まさかの偏り…【♂編】

今日も好天に恵まれ、テレワーク業務終了後は広場へ行ってきました。日没後とはわかっていますが、朽木を謎の甲虫が徘徊していたので写真を撮るためです。調べたらジャイアントミールワームのようですが、現在確認中です。

もしジャイアントミルワームでしたら、幼虫がペットショップ等でペットの餌用に売られているのを見たことがあります。幼虫の餌は小麦ふすまを使用している模様です。

 

オオクワガタ♂ オオクワガタ♂
先日のLUMBERJACKレンタルBOXでは♂も取り出しました。福島県産はペアが揃ったので次世代に残す分を除いて委託販売に出しました。

しかしながら、新潟県産のもう1つの産地ものは2年かかって2頭とも♂で1頭は蛹室で死んでしまいました。♂1頭だけで他にペア等の兄弟がいる訳ではないので、現地で新たに♀を採集しない限り数年内に途絶えるのは確実です。

また、委託販売分の1ペアでマットが足りなくなり、これ以上の取り出しは中止となりました。ペースが遅いので次回工はもう少しカップを多めに用意し、一斉に取り出すしかなさそうです。

まさかの偏り

「秋の日はつるべ落とし」のごとく、冬至に向けて日没時間が早くなりつつあり、今日の日没時間は17時05分でした。10月の1カ月間で40分早くなっていることは1日に1.3分のペースです。このペースだと日曜日には17時前に日没となります。

そこで、日没直後から1時間以内ならまだ気温もあるだろうと思ってテレワーク業務終了後にコオロギを探しに行きましたが、当てが外れました。10月後半以降は日中活動にシフトしている可能性が高く、日没直前ならどうだ…?と次の週末にやってみるしかなさそうです。

もちろん、日中採集もしますよ。ただし、日中採集は週末か、テレワーク時の昼休みに限られますが。

 

オオクワガタ♀ オオクワガタ♀
14日のLUMBERJACKレンタルBOX虫メンテではオオクワガタの羽化新成虫割り出しも行いました。

新潟県産で材飼育で3年かかったものを先に取り出しましたが、2頭とも♀でした。3年もかかってそりゃないでしょう!と思いつつ、取り出しました。さすがに3年は長すぎです。

♂だったら幼虫期間が長ければ大型成虫になる可能性は高いですが。外から成長の過程が分からないのが材飼育の難点ですね。昨年の割り出し後、菌床飼育に移行したので蛹化スイッチが入ったようです。

 

オオクワガタ♀
今回取り出した♀はコバエシャッターミニを仕切って移しました。もう1つの新潟県産は♂に偏りましたが、こちらは数年内に血が途絶えることが確定しました。

同じ県内ですが、産地が違うため交配ができません。材飼育⇒菌床に移した方はまだ親が生きており、幼虫も取れているので当面は血が途絶えることはなさそうです。

マットがなくなったので取り出しは4頭で終わりましたが、続きは来週以降です。

菌床投入

今日は朝から本降りの雨で午後には止み、止み間を利用してダイソーにて必要物氏を購入しました。ペットフォレスト、ユニディの両方にも行きましたが、残念ながら鈴虫マットは売っていませんでした。Amazon購入が濃厚です。

 

オオクワガタ幼虫
昨日(10月14日)のLUMBERJACKレンタルBOX虫メンテではオオクワガタ幼虫を菌床に投入しました。菌糸ブロックとクヌギまマットの混ぜ方が均等ではなかったようです。埒が描ないので幼虫を投入しました。

まずは新潟県産で一部幼虫は3齢初期にまで成長していました。こうなると♂だった場合、大型化は難しく60mm台前半にとどまりそうです。

 

オオクワガタ幼虫 オオクワガタ幼虫
一斉に新潟県産幼虫を菌床に投入しました。投入後はふたを閉め。ラックに収納しました。

 

オオクワガタ幼虫
次は青森県産です。全部で6頭いたのですが、うち2頭が死亡し、4頭に減少しました。割り出しから菌床投入が遅く、小さいままです。幼虫期間を引き延ばさない限り、大型化は難しいでしょう。冬の間に冷却し、積算温度を抑えるか減算(気温がマイナスであれば減算?)する必要があります。

11月前半のうちに一旦持ち帰り、屋外バルコニーで寒さに晒せばよいわけで、日陰なら夜から朝方はマイナス温度になる可能性もあるでしょう(実際、冬期間中は朝の最低気温が放射冷却でマイナスになることがある)。

