静岡県で富士山バックに撮影も考えていますが、撮影妨害に遭うことなく穏やかに撮れるでしょうか。

まもなく迎える2021年。新型コロナに振り回された1年ですが、どんな年になるのでしょうか。

今年も大変お世話になりました。

来年もよろしくお願いします。

2020年備忘録【前編】

コロナに振り回された2020年もあと1日です。年末恒例の備忘録で今年1年を振り返ります。

1月…25日に「カシオペア信州」の運転があったが、撮影失敗。13日の里山自然観察時にはオオスズメバチの越冬成虫を発見することができた。

 

2月…これといったトピックスは無し。新型コロナ感染拡大により、感染対策が会社でも始まった。

3月…ダイヤ改正で特急「踊り子」にE257系が投入され始め、185系と共に撮影。新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛要請もあり、現状ではまだ1度しか撮影していない。

 

4月…緊急事態宣言が出され、GW前にテレワークが始まった。テレワー開始前、通勤時に小田急の新5000形に初乗車。

 

5月…緊急事態宣言下でテレワークのため出社日が初めてゼロに。この後、7・9月も出社日がゼロとなった。

6月…新型コロナウイルス拡大の影響で樹液採集シーズンの開始が遅れ、6月からとなった。

 

明日の後編は7月以降について振り返ります。

オオ&ノコギリ幼虫餌交換

今日は仕事納めでした。明日から来年1月4日まで6連休です。

一昨日(12月27日)、午前中にLUMBERJACKへ行ってきました。オオクワガタ幼虫の菌床交換とノコギリクワガタ幼虫の引っ越しが中心でした。

まずは1階の店舗にてマットを買いました。

 


オオクワガタ幼虫を最初に菌床から取り出し、体重測定しました8gなのと頭の大きさから♀と判定、800㏄菌糸瓶へ引っ越しました。

 


続いて2頭目です。体重測定の結果、9gでしたが頭が大きいので♂と判定、1400㏄瓶へ引っ越しました。

 

ここで一旦、オオクワガタ幼虫の菌床交換を中断し、菌糸カスをマットに混ぜてタッパーへ詰めました。根食いなので劣化菌糸を食べさせれば大きくなりやすいのですが、オオクワガタ幼虫の菌床交換が遅れたため、ほとんどオガコ状態になっていました。

50頭中40頭はヤフオクで放出し、残った10頭のうち、4頭は死亡または行方不明になったので6頭に減少しました。まあ、育てやすい数に減ったのでよしとしますか…。羽化後に売りに出してもたいした額にはならないですし。

 


オオクワガタ幼虫の菌床交換を再開、3頭目は16gで♂でした。伸びしろは…ですね。次回交換時に20g越えてくれれば70mmオーバーは期待できそうですが。

 


引っ越し後の幼虫です。左が♀、右が♂です。

 


続いて交換を実施、9gなのと頭の大きさから♀と判定しました。

 


こちらは13gで♂と判定しました。結果として3♂3♀の交換を終えました。持ち帰っての寒さ経験は年明け以降になりそうです。そうしないと幼虫期間が2年に延びてしまうことがあります。

新潟や青森産もまだですし、特に青森とか東北産は冬の寒さが必要でしょう。新潟産の場合、東北よりは暖かい方でも、雪が多量に降り積もる山間部の場合は寒さ経験が必要になるのでしょうか。まだ未知数なところもありそうです。

E5系+E6系カップリング

今年の勤務日は明日を残すだけとなりました。明日の仕事納めは出社です。

2月、飛び石連休の谷間に休暇を取得し、静岡県へ「踊り子」撮影に行く方向が決まりました。E257系置き換え前に富士山バックに撮りたいのはもちろんですが、最近問題になっている列車の窓から手や物を出しての撮影妨害に遭わないことを祈るだけです。

列車の窓から顔や手を出せば、接触事故の危険がありますし、本人に何の得があるのか理解できません。万が一、電柱等や複線区間での対向列車と接触したら、誰がどう責任を取るのでしょうか。非常識な鉄オタが増えているのは残念なことです。

 


※E5系+E6系「はやぶさ・スーパーこまち12号」/東北新幹線東京駅にて

盛岡で「はやぶさ12号」と連結し、東北新幹線を最高時速300km/hで南下しました。在来線区間では最高時速は130km/hどまりですが、東北新幹線区間はフル規格新幹線ですから、高速走行が可能なのです。

秋田から3時間58分かかって東京に到着しました。4時間を切ったことになります。来春からの最高時速320km/h運転で、更に10分程度短縮される見込みなので、速達タイプでなくても、東京~秋田間の所要時間が4時間を切るのは間違いないでしょう。

E5系とE6系の連結部は家族連れが多く集まって記念撮影をしていたので、1カットしか撮れませんでした。お盆休みも後半で、Uターンラッシュが始まっているので致し方ないことです。

