みどりの家

6月最終日も酷暑でした。通常の出社日で昼休憩で外食に行った時は厳しい暑さでした。この酷暑も週末までです。週末までの辛抱かな…?

 

みどりの家
25日は第6回グリーンボランティア講座でした。梅雨時とは思えない晴天で猛暑の予報が出ていました。

集合場所は鶴牧西公園のみどりの家です。とはいっても休憩施設ですが。。。エアコンはなく、数台の大型扇風機が稼働していました。

午前中は大学教授を招いて講義が行われていました。木は老木になると光合成量が減り、収支のバランスが崩れて衰退していくのです。老木より若い木の方が光合成量が多く、炭素固定もその分望めます。

萌芽更新もその一つで、木を若返らすには有効なのですが、老木の場合は萌芽力が弱まっているので、萌芽更新は望めず、苗木を新しく植えるしかありません。

途中、休憩も挟みましたがやはり暑かったです。予定時間を少しオーバーして昼食休憩時間になり、一度駅の方へ向かって飲料水を買ってから昼食としました。

タマムシ

今日も酷暑の1日でした。テレワーク業務終了後、飲料を買いに行った帰り、団地の階段踊り場にてタマムシを見つけ、保護しました。

 

ケヤキ エノキ
ネットで調べるとケヤキまたはエノキの葉を食べるとのこと。採集した場所と同じ種類の木でないと食べないようで、どっちを食べていたかはわかりません。とりあえず両方取ってきました。

エノキは近所の公園に1本あるだけで、ケヤキが多数です。採集される前は多分、ケヤキを食べていた可能性が高いです。

 

タマムシ
採集したタマムシの成虫です。裏返してお腹の先が分かれていれば♂、そうでなければ♀で、調べたら後者でした。

野外採集した♀は持ち腹…交尾済がほとんどです。しかし今はまだ6月。発生初期のため未交尾の可能性もあります。発生後期ならほぼ100%交尾済とみていいですが、いずれは♂を採集する必要が生じるかも知れません。

 

飼育セット 飼育セット
飼育ケースに餌と一緒に入れました。今はどちらを食べるか見極め、産卵セットも考えないといけません。ブリードは難しそうですが…。

花金の夜

今日は梅雨明け後初の出社日でした。昼休憩時は外食でしたが、外に出ると暑かったです。この暑さですから、なんちゃって駅弁は梅雨時を経て秋までお休みとしています。

 

コクワガタ♂
花金の夜は出撃が遅れましたが、夜間樹液観察をしました。まずはコクワガタの♂を発見、小型個体でした。

 

コクワガタ♂
都県境を越えたポイントにて網を使用、早速入ったのは…

 

コクワガタ♂ コクワガタ♂
コクワガタの♂でした。キャッチ&リリースしましたが、すばしっこくてなかなか写真を撮らせてくれません。新しいひっかけ棒に交換して初成果です。

 

ホタルブクロ ホタルブクロ
ホタルブクロです。お隣の稲城市ではヤマホタルブクロが混棲しており、鰐の部分をよく見ないと区別が付きません。ですが、両者の種間雑種の可能性もあるらしく、混棲地ではよくあるのかもしれません。一般にホタルブクロは平地、ヤマホタルブクロは山地に自生すると言われていますが…。スジクワガタがいるぐらいですから、生えていてもおかしくはなさそうです。

 

コメツキssp
目的地に着きましたが、めぼしいのがいないため、来た道を戻りました。蛾やコメツキムシの一種がいたぐらいです。種名はわかりません…。

 

ヤブキリ ヤブキリ
ヤブキリがいたので撮影しました。鳴く虫の一種ですが、肉食傾向が強く、顎もクワガタの♀並みに噛みつく力が強いので、噛まれたら血が出ることがあります。虫かごがないので撮影だけで見送りました。

この後はまっすぐ家路につきました。

新潟産幼虫引っ越し

今日は九州南部、東海、関東甲信越地方で梅雨明け宣言が出されました。史上最速の梅雨明け、梅雨期間も最短でした。東京では平年の半分未満しか雨が降りませんでした。28年前の1994年渇水も梅雨期間に平年の半分以下しか雨が降らなかったのが原因ですので、水不足が懸念されます。

 

