福島産オオクワガタペアリング

今日は出社日、朝から雨の1日でした。定時で帰ることはできましたが、雨の降り方によっては影響が出た可能性もあります。

 

ペアリングセット 福島産オオクワガタ
新潟県産オオクワガタのペアリング期間が過ぎ、個別飼育に切り替えた後は福島県産オオクワガタのペアリング準備をしました。

餌台は一度洗浄して新しいざりーに交換、ペアを投入しました。しかしながら羽化後3年が経過しており、産卵は厳しいかもしれません。♀は人間でいえば40代、ぎりぎりです。卵巣に卵がどれくらい残っているかは未知数です。

 

福島産オオクワガタ
もう1ペアも別のケースにて投入しました。こちらは♀がまだ若いので、期待できそうです。♂には♀殺しの“前科”があるため、事故が起こらないことを祈るばかりです。雌雄の血統が違うので、採卵できれば幼虫はCBF1になります。

昨シーズンは福島へ行けず、新潟が代替となりましたが、今シーズンは行けるでしょうか。夏休み前だと予約が比較的取りやすいですが、血を薄くしたいので野外採集の必要はあるのです。

雌雄分離

今年も8月16~18日に秋田遠征が決まりました!ホテルの公式HPにて残室が残り2室だったので早めに予約しないとヤバい…と判断し、予約に踏み切りました。秋田での行先は田沢湖で、昨年と同じです。なお、青森はまだ代替の宿が見つかっておらず、今年も見送りの公算が強いです。

 

オオクワガタペア
昨日の餌交換時、福島県産ペアを雌雄個別飼育に切り替えました。冬眠中は仕切り付コバエシャッタースライダーでも大丈夫でしたが、活動期に入ったため狭く感じられるようになりました。

オオクワガタはあまり移動をしないですが、元々成虫が大きいので、あまろ小さいケースでは冬眠時以外無理があります。

個別飼育ならコバエシャッターミニサイズでも大丈夫です。

ペアリングは一度に2ペアしかできない(コバエシャッター小サイズのケースが2つしかないため)ので、現在ペアリング中のが終わったら取り出してケースが空くのを待つしかありません。

セット時期の平準化狙いもありますが…。

福島産着手、しかし…

明日は大雨なのと今日は午後に止み間がある予報なのでLUMBERJACKレンタルBOX虫メンテに行ってきました。

 

オオクワガタ幼虫 オオクワガタ幼虫
到着後、1階店舗にて菌糸ブロックを買い、2階に上がりました。先週詰めた菌糸が再生しているだろうと頃合いを見計らい、菌床を掘りました。幼虫が出てきましたが、でかいです!

 

オオクワガタ幼虫
食痕と一緒に幼虫を新しい菌糸瓶に移しました。

 

オオクワガタ幼虫
続いて2頭目も菌床を掘りました。居食いなので幼虫がどれくらい大きくなっているかは分かりませんでした。

 

オオクワガタ幼虫 オオクワガタ幼虫
取り出しましたが、結構でかいです。頭の大きさから♀なのでしょうか?とりあえずは800㏄瓶へ引っ越しました。

 

菌糸ブロック
幼虫2頭を移し終えた後。新しい菌糸瓶へ菌床詰めです。まずは瓶や器具をアルコール消毒し、菌床ブロックを崩しました。

 

菌糸瓶
先週の続きを含め、新しい菌糸瓶を作りました。来週には菌糸が再生、残る福島産幼虫を移すことになります。

一部は蛹室を作り始めているので、今回分が最後の菌床詰めとなりそうです。菌床飼育だと成長が早いですねぇ…。

菌床投入

今日は午前中、LUMBERJACKレンタルBOX虫メンテに行ってきました。

先週瓶詰めした菌糸が再生しているので、頃合いを見計らってとなりました。

 

オオクワガタ幼虫 オオクワガタ幼虫
まずは青森県産からで、800㏄に3頭投入しました。これにて今季採卵した青森県産は11頭全て菌床飼育となりました。

一番成長しているものは3齢初期になっているようで、卵巣マークが見えていることから♀と判別しました。

他の2頭はまだ2齢になったばかりで雌雄判別はできていません。来春、3齢になったら雌雄判別してそれぞれ適切な大きさの菌糸瓶投入となるでしょう。あ、寒さ経験を忘れちゃいけませんね。青森県産だからある程度の期間以上、寒さ経験が必要かもしれません。冬が長いからでしょうか。

