アカアシクワガタ産卵セット

今日で5月は終わり、明日から6月です。衣替えと同時に梅雨の季節で、カブトムシやクワガタの発生数が増え始めることでしょう。8月の秋田は決まりましたが、7月の遠征はまだ決まっていません。

 

産卵木
日曜日のLUMBERJACKレンタルBOX虫メンテでは、アカアシクワガタの産卵セットをしました。産卵木は前夜から加水し、自宅から持ってきました。

 

産卵セット 産卵セット
産卵木の樹皮を半分以上剥き、マットに頭が出るぐらいまで埋めました。マットから出る分だけ剝かなかったのは転倒防止を兼ねているためです。

自宅から持ってくる際、材は水切りしていませんですが、マットに吸わせる分を勘案し、無加湿で使用しました。

マットが材の水分を吸うことで、自然にマットが加湿されるとみているためです。セット完成後、♀を放しました。

 

アカアシ♀
♀の写真を撮ろう…と思ったら、そそくさと潜って行きました。

 

産卵セット
もう1頭の♀も産卵セットしました。アカアシクワガタの産卵セットはオオクワガタ、コクワガタとほぼ同じです。

昨夏に秋田で採集しましたが、夏も終わりに近づいている時期だったので、ひと冬越させてからがいいと判断しました。ヒメオオクワガタ同様、晩夏以降に採集される成虫は新成虫の可能性があるためです。

充分に交尾も済ませていますし、うまく産卵してくれるでしょうか。

増え始めたノコギリクワガタ

今日は夜間の気温が20度近くの予想なので、夜間樹液観察に赴きました。

 

ノコギリクワガタ♂
今夜の観察ルートはグリーンボランティア活動範囲内で、広場とは逆方向から入りました。最初のコナラポイントでノコギリクワガタ♂を見つけ、撮影しました。

撮影後に採集しようとしたら…茂みに落ちてしまい、見つかりませんでした。他にカシの樹液も見ましたが、発生が始まったばかりなので数が少なく、1頭もいませんでした。

 

ノコギリクワガタペア ノコギリクワガタペア
場所を移動し、交尾中のノコギリクワガタペアを見つけて撮影に成功しました。いざ採集しようとすると♂が真っ先にポロっと落ちてしまい、♀だけのゲットとなりました。

 

ノコギリクワガタ♀
ゲットしたノコギリクワガタ♀です。前回採集したものよりやや大きいので、キープとしました。30mmは確実に超えていそうです。

 

ノコギリクワガタ♀
サミットのポイントではノコギリクワガタ♀を見つけました。こちらは撮影後に確認後、リリースしました。

 

テントウムシ羽化
広場に戻り、桑の木を見ました。テントウムシの蛹がどうなっているのか気になっており、なんと!羽化していました。しかし、翅がしわくちゃです。羽化直後であれば無紋なので、模様があることから羽化失敗でしょうか。

撮影後は家路につきました。

新ストロボ

週明けは止み間があったものの、雨の1日でした。台風の進路も引き続き注視が必要です。

 

ストロボ
19時前に宅配便が届きました。Twitterでの知り合いからで、中古ストロボ2台の嫁ぎ先をツイートにて募集していたので手を挙げることにしました(もう1台は嫁ぎ先が決定)。

メーカーもキヤノン製で、しかも純正なのでちょうどいいと判断しました。現在使用している外付けストロボが老朽化していることも一因でした。

機種はスピードライト430EXIIです。ガイドナンバーは43で、旧機種(380EX)は38だったので、数値が大きくなった分、光量が増すことになります。

しかしながら、向こう1週間は雨の降る日が多く、夜間観察で本領を発揮するのはしばらくお預けになりそうです。夜間観察以外にも日中シンクロ撮影等、色々使える場面はあると思いますが。

新品だったら数万円するところを格安の3000円(送料別)で譲ってくれた方にこの場を借りてお礼を申し上げます。

イオウマメクワガタ

今日は午前中、LUMBERJACKレンタルBOX虫メンテに行ってきました。

作業終了直前、イオウマメクワガタを店長より渡されました。WILDとブリード個体です。

 