撮影後は通勤電車に乗り継ぎ、帰宅しました。

結局、オオクワガタは採集できませんでしたが、青森に2泊、秋田に1泊のスケジュールだったので、昨年(※2012年)までより充実した遠征となりました。

これにて2013年8月の東北遠征報告は完結と同時にアメブロより移転完了しました。

30・31日は毎年恒例の備忘録で、2013年前半期の遠征記移転は1月5日から再開します。

E6系初乗車

今日は午前中、LUMBERJACKへ行き、レンタルBOXの虫メンテをしました。オオクワガタとノコギリクワガタ幼虫中心でしたが、その報告は後日とします。

 


※E6系「スーパーこまち12号」/秋田新幹線秋田駅にて

秋田へ戻った後は喫茶店で遅い昼食にし、ロッカーから荷物を取り出した後はみどりの窓口で東京までの乗車券を買い、新幹線ホームへ入りました。

13時55分ごろ、E6系「スーパーこまち12号」が入線しました。これに乗って東京へ帰ります。

秋田発車時点では、E5系と連結しない17号車が先頭になります。大曲で方向転換するためです。

 


※グリーン車

指定席はグリーン車です。E5系「はやぶさ」の時もそうですが、E6系初乗車もグリーン車となりました。

座席は本革らしく、黒で高級感があります。肘掛が薄く感じられたのは、在来線サイズで車体幅が狭く、通路スペース確保のためでしょうか。

通路のカーペットは黒に近いグレーで、黒の座席シートと一体感を出すことにより、高級感を醸し出しています。

 


※シンボルマーク

E6系のシンボルマークです。秋田地方出身とされる小野小町をイメージしたシルエットで、320km/hの風をウェーブで表しています。まるで風にたなびく女性の髪をイメージしているようです。

 


※E6系「スーパーこまち12号」/秋田新幹線秋田駅にて

グリーン車となる11号車です。こちら側がE5系と連結しますが、秋田発車時点では最後尾です。

発車時間が迫ってきたので、車内に戻りました。14時10分、定刻どおりに秋田駅を発車しました。

道川駅に進入する「いなほ1号」

今日は午前中、地元のグリーンボランティア活動に参加しました。主に広場の清掃や機械整備でした。次回活動は年明けの1月9日です。

 


※485系特急「いなほ1号」/羽越本線道川駅にて

暑さを考慮してチェックアウト時間を9時30分ごろと遅めにしました。ホテルの送迎バスで秋田駅へ行き、ロッカーに荷物を預けました。

列車まで時間があるので、銀行を探して破れかかった1000円札を交換して貰いました。お札が敗れた場合、残存割合によって交換してもらえる金額が全額か半額かで変わります。ただし、残存部分が5分の2未満だった場合は交換して貰えませんので、注意が必要です。

岩城みなとまでの切符を買ってホームへ入り、羽越本線電車に乗りました。ところが…!!

発車時刻を過ぎても発車しません。20分遅れて発車しました。秋田新幹線が徐行で遅れているため、接続待ちのためでしょうか、電光掲示板でも案内はしてほしかったです。

この遅れで交換駅が変わり、道川駅で特急と交換することになり、急遽カメラを取り出して待ちました。11時50分、特急「いなほ1号」が駅に進入し、通過していきました。

定時なら折渡駅あたりで交換することになっていたでしょう。本当は逆光で光り輝く夏の日本海バックに撮りたかったです。次の夏に来る頃には全てE653系に置き換わってしまっていることでしょう。

485系「いなほ」のカウントダウンが始まった今、大雨の影響をもろに被った格好となってしまい、残念でなりません。次の冬には日本海に沈む夕日バックに撮りたいですが、叶うでしょうか…?

この後は1時間後の電車で秋田へ戻りました。

早朝の寝台特急「あけぼの」

今日はクリスマスです。欧米諸国等では今日から来年の1月1日まで1週間程度のクリスマス休暇になっている国が多いそうです。仕事始めは1月2日からで、日本とは正反対です。日本は年末から年始にかけて1週間程度休み、仕事始めは1月4日か5日です。

会社は29日が仕事納めで30日から1月4日まで、来年の仕事始めは1月5日からで、今のところ変わりありません。政府が新型コロナウイルス感染対策で1月11日まで延長要請しても、多くの企業がすぐに対応できる筈はありません。「今のところは…」と表現したのはそのためです。

 


※寝台特急「あけぼの」/羽越本線羽後亀田~岩城みなと間にて

最終日の朝は5時前に起きて秋田駅から始発電車に乗って岩城みなとへ向かいました。

6時05分到着、対して寝台特急「あけぼの」通過は6時20分ごろです。時間的にぎりぎりです。撮影地の跨線橋には数分程度で着きました。

ゆっくり構図を考える暇などありません。2月中旬にここで特急「いなほ」を撮影しているので、一発でレンズ及び構図を決めました。

8月中旬なので太陽は夏至の頃より低くなっています。夏至頃でしたら、もう少し太陽が高く日が当たっている範囲は広かったかも知れません。

6時20分頃、寝台特急「あけぼの」が通過してきました。羽越本線で日本海バックに「あけぼの」を撮りたいのは長年の悲願で、現在の羽越本線経由に経路変更してから16年後、ようやく悲願が叶いました。