 

オオクワガタ幼虫
続いては福島県産です。CBF1で最後まで1頭が菌床投入待ちとなりました。これにて福島県産も全て菌床飼育となりました。

福島、青森県産両方合わせて20頭以上の幼虫を菌糸瓶に投入しました。

いや~、菌床ブロックを崩して詰めるだけでも重労働ですが、一部を材飼育とするかは悩みました。

戴きものの新潟県産は1頭しか幼虫が得られなかったので、飼育期間を引き延ばして時間稼ぎすべく、材飼育にすることが決まっており、一旦持ち帰りました。

菌床投入

今日は午前中、LUMBERJACKレンタルBOX虫メンテに行ってきました。

 

オオクワガタ幼虫 菌糸瓶
先週作っておいた菌糸瓶にオオクワガタ幼虫を入れました。今回引っ越したのは福島県産5頭で、1頭分が不足していました。

福島県産で菌糸瓶に入れていなかったのは6頭で、菌糸瓶5本と明かに不足でした。足りないとわかってはいましたが、先週の時点でブロック2個分を菌糸詰めすると余りが出るため、判断が難しかったです。

新潟県産は今季いただきものが幼虫1頭しか取れず、材飼育で飼育期間を引き延ばして時間稼ぎしかありません。そうなると青森県産を含めて全頭分満たすことはできませんでした。

福島県産の残り1頭は新しい菌糸瓶を作って来週ということになりました。

もう11月なのであと1か月ぐらいは菌糸を食べて貰い、順次持ち帰って寒さ経験となるでしょう。でなければ冬が来たことがわからず、菌糸でも幼虫期間が延ばしてしまうことがあります。…って、今季は数頭だけ残し、あえて幼虫期間を延ばして大型化を狙う手もありそうです。( ̄ー ̄)

菌床投入【2】

続いては新潟県産も菌糸瓶に投入しました。

 

新潟県産幼虫 新潟県産幼虫
取り出した新潟県産幼虫です。結構大きく育っています。

 

菌糸瓶
新しい菌糸瓶へ引越しです。のびのびと育ってくれることでしょう。もちろん、12月ころまでに持ち帰って屋外バルコニーで寒さ経験させます。

新潟県産でも山間部のものは雪が多い=気温が低いので東北地方以北産と同様に考える必要がありそうです。

新潟県は地理的には東京よりは北に位置しているのですが、対馬海流の影響で温暖なのです。雪質が湿っぽいのはそのためですが、直江津や柏崎、新潟市内等の平野部はもちろん雪が少なく、平野部産は関東地方以西産と似たような生態かもしれません。

 

福島県産幼虫
続いては福島県産です。委託販売に出した分を差し引いた10頭分が残っており、菌糸瓶が足りる訳ではないので4頭を厳選しました。

 

福島県産幼虫 菌糸瓶
取り出した幼虫は…まだ小さいです。新しい菌糸瓶に投入、残りの6党はもうしばらく後になるのは確実です。

新潟、福島県産も投入が終わり、冬が近いことを考えると次回交換は来春になりそうです。

菌床産卵の結果は…

シルバーウィーク前半3連休最終日は変わりやすい天気に翻弄された1日でした。

シルバーウィーク初日は午後にLUMBERJACKレンタルBOX虫メンテに行ってきました。

 

産卵セット
まずは福島県産です。昨シーズに引き続きF2幼虫を期待しましたが…結果はゼロでした!

2020、2021年と2シーズン続けて幼虫が取れましたが、3シーズン連続は無理だったようです。羽化してから3年経過しており、人間ならアラフィフ世代に相当します。卵巣が空になったのでしょうか、ただ坑道を掘っただけの様です。

 

オオクワガタ幼虫 オオクワガタ幼虫
新潟県産で菌糸瓶の外側から幼虫の様子が見えないので気になって菌床を掘ってみました。なんと!まだ幼虫のままで2年1化になってしまったようです。

新しい菌糸瓶を早急に用意し、11月末から12月には一旦持ち帰って寒さ経験させないと、蛹化スイッチが入りません。♂幼虫(右写真)の方は大型個体での羽化が期待できそうです。

しかし、来年羽化しても交尾産卵ができるのは再来年(2024年)になります。

 