オオクワガタ幼虫 菌糸瓶
先日見つかったオオクワガタ幼虫を同時に持って行き、菌糸瓶へ引っ越しました。昨秋に割り出した時に取りこぼしたようで、数か月もよく破片の中で生き延びれたものです。材の破片を食べてつないでいったことでしょう。

材に栄養分があまりないのか、サイズは小さいです。3齢初期サイズでしょうか。菌糸瓶を作りすぎて余っていたので、これを使用することにし、幼虫を投入しました。

劣化し始めていますが、背に腹はかえられません。ある程度劣化したらノコギリクワガタ幼虫の餌にでもしようと思っていましたが。

見た目の大きさで雌雄判別しましたが、これで確証はもてません。羽化は秋口になりそうですが、大型化は難しいでしょう。50mm台後半で羽化してくれれば上等ですが。

避暑

今日も季節外れの猛暑でした。明日には関東甲信越で梅雨明け宣言が出される見込みです。もし梅雨明け宣言が出されると、関東甲信越では6月中では2018年に続いて2度目となります(2018年の梅雨明けは6月28日)。

 

オオクワガタ産卵セット
同じオオクワガタでも青森県産は暑さに弱い可能性があるため、LUMBERJACKレンタルBOXに持って行きました。

コバエ防止シートが破られているため、新しいケースへ移して再セットです。

材の水分はある程度保たれていますが、オオクワガタが乾燥に強いといっても、水分は必要です。人間を含めたすべての生物は生きていくのに水は必要不可欠だからです。

昨シーズン、青森産が産卵しなかったのは材が堅すぎただけでなく、暑さの可能性もあります。5月中にセットすれば温度管理無しで産卵してくれるでしょうが、今年は遅かっただけでなく6月中に梅雨明け発表される見通しです。

関東甲信越を除き、東北南部までは6月中の梅雨明けは初めてになりりそうです。青森県産が他の東北産に比べて産卵が難しいとされていますが、難しくしている要因を解明していくしかなさそうです。

日本最初の駅弁

今日はグリーンボランティア講座でした。昼食はもちろん持参する必要があり、多分の例にもれずニセモノ駅弁としました。

 

日本最初の駅弁
季節外れの猛暑となる予報(梅雨はどこ行った?)が出ており、通常の弁当では傷むことが予想されていました。

そこで、日本最初の駅弁としました。明治18年に宇都宮駅で発売されたもので、握り飯2個とたくあんでした。握り飯は梅干し入りで表面はゴマ塩をまぶしています。当時のお金で5銭だったそうです。今のお金にすると500円ぐらいでしょうか。インフレ率が分かれば換算できるのですが。

梅干しが入っている=防腐対策と考えていいでしょう。海苔を巻いているのは、食べる時に崩れにくくするためでもあり、当時は筍の皮で巻いていましたが、入手できる筈はありません。たくあんは2切れで、メニューは超素朴なものでした。

130年以上も前の話で、冷蔵庫もクーラーもない時代です。昔の人は夏季を中心とした高温期に弁当の防腐対策として梅干しを利用していた筈で、ここはひとつ、昔の人の知恵にあやかりました。日の丸弁当もその一つです。

駅弁発祥には諸説はあるのですが、宇都宮駅が有力となっています。超素朴でシンプルですが、これにて“なんちゃって駅弁”は7品目となりました。

誰でも簡単に作れるので、寝坊してお弁当作る時間がない!という時にはお勧めです。

コカブト産卵セット

やっと花金です。風が台風並みに強く、夜に観察へでたものの、あまり虫はいませんでした。特に飛翔性の強い虫は強風の日には飛ばない訳です。

健康保険組合からけんぽ保養センターの利用通知書が届きました。これにて正式に7月20日の宿泊が確定しました。転職前の会社が加入している健康保険組合の保養センターは箱根と静岡県の伊豆でした。箱根だとミヤマクワガタはいるでしょうが、オオクワガタはいません。

東北地方での採集を重視していたため、眼中にはなかったです(^^ゞ 今の会社に転職後、けんぽ保養センターが新潟しかも多産地近くとは運命のめぐりあわせでしょうか(笑)。ただし、条例でライトトラップが禁止された市内なので、ライトトラップはできません。

 

産卵セット
数日前にコカブトの産卵セットをしました。これに先駆け、数日前からマットのガス抜きを行っていました。

昨シーズン、カブトムシがあまり産卵しなかったのは、残存ガスの可能性があります。

 

