4月最終日は好天に恵まれました。33年前の今日は北海道で「長大4線」のうち、名寄本線、標津線、天北線が廃止された日です。これら3線は翌日からバス路線に転換しています。国鉄再建法により廃止対象として特定地方交通線にしていされたものの、100kmを超える営業路線であることと、代替道路が未整備だったこともあって一時は廃止保留になっていました。
特に天北線は急行列車が走っており、路線廃止日まで運転されたことが特筆されます。急行「天北」は天北線廃止後は宗谷本線経由に経路変更されて急行「宗谷」に編入されました。
利用客が少ないのはもちろんですが、冬は除雪費がかかるとの理由で仮に第三セクターで残しても年間数億円の赤字が出るために断念、廃線バス転換となりました。池北線だけは輸送密度が高く、6月に第三セクター「北海道ちほく高原鉄道」に転換されましたが、人口減少等で赤字額がかさみ、17年後の2006年4月に廃線となりました。
昭和から平成に変わったばかりで当時は中学生でしたが、もう33年経ったということはそれだけ年取った訳で、遠い昔の様に思い出されます。
8月に青森遠征の方向で検討中ですが、過去の灯火採集について検証していきます。最初の強力ライトは灯火総研製で、30Wと50Wの切り替えができ、バッテリー内臓式でした。しかし、持続時間が短く、50W時では1時間しかバッテリーがもちませんでした。
節約するため30W使用が多く、それでも持続時間は1時間半でした。2017年は雨に見舞われ、様々な方法を試みましたが、思ったほどの成果は上げられませんでした。
この年の秋にはヤフオク出品して手放してしまいました。
2019年晩夏には新しいライトをヤフオクにて落札し、同時にAmazonで外部電源を購入しました。55Wとなりワット数はパワーアップしました…が、4時間も持たずに3時間半で切れました。これはのちの実測値で判明しました。
照射時間が長ければ成果も上がるのですが、時期は9月。夜の気温も8月よりは若干下がっています。
1つしかなく1方向にしか照らせなかったので狙った虫の誘導が難しいことを証明してしまいました。2つになると明るくなる範囲も広がる筈です。
翌2020年以降の福島遠征時には持参しており、複数台あれば成果が上がる可能性が出ることを証明しています。
青森県産オオクワガタを自力採集できる日は来るでしょうか。