イオウマメクワガタ イオウマメクワガタ
体長は1cmぐらいの小さなクワガタで、マット内に潜っているのか成虫の姿を拝むことはできませんでした。

それにあまり時間もなかったです(;^_^A

採集地はもちろん、硫黄島です。「東京都小笠原村硫黄島」となりますが、自衛隊関係者および元島民以外は入島が禁止されているため、我々一般人は採集できません。それもその筈、硫黄島は第二次世界大戦末期の激戦地でした。

米軍の空襲もあり、今までも無数の不発弾が埋まっており、自衛隊員でも立ち入りが規制されているエリアもあります。

 

イオウマメクワガタ
生態は採集者しか分かりませんが、チビクワガタやマメクワガタ同様に成虫は動物質のものを食べる傾向があるとみています。

とりあえずは高蛋白ゼリーを入れてみました。個体の大きさが小さいからといって、小さいケースに多数飼育すると共食いしそうです。早急に対策が必要ですね。

夜間観察3日目

今日は午前中、グリーンボランティア活動でした。

20時15分頃には今夜も夜間樹液観察に赴きました。シーズンが始まったばかりですが、週明け以降は曇りや雨の日が多くなり、台風の動向も注目されています。

 

コクワガタ♂
まだ虫は少なく、都県境を越えて神奈川県側のポイントへ行きました。ここでは辛うじてコクワガタを見つけました。

 

コクワガタ♂ コクワガタ♂
別の木では大型♂もいました。大きさからして40mm台前半でしょうか。

 

コクワガタ♂ コクワガタ♀
更に場所を移動し、奥のポイントへ行きました。こちらもコクワガタ、ノコギリクワガタの発生はまだの様です。赤い光を当てたのですが、それでも驚くものですかね…。昆虫類は赤色が認識できず、赤ゼリーが食いつきが一番よいとされているそうです。

昔、スイカを餌にあげた時もそうでしたね…。水分が多すぎて今ではよくない餌とされています。

それでも写真を撮ることができました。時間の都合で写真撮影後は引き揚げて帰宅しました。まだ見ていないのは山道ポイントで、平成最後の晩夏にスジクワガタが見つかったことで、フィールドが変わるきっかけにもなりました。

明日はそちらも見ることになるでしょう。

ノコギリ・コカブト今季初確認

今日はプレミアムフライデー、明日はグリーンボランティア活動です。今夜はコースを変えて夜間観察に赴きました。

 

コクワガタ♂
昨日とは反対方向から雑木林に入り、樹液の出ている木を1本1本丹念に見ました。しかしながらなかなか見つからない…。ノコギリクワガタを今季初発見、写真を撮ろうとしたら振動を察して落ちてしまいました。

コクワガタは踏ん張ったのか?写真を撮ることができました。

 

コクワガタ
木の根元で隠れようとするコクワガタ。赤い光だからといって、驚かないとは限らないようです。

 

ノコギリクワガタ♀ ノコギリクワガタ♀
ノコギリクワガタの♀を発見!これをもって今季初の確認としました。♂のメイトガードで落ちるまで分からなかったようです。ブリード用に持ち帰りましたが、いずれは♂を見つけて追いがけする必要もありそうです。

 

コカブト♀
場所を変え…今度はコカブトを見つけました。胸の凹みから♀と判定しました。市内での発見は2018年8月ですから4年9ヵ月ぶりです。現フィールドでは初です。

この後も数か所、樹液の出ている木を見ましたが、何も見つからず、引き揚げて帰宅しました。

2023年シーズン開幕

今日は通常出社日でした。21時時点での気温予想が19度だったので、20時30分ごろに自宅を出てフィールドに行きました。

 

コクワガタ♂ コクワガタ♂
広場から遊歩道に入り、最初のポイントにてコクワガタを発見しました。赤ライトの光を当てたら驚きもせず、ゆっくり観察と撮影ができました。

 

コクワガタ♂
別の木にもいたのでこれも撮影しました。

 

コクワガタ♂
戻るとさっきより少し地上へ下りてきたので、今度は接近して撮影ができました。まぎれもなくコクワガタの♂です。

 

コクワガタ♂
都県境を越えて神奈川県側のポイントに行きました。こちらでもコクワガタの発生を確認できました。

 

キマワリ?
キノコが生えた枯れ木では見慣れない甲虫がキノコを食べていました。ゴミムシダマシのような…?