まだ割り出していないのもいるので一工夫が必要になりそうです。

福島・新潟産産卵セット

7月の遠征先は未だ迷走状態で決まらずです。福島か新潟か。8月は秋田が決まっているからといって、まさか7・8月の2回も行くわけにはいかないでしょう。2012・2013年夏は青森に7・8月の2回行きましたけどね。

 

オオクワガタセット
昨日(6月18日)は寝坊したので、LUMBERJACK行きが午後になってしまいました。

仕込み隅の材と産卵に使う♀を持って行き、途中のダイソーに寄ってマットを買いました。到着後、セットを組みました。

マットによる吸収分を考慮し、加湿はしていません。

 

オオクワガタセット
まずは福島県産からです。羽化後3年経過しており、産卵に不安が残ります。卵巣内に卵が残っているかどうかで成否を左右するといっても過言はないでしょう。

 

オオクワガタセット
続いては新潟県産です。昨秋に羽化したのでまだ若く、期待はできそうです。♂1頭に♀2頭のトリオだったので精子の受け渡しに不安がありますが、きちんと受け渡されたでしょうか。

むしろ、♂の負担がかえって大きいような・・・いや、♀の産卵が予想以上に体力を使うので産後にはタンパク質が必要ですからね。

新潟産はいただきものの2頭がまだ残っています。来週にはこれらもセットを終えることになりますが、委託販売も相当量になりそうです。

新潟産分離

今日はテレワーク、晴れ間が覗いたものの、天気が不安定だったので夜の観察は見送りとしました。

 

新潟産ペア
山梨県産の分離が終わった後は新潟産にも着手しました。餌台を取り除くと雌雄一緒にいました。柵シーズンにもペアリング炭だったのですが、精子ストックがどれくらい残っているかわからないので、追い掛けしていました。

 

新潟産♂ 新潟産♀
雌雄を別々のケースへ移しました。左写真が♂。右写真が♀です。羽化後2年なのでまだ産卵は期待できるでしょう。昨シーズンは菌床産卵に挑戦したのですが、残残な結果でした。

昨シーズンにほとんど産まなかったであれば、まだ卵巣内に卵は残っている筈です。

 

新潟産ペア
ケースを並べて撮影した後、蓋をしました。LUMBERJACKへ持っていくのは♀だけとなります。しばらくは産卵に備えて高蛋白ゼリーで栄養をつけてもらうことにしましょう。

一度にセットできるのは2セットまでなので、全て終わるのは7月初旬になりそうです。ていうか、梅雨明け以降に割り出しも控えています。

新潟・福島県産セット

今日は止み間があったものの、雨の1日でした。昨日のうちにLUMBERJACKへ行ったのは正解でした。

 

産卵セット 産卵セット
昨日のLUMBERJACKレンタルBOX虫メンテは午後に行きました。作業時間も考慮してのことです。

交尾炭の♀と加水済みの材を持って行き、店舗到着後にセットしました。今回も材は水切りせず、乾燥状態のマットに埋めることで吸水させることにしました。

オオクワガタは元々乾燥に強いので、マットが余分な水分を吸収することで水切りしたのと同じ状態になる筈です。

 

産卵セット
まずは新潟県産から♀を放しました。セットに放してすぐにケース内を徘徊した後はゼリーの下から潜っていこうとしていました。

 

産卵セット
続いては福島県産です。羽化日が2年前なのでまだ大丈夫な筈です。どちらにせよ、♀殺しの前科がある♂に殺されなかっただけでもましです。ケースが広かったということも幸いです。

ペアリングに使用した♂とは別血統なので、産まれてくる幼虫はCBF1になる筈です。

まだ未セットの個体もいますし、今年は山梨県産飼育再開しています。ロング材を買ったので、あと2,3回はこの繰り返しになるでしょうか。

山梨・新潟産ペアリング開始

やっと花金です。明日はグリーンボランティア活動で山しごとです。

 

新潟産オオクワガタ
日曜日(6月4日)の夕方、福島産オオクワガタを分離飼育に移行した後、ケースが空いたのでまずは新潟産オオクワガタのペアを入れました。新潟県といっても広く、別産地です。

 

山梨産オオクワガタ 山梨産オオクワガタ
続いては山梨県産です。ゼリーはなくなり、マットも汚れ放題です。冬眠時はよかったですが、春以降は気温が上がり、活動が活発になったからでしょう。移動が少ないといっても、この時期は狭すぎます。