産卵セット オオクワガタ幼虫
菌床産卵した方も確認しました。…が!結果は幼虫1頭だけでした。♀に食われた可能性もあります。やはり普通に材に産卵させた方が多くの幼虫が取れる気がします。早めに取り出せばよかったかも知れませんが、今後の課題ですね。

福島産CBF1割り出し

10日の午後はLUMBERJACKレンタルBOX虫メンテに行ってきました。

 

産卵セット 休養セット
まずは青森県産のWDセットを割り出しました。…が、結果はゼロでした。青森県産は他の産地と違って癖があるようです。青森県にはクヌギが自生しておらず、ブナやミズナラの立ち枯れに産卵しているとみられるので、クヌギ材では産まないようです。秋田県産も同じく、ナラ材で代用が可能な筈です。

取り出した♀は休養セットに移しました。

 

福島県産セット
続いて福島県産です。こちらの♀は異血統交配で、昨夏は材が堅すぎたのと猛暑で産みませんでした。今年はかなり齧られているので期待できそうです。

 

幼虫 幼虫
材を割ると…幼虫が出てきました。一部はマットにもいました。途中、ダイソーで買ってきたプリンカップに1頭ずつ移しました。

 

割出結果
CBF1の幼虫は15頭が取れました。青森産も先週プリンカップに入らなかった分を分けた結果、合計で13頭になりました。

しかし、飼育しきれないのは明らかで、それぞれ5頭ずつ委託販売に出しました。今月末でストア出店者で人工繁殖したもの以外、ヤフオクにオオクワガタを出品できなくなるため、これからは委託販売を利用することになります。委託販売の場合、一定の委託料をお店側に払う必要があります(売り上げより天引き)。

売れるまで加齢することを考えると幼虫の委託販売は難しいので、できるだけ小さい幼虫を出しました。

残るは福島県産F2と新潟県産です。どれくらいの幼虫が取れるでしょうか。

悲報…

今日は午前中、LUMBERJACKレンタルBOX虫メンテに行ってきました。

 

多摩川
昨日の台風接近でどれくらい増水しているのか気になっていましたが、思ったほど増水しておらず、水が濁った程度でした。中洲は水没しなかったようです。23年前の玄倉川水難事故では熱帯低気圧による大雨で中洲が水没していました。

 

オオクワガタ♀ オオクワガタ♀
店舗に到着後は餌交換を実施、うち1つが餌ゼリーが減っていませんでした。材が齧られ、一部が壊されているので産卵の兆候はあります。そこで樹皮を剥がすと…。動かなくなった♀がいました。

取り出すと…ピクリとも動きません。死亡確認としました。今回死亡したのは福島県産WF1の44.4mm♀で、2019年羽化でした。羽化してから3年間生きたことになります。

羽化してすぐは性成熟していないために交尾産卵は不可、2020年シーズンから3シーズンにわたって産卵したことになります。体重は軽くなっており、産卵は重労働なのです。

セットの割出は9月頃になる見通しですが、産卵しているのでしょうか。3年間お疲れさまでした!合掌・・・。

オオクワガタ同居

今日は休暇で新潟に行く予定でしたが、けんぽ保養センターから連絡があり、スタッフがコロナ感染で休館となりました。今日の宿泊予定がなくなり、明日に延期となりました。新幹線のきっぷは当然買い直し、会社へ連絡して午前半休、午後はテレワークにして貰いました。

 

オオクワガタペア
3連休最終日、餌ゼリー交換時に福島県産オオクワガタのペアを同居させました。昨年羽化のF2♂と2019年羽化のWF1♀です。♀は羽化後3年が経過しており、人間でいえばアラフォーもしくはアラフィフになります。

しかし、羽化後一度も交尾させていないことと、他に同郷の♀がいないのでこのような組み合わせとなりましたが、老化は否めません。若い♀なら期待できるのですが…。

血統が違うので幼虫が取れればCBF1が期待できます。累代を続ければ繁殖能力が落ちますし、大型化が望めなくなります。かつて稲城市産ヒラタクワガタが2004年の再発見以来、2017年まで10年以上も累代飼育が出来たのは常に野生の血を入れ続け、CBF1を得たからに他なりません。

今季は福島に行けなくなったので何とかしてCBF1を得るしかないのですが、無事に産卵できることを祈るしかありません。