 

コクワガタ♀ コクワガタ♂
奥のポイントではコクワガタの雌雄を確認できました。

これにて2023年の樹液採集シーズン開幕宣言となりました。今春限りで稲城フィールドから撤退、フィールド再編して初めてのシーズンとなりました。

稲城フィールドよりは発生が遅いこと、これからは自力で新しいポイントを開拓する等、新たな挑戦が求められます。

グリーンボランティア活動

今週末はグリーンボランティア活動です。13日の代替活動日となった20日の報告です。13日は終日雨で活動中止となりました。

代替活動日も朝方まで雨が残っていましたが、集合時間前には止んでいました。

 

折れ口 折れ口 折れ口
ミーティング中に遊歩道に枯れ木が落下しました。通行者がいなかったため、事故には至りませんでしたが、折れ口をよく見ると内部が空洞になっており、腐食していたものと思われます。

 

落ち葉囲い
2班に分かれ、自分は落ち葉囲い再構築の方へ参加しました、道具や資材等を運び、さざんかの広場に到着。昨秋に再構築予定だったのがスズメバチの影響で中止になりました。

草ぼうぼうで周囲と一体化しています。最初に草刈り、枯れ木を片付けました。

 

シロキクラゲ
枯れ木には白きくらげらしきキノコが生えているのもありました。

 

カブトムシ幼虫 落ち葉囲い
枯れ木を片付け。腐葉土掻き出しの前に調べたらカブトムシの幼虫がいました。こうなると傷つけないように慎重に掘らなければなりません。幼虫の色からして老熟しつつあるようです。蛹の時期が近いからでしょうか。

幼虫を別容器に移し、腐葉土を掻き出しては周囲の木の根元に散布、落ち葉囲いを再構築しました。

 

カブトムシ幼虫 落ち葉囲い
落ち葉囲いを再構築し、幼虫は元に戻しました。作業中にクワガタ幼虫が1頭見つかり、こちらは持ち帰って育てることにしました。

作業終了後は広場に戻り、集合写真を撮った後は解散となりました。

雌雄分離

今年も8月16~18日に秋田遠征が決まりました!ホテルの公式HPにて残室が残り2室だったので早めに予約しないとヤバい…と判断し、予約に踏み切りました。秋田での行先は田沢湖で、昨年と同じです。なお、青森はまだ代替の宿が見つかっておらず、今年も見送りの公算が強いです。

 

オオクワガタペア
昨日の餌交換時、福島県産ペアを雌雄個別飼育に切り替えました。冬眠中は仕切り付コバエシャッタースライダーでも大丈夫でしたが、活動期に入ったため狭く感じられるようになりました。

オオクワガタはあまり移動をしないですが、元々成虫が大きいので、あまろ小さいケースでは冬眠時以外無理があります。

個別飼育ならコバエシャッターミニサイズでも大丈夫です。

ペアリングは一度に2ペアしかできない(コバエシャッター小サイズのケースが2つしかないため)ので、現在ペアリング中のが終わったら取り出してケースが空くのを待つしかありません。

セット時期の平準化狙いもありますが…。

ペアリング開始

テレワーク業務終了後、少し外出して帰宅後に餌交換をしました。

 

新潟産オオクワガタ
すでに5月も2/3近く過ぎており、ブリードシーズンも始まることから、一部のオオクワガタをペアリングすることにしました。

負荷を考慮し、同居期間は1週間程度としその後は雌雄隔離して産卵セットすることにしました。ただし、一度にペアリングするのは2ペアまでとしました。

まずは新潟県産のトリオで、1♂2♀です。材飼育にて昨秋に羽化したものです。羽化から8カ月以上経過しており、もう充分に性成熟していると判断しました。

 

青森産オオクワガタ 青森産オオクワガタ
続いては青森県産です。マットが汚れているので引越しと同時にペアリングすることにしました。羽化してから2年しか経過しておらず、まだ産卵は可能です。

一度交尾すると精子ストックができるのですが、昨年の産卵でかなり使っている可能性があり、もう一度交尾させた方がいいと判断しました。産卵に使った翌年に再交尾させないと、産卵量が減ることが分かっています。

例年ならGWからペアリングするのですが、今年は幼虫の菌糸瓶交換が遅れたので、致し方ないです。

ヤフオクでストア関係者以外はオオクワガタが出品できなくなったため、当面は委託販売を活用しつつ、ジモティーなど複数の販路確保が課題となりそうです。