GW明け後の里山

今日は午前中、グリーンボランティア活動でした。今回も林床の草刈りに参加、枯れ枝の片づけおよび刈草集めでした。

 


3月下旬にカシナガキクイムシの被害で倒木があったところでは、同月末有志によって撤去されました。根元から倒れており、チェーンソーで切断のうえで撤去で、よく見ると虫の食い痕がわかります。

シロスジカミキリ等生木を食う虫は幼虫が坑道を掘ることでやがては木の強度が下がり、強風で倒れたりします。このことから林業上の害虫とされることが多いですが、「益虫」「害虫」は人間の都合によって分けられているだけで、雑木林の新陳代謝を促す役割があるのです。

ただし、全国的にカシナガによるナラ枯れの被害拡大は人間が雑木林を利用しなくなり放置が進んだ結果ともいえるでしょう。

 


前回草刈りしたエリアではすでに新しい草が生え始めています。刈り込み前はアズマネザサが生い茂っており、他の植物が入り込む隙がなかったといっても過言はありません。

今のグリーンボランティアができたのは20年前の2001年で、雑木林の放置からこの時点で30年経った計算となります。もし、今まで50年も放置されていたらどうなっていたことでしょうか。100年で照葉樹林に変わってしまうのはもちろんですが、その過程で植物相は違っていた筈です。もちろん、生物相も変わってしまいます。

改めてよく見ると雑木林の中は明るく感じるものです。照葉樹林だったら年間を通じて暗くて変化が乏しかったことでしょう。