ペアリングセットへ移しました。どちらも同居期間は1週間程度です。しかしながら、セットまでのタイムラグもあるため、LUMBERJACKへ持って行くのは来週末です。

今週末は福島県産のセットが決まっており、新たな材を買い足さなくてはいけません。いずれにしても全てのセットが終わるのは7月ごろになりそうです。

梅雨の期間は平均して7月後半までですが、夏至以降は晴れ間が出ると暑くなるので、その前に終わらせたいところです。

新潟県産オオクワガタ産卵セット

今日も通常出社日、帰り道では少し雨に降られました。

 

産卵セット
一昨日(6月4日)のLUMBERJACKレンタルBOX虫メンテでは新潟県産オオクワガタの産卵セット尾しました。

自宅から加水済みの産卵木を持参、ケースの底にある程度マットを敷き詰めてからセットしました。

 

産卵セット
無加湿のマットで材の頭が出る程度に埋めました。あとはマットが材から余分な水分を吸収してくれるので、加湿はしていません。

 

産卵セット 産卵セット
転倒防止材代わりに樹皮を敷き、ゼリーをセットしてから♀を放しました。材飼育では時間がかかり過ぎたのも出たので、今季は菌床飼育も視野に入れています。あ、幼虫が取れ過ぎたら委託販売ですが、リスク分散で複数の販路確保もしなくてはいけませんね。

 

産卵セット 産卵セット
青森県産の餌ゼリーを交換しようとしたら・・・材が齧られているではありませんか?今年も脈ありそうです。

材が過湿気味だと折角産み付けた卵が腐る恐れもありますし、セットしてから少なくとも2週間はマットに過湿しなくても大丈夫そうです。あ、もう1週間は過湿せずに様子をみますか。

いつかは自力採集したいですが、代替の宿探しが先決ですね。今年も秋田ですし。

新潟県産オオクワガタ分離

今日は天候回復し、晴れ間が覗きました。昨日の大雨の影響もあり、山道のコンディションはまだ悪そうでした。昼間、明るいうちなら確認ができますが、夜に暗くなってからだと危険があるためです。

 

オオクワガタ♂ オオクワガタ
明日は下膳中、LUMBERJACKへ行き、午後は立川で四季島撮影を考えています。

先週の福島県産オオクワガタペアリング前に新潟県産は飼育ケースから取り出し、分離飼育としました。同居期間は1週間程度としており、それ以上同居させると悲劇が起こる可能性があるためです。

悲劇とは♂が♀を殺したり、♀による♂捕食です。♀が♂を捕食するのはカマキリでよく見られますが、オオクワガタの様に長命なクワガタでも起こりえるのです。

♀は卵を産みますが、産卵時には栄養をかなり使うのです。その栄養分は・・・タンパク質で、産卵すると不足します。そのため、いつも餌ゼリーは高蛋白のものが欠かせません。

明日は2セット作ることになります。あと、イオウマメクワガタもですが。

ペアリング開始

テレワーク業務終了後、少し外出して帰宅後に餌交換をしました。

 

新潟産オオクワガタ
すでに5月も2/3近く過ぎており、ブリードシーズンも始まることから、一部のオオクワガタをペアリングすることにしました。

負荷を考慮し、同居期間は1週間程度としその後は雌雄隔離して産卵セットすることにしました。ただし、一度にペアリングするのは2ペアまでとしました。

まずは新潟県産のトリオで、1♂2♀です。材飼育にて昨秋に羽化したものです。羽化から8カ月以上経過しており、もう充分に性成熟していると判断しました。

 

青森産オオクワガタ 青森産オオクワガタ
続いては青森県産です。マットが汚れているので引越しと同時にペアリングすることにしました。羽化してから2年しか経過しておらず、まだ産卵は可能です。

一度交尾すると精子ストックができるのですが、昨年の産卵でかなり使っている可能性があり、もう一度交尾させた方がいいと判断しました。産卵に使った翌年に再交尾させないと、産卵量が減ることが分かっています。

例年ならGWからペアリングするのですが、今年は幼虫の菌糸瓶交換が遅れたので、致し方ないです。

ヤフオクでストア関係者以外はオオクワガタが出品できなくなったため、当面は委託販売を活用しつつ、ジモティーなど複数の販路確保が課題となりそうです。