ナラ枯れ対策

今日は嬉しい知らせとして、エンマコオロギの赤ちゃんが孵化したことが確認されました。しかし、クマスズムシの方は枯れ草の茎に他の虫が入っていたらしく、卵は食べられたようです。また秋になったら成虫を探すしかありません。

昨日(5月22日)のグリーンボランティア活動にてナラ枯れ対策を実施しました。

 


ただし、他の参加メンバーは草刈り、階段補修等があり、ナラ枯れ対策は班長指揮のもと、3人1チームでやることにしました。

被害木は木屑がでています。ただし、市の委託業者による伐採対象木は30本、それ以外の48本は不織布を巻くことになりました。

 


まずは2本実施しました。斜面でやりづらかったですが…。不織布で羽化脱出してくる新成虫を絡め、捕殺するものです。不織布を食い破る可能性もありますし、様子を見ながらビニールを巻くこともありえます。

 


甘味休憩の時間が迫り、斜面の上を登りました。切り株が目についたので撮影しました。18日から業者伐採が始まった様です。

切られて常置された切り株からひこばえが生えてくることもありますが、このまま枯れる可能性もあります。枯れて朽ちた場合、ノコギリクワガタやヒラタクワガタといった根食い系のクワガタ幼虫の餌になります。

 


断面をよく見ると、小さい穴があります。これがカシナガキクイムシの穿孔穴です。

 


これから不織布を巻く被害木から樹液が出ており、ダンゴムシが来ていました。…が、ナラ枯れ対策のため樹液ごと不織布を巻くので、撮影しました。

 


さらに2本ナラ枯れ対策を実施しました。今回は48本中4本で12分の1です。

 


遊歩道に近い木にはこのような看板を取り付けました。通行人から見たら異様に見えるためです。

 


後半は草刈りしているメンバーのお手伝いです。業者伐採が進んでおり、高木は少しずつ切っているのが分かります。高木はおそらく50年以上は経っているのでしょう。

 


業者伐採した木は一定の長さに切られ、保管されていました。このままだと成虫が切り口の穴から脱出もあり得るので、償却処分になるでしょう。木が少なくなった分、すっきり感が増えています。

本来、薪や炭焼きで20年に1度は伐採し、萌芽更新していたんですけどね…。足元がすっきりし、萌芽更新で若返らせる…これが本来の雑木林のあるべき姿ですが。

 


作業が終わり、戻る途中で撮影しました。班の活動区域外なのでアズマネザサが生え放題です。本来の姿と放置されている現状が混在しているようですね…。

来週には臨時活動です。秋には不織布を撤去し、効果を検証する予定ですが、どれくらいのカシナガが掴まるのでしょうか…?