新緑の里山(4月11日)

今日で4月は終わり、明日から5連休です。2年前は退位の日で、平成が終わった日でもありました。儀礼を済ませても、24時…すなわち日付が変わる瞬間までは在位したことになります。このためSGWと呼ぶにふさわしい10連休でしたね…。また、現憲法下では初めて天皇誕生日がない年でもありました。

かなり日が経ちましたが、11日の午前中にも近所の里山で自然観察しました。

 


まずはカントウタンポポです。春だけに咲く日本古来のタンポポでまだあちこちの咲いていました。都心部では帰化植物の割合が多く、郊外となるこちらまだまだ自然が多い証ともいえるでしょう。

 


雑木林の林床です。前日のボランティア活動で下草が刈られ、すっきりしています。なんだか雑木林の中が明るい感じがします。

 


都県境を越えた先では足元で木の芽がでていました。どんぐりからの芽吹きですが、夏が近づくにつれ新緑が濃くなり、日が当たらなくなってくるので、日照不足で枯れる運命にあります。

 


タマノカンアオイです。50年前まではギフチョウが食草にしており、かつて生息していたことを伝える承認でもあります。宅地開発だけでなく雑木林の放置によって下草が育ちすぎて生息に適さなくなったことも一因のようです。

東京都では主に多摩ニュータウン開発で多摩丘陵からは絶滅したとされています。神奈川県では絶滅危惧IB類として環境庁のレッドデータブックに登録されています。

葉が食われていないことと、東京都と都県境を接しているので、こちら側でも50年ぐらい前に絶滅したと考えてよさそうです。

 


スミレです。タチツボスミレでしょうか。

 


帰り際に撮影した里山です。神奈川県側では比較的自然が多く残されています。雑木林が減りつつある旧フィールドよりは比べものにならなさそうです。市街地化調整区域に指定されているからなのでしょう。スジクワガタが生息できているのも納得です。

 


来た道を戻り、東京都側に帰ってきました。この時点で左側の林床はまだ草刈りされていません。

お天道様が高くなったので、撮影後はそのまま帰宅しました。