今日で2月は終わり、明日から3月です。
駅営業時間内の“初電”となる特急「ひたち」の走行写真は撮り逃してしまいましたが、幸いにも反対側で停車中のものをスマホにて撮ることができました。
偕楽園駅は片側(下り線)にしかホームがありません。上り列車(上野、小山方面)は物理的に停車することができません。
ただし、第10回全国都市緑化フェア(グリーンフェア’93いばらき)開催のため、1993年3月27日から5月30日の間に限って上り線ホームを設置したそうです。
複線区間なのに片側にしかホームが無い(ただし、奥羽本線大曲~秋田間は狭軌と標準軌の単線並列)のは不思議なものです。
よく見ると、最後尾には車掌がホーム上に下りて、前方注視しているのが見えます。停車中なのですから当然ですが、ドア扱いをしているので、前方に注意する必要があります。
ごく当たり前ですが、うっかり乗客をドアに挟んでしまわないよう、最大限の注意を払っている訳です。運転士の場合は繊細な運転技術が求められる一方で、計器や信号、標識、時刻等いっぺんに見なくてはならないので注意散漫なくらいがちょうどいいのとは大違いです。
しばらくして特急「ひたち3号」は水戸方面へ向けて発車しました。特急の走行写真は次の特急「ときわ53号」に委ねられました。