産卵セット 産卵セット
産卵セットは基本的にカブトムシとほぼ同じです。成虫のサイズが小さいので、転倒防止材代わりに樹皮を敷き詰めました。

餌ゼリーをセットし、成虫を放しました。ただし、コカブトの成長スピードは早く、産卵してから2か月で成虫になります。産卵したか割り出すにはタイミングが重要になりそうです。

ひっかけ棒

今日は出社日でした。東北新幹線の大宮~盛岡間が開業して40年になります。当時は小学生で、テレビのニュースで見ていました。11月15日には上越新幹線開業40年です。

40年前の開業当時から東北新幹線は都心方向へ路線を伸ばしつつも、2002年12月1日に八戸延伸するまでは20年間も盛岡で止まったままでした。高速道路は1987年に川口JCTから青森ICまで全通したのに対し、東北新幹線の全線開通は2010年まで待たなければなりませんでした。

今は首都圏から青森まで新幹線で3時間余りで結ばれるようになったことを考えると、想像しえなかったことでしょう。

 

商品 ひっかけ棒
会社から帰ったら郵便物が届いていました。あけてみると・・・ヤフオクにて落札した新しいひっかけ棒でした。

 

破損個所
新しいのを落札したのは、破損してなくなったためです。おそらく昨年あたりでしょうか、いつの間にか棒が取れてなくなっていました。

 

交換後
新しいのに交換しました。先日のカブトムシ相手に手も足も出ず、悔しい思いをしたので、再びクローズアップ、今のフィールドでも必要性が高まることになるのは確実です。

今日は疲労感が凄かったので、明晩の観察時には早速出番が来ることになるでしょう。来月の新潟、8月の青森でも使用することになりそうです。

初夏の長池公園・完結編

迷走していた新潟代替遠征が7月20~22日に決定しました。23日が第4土曜日でグリーンボランティア講座出席のため、その日は必ず東京にいなければならないという制約があったためです。

初日はけんぽ保養センター、2日目は友人おすsめのところで折半することにより解決しました。2020年は青森の代替、今回は福島の代替地となりましたが、レギュラー遠征地となりえるでしょうか。

 

ゼンマイ ゼンマイ
伐採地で草刈り実習です。斜面での草刈りは思いの他、大変でした。ゼンマイが生えていたので撮影しました。ゼンマイのような山菜は灰汁が強いので、採ってきてもすぐには食べられません。灰汁抜きが必要なのです。みそ汁の具とかにするとおいしんですよね…。

 

イヌガラシ? イヌガラシ?
実習終了後は里山のいえに戻り、鎌を研いだりしてメンテをし、その後は次回集合場所の連絡等をして解散しました。

小さくて黄色い花がさいていますが、イヌガラシでしょうか。イヌガラシなら、スジグロシロチョウの幼虫の食草にもなります。

 

池
自然館に自転車を置いているので、行きとは別ルートで向かいました。ほぼ平坦で道がよいので楽です。築池で、誤って落ちないようにするためか、柵が設置されています。

自然館に到着後は自転車に乗り、家路につきました。次回は6月25日、唐木田周辺となります。

カシナガトラップ

今日は週2の出社日でした。7月は新潟で代替する方向ですが、フジロックフェスタ関係もあり日程は難しい調整を迫られます。けんぽ保養センターがあるなら利用しない手はないし…。

 

実習地
今回の実習地となる伐採地です。先ほどの伐採地とは別の場所です。

 

カシナガトラップ カシナガトラップ
カシナガトラップについての説明もありました。不織布を被害木に巻き付けて捕獲する方法は知られていますが、ここではペットボトルを利用していました。

ペットボトルのトラップには大量のカシナガがいっぱい入っていました。カシナガ捕獲のトラップは様々で、十人十色といったところでしょうか。

 

脱出孔
カシナガの脱出孔です。穴があいているということは脱出した後でしょうか。穿孔時は木屑が大量にこぼれ落ちているのですが、この穴は木屑が少ないです。

樹液がにじみ出ることもよくあるのですが、カシナガがばら撒いた木を枯らす菌が含まれているのか、吸いにくる虫はほとんどいないようです。やはり美味しい樹液とそうでない樹液の違いが虫たちにはわかるのでしょうか。