撮影後は後続の電車で秋田へ戻り、朝シャワーを浴びてから朝食にしました。

羽越本線にて

今日はクリスマス・イブです。2010年まではクリスマス前後に新潟で過ごすのが通例になっていましたが…。

今は磐越西線SLクリスマストレインの運転が12月初旬になってしまい、降雪前なのでホワイト・クリスマスを楽しむ機会がなくなりました。雪の中を走るSLだけでなく、ホワイトクリスマスも楽しみでしたから。

磐越西線沿線の雪はかなり意地悪で、降る時は降りすぎてしばしば倒木障害を起こすことも多いです。

 


※583系甲子園応援列車/羽越本線岩城みなと~羽後亀田間にて

定刻より15分程度遅れて発車しました。30分程度で羽後亀田に到着しました。ここから30分程度歩いて羽越本線とのオーバークロスに到着しました。

ここで「いなほ」を待ちます。日本海が見える方とは反対側で待ったのですが、予想より遅れていたらしく、5号を撮り損ねました。もう折り返しの10号しかチャンスはなく、待っている間に583系の甲子園応援列車が来てびっくり!!

サプライズな気分になりました。そういえば、甲子園で高校野球選手権をやっていますね。

 


※485系特急「いなほ10号」/羽越本線岩城みなと~羽後亀田間にて

17時過ぎ、秋田からの折り返しの「いなほ10号」が通過しました。リニューアル車でしたが、いよいよ9月28日からE653系への置き換えが始まるので、贅沢は言ってられません。

撮影後は羽後亀田駅から電車に乗って秋田へ向かい、予約したホテルにチェックインしました。

秋田へ…

今日は平成の天皇誕生日でした。昨春の皇位継承で31年ぶりに平日に戻って2回目はテレワークでした。明日は週一の出社日です。

 


※E5系「やまびこ56号」/東北新幹線盛岡駅にて

八戸、二戸、いわて沼宮内の各駅に停車して50分で盛岡に到着しました。「こまち73号」に乗り換えて秋田へ向かいます。

12番線にE5系「やまびこ」が停車していたので撮影しました。盛岡駅新幹線ホームは11・14番線が外側線、12・13番線が内側線になっており、このうち内側線は盛岡発着列車が使用しています。

30分ぐらいの間があるため、コンコース階に下りてコンビニ「NEWDAYS」で昼食を買いました。

隣のホームへ移り、「こまち73号」に乗りました。定刻より少し遅れて「はやて73号」と分割して盛岡駅を発車しました。

在来線に下り、秋田へ。途中、田沢湖線で徐行運転があり、秋田には定刻より25分程度遅れて到着しました。

 


※E6系「スーパーこまち12号」/秋田新幹線秋田駅にて

隣にはE6系「スーパーこまち12号」が停車していたので撮影しました。駅で停車中のE6系を撮影したのは初めてです。

 


※E6系「スーパーこまち12号」/秋田新幹線秋田駅にて

側面の表示機です。LEDなのでシャッタースピードを遅くしないと止まってくれず、撮影に苦労しました。

英語と日本語が交互に表示されているので、撮影のタイミングも難しいです。

「スーパーこまち」の愛称は2014年春までの期間限定なので、撮影しました。秋田新幹線が全てE3系からE6系に置き換えられ、愛称は「こまち」に戻されるそうです。

1996年、北上線に颯爽とデビューした特急「秋田リレー」が1年間限定だったのと同じように、貴重な一コマとなっていくことでしょう。

この後は、改札を出て自動券売機で羽越線に乗るための切符を買いました。

七戸十和田駅にて

例年ですと今日が冬至ですが、今年はうるう年なので昨日でした。1992年から2027年までは西暦を4で割り切れる年、つまりうるう年が12月21日冬至となります。ただし、2025年は不確定だそうです。

ヤフオクで目をつけておいた商品を落札しましたが、開始当初より3倍近く値段が高くなるとは思わなかったです。競合者つまりライバルは1人でしたが、相手側も動向を監視していたということでしょう。

 


※七戸十和田駅

約1時間でバスは七戸十和田駅に着きました。起点から終点までバス乗客は自分1人のみでした…。

バスを降りた後、新幹線まで時間があったので駅舎を撮影しました。“八甲田を望む大地の息吹と歴史を感じさせる駅”としてデザインされたそうです。

駅に入ると、秋田までの乗車券と特急券を購入しました。えきねっとで指定席を予約しましたが、直前まで買っていなかったのは、大雨で田沢湖線が不通になった影響で、いつ復旧するかは分からなかったからです。

きっぷを購入後はホームに入りました。

 


※七戸十和田駅ホーム階

通過線を持たない2面2線の相対式ホームです。新幹線が高速で通過するため、乗客の安全を考えて可動式安全柵が設けられています。

また、雪対策としてホーム全体が屋根ですっぽり覆われています。一ノ関以北の駅は全て全覆上屋になっているのです。

10時45分、「はやて30号」が入線してきました。盛岡まで50分足らずの旅路です。