今季最終の新成虫取り出し

今日は東海道新幹線で沿線火災により運転見合わせが発生しました。8月の台風もそうでしたが、災害等で東海道新幹線がマヒした時は北陸新幹線を迂回ルートとして利用するのが現実的になります。しかしながら現時点は金沢どまり、北陸線特急「サンダーバード」もしくは「しらさぎ」乗り換えとなります。

現在の金沢乗り換えで大阪まで5時間半から6時間、名古屋まで6時間ぐらいといったところです。来春の敦賀延伸時はそれぞれ5時間ぐらいになるとみています。大阪まで全線開通すれば中央リニア新幹線と合わせれば三重系統ができることになります。

北陸新幹線経由だと遠回りとなりますが、東海道新幹線に輸送障害が生じた場合の迂回代替ルートとして重要になるのは間違いないでしょう。

 

オオクワガタ♀ オオクワガタ♀
昨日(10月22日)のLUMBERJACKレンタルBOX虫メンテでは今季最終となる新成虫取り出しも行いました。最後まで残ったのは福島県産です。

まずは外から見えない菌糸瓶からで、菌床を掘ると…出てきました!

 

オオクワガタトリオ
他にも♂を2頭取り出しました。これで2♂1♀のトリオとなりました。

 

オオクワガタ♂
最後に…1400㏄瓶から1♂を取り出しました。これにて福島県産は3♂1♀、このうち1ペアを委託販売に出しました。

委託販売に出さなかったペアは自宅へ持ち帰り、来春からブリードに使用します。余った2♂は寿命まで飼いきることになるでしょう。野外♀を採集しなければ交尾・産卵はできませんし。

まさかの偏り…【♂編】

今日も好天に恵まれ、テレワーク業務終了後は広場へ行ってきました。日没後とはわかっていますが、朽木を謎の甲虫が徘徊していたので写真を撮るためです。調べたらジャイアントミールワームのようですが、現在確認中です。

もしジャイアントミルワームでしたら、幼虫がペットショップ等でペットの餌用に売られているのを見たことがあります。幼虫の餌は小麦ふすまを使用している模様です。

 

オオクワガタ♂ オオクワガタ♂
先日のLUMBERJACKレンタルBOXでは♂も取り出しました。福島県産はペアが揃ったので次世代に残す分を除いて委託販売に出しました。

しかしながら、新潟県産のもう1つの産地ものは2年かかって2頭とも♂で1頭は蛹室で死んでしまいました。♂1頭だけで他にペア等の兄弟がいる訳ではないので、現地で新たに♀を採集しない限り数年内に途絶えるのは確実です。

また、委託販売分の1ペアでマットが足りなくなり、これ以上の取り出しは中止となりました。ペースが遅いので次回工はもう少しカップを多めに用意し、一斉に取り出すしかなさそうです。

♀取り出し

今日は午前中、LUMBERJACKレンタルBOX虫メンテに行ってきました。

 

オオクワガタ♀
現時点で残暑の終わりが見えず、♀を取り出しても持ち帰れない状況が続いています。それ以前にレンタルBOXにおいてある空き容器の絶対数が不足していますが(汗。

餌交換時、福島県産の♀を取り出しました。産卵セットから相当日数が経過しているためです。いつセットしたのか忘れていました(おい、ちゃんとセット日を記録しておけよと突っ込まれそうですが)。

羽化してまだ2年なので、どれくらい産卵しているでしょうか。交尾に使用した♂とは別血統なので、幼虫が産まれていれば累代はリセット、CBF1になる筈です。

材を割らないと分かりませんが、かなり齧られています。♀に食べられたのもいるかもしれませんが、ある程度成長している可能性があります。

作業時間がなかなか取れない状況ですが、もう少し早く、開店直前に店舗に着くように行かないとダメですねぇ…。かといって自転車を飛ばしすぎれば危ないですが。

福島・新潟産産卵セット

7月の遠征先は未だ迷走状態で決まらずです。福島か新潟か。8月は秋田が決まっているからといって、まさか7・8月の2回も行くわけにはいかないでしょう。2012・2013年夏は青森に7・8月の2回行きましたけどね。

 

オオクワガタセット
昨日(6月18日)は寝坊したので、LUMBERJACK行きが午後になってしまいました。

仕込み隅の材と産卵に使う♀を持って行き、途中のダイソーに寄ってマットを買いました。到着後、セットを組みました。

マットによる吸収分を考慮し、加湿はしていません。

 

オオクワガタセット
まずは福島県産からです。羽化後3年経過しており、産卵に不安が残ります。卵巣内に卵が残っているかどうかで成否を左右するといっても過言はないでしょう。

 

オオクワガタセット
続いては新潟県産です。昨秋に羽化したのでまだ若く、期待はできそうです。♂1頭に♀2頭のトリオだったので精子の受け渡しに不安がありますが、きちんと受け渡されたでしょうか。

むしろ、♂の負担がかえって大きいような・・・いや、♀の産卵が予想以上に体力を使うので産後にはタンパク質が必要ですからね。

新潟産はいただきものの2頭がまだ残っています。来週にはこれらもセットを終えることになりますが、委託販売も相当量になりそうです。

新潟・福島県産セット

今日は止み間があったものの、雨の1日でした。昨日のうちにLUMBERJACKへ行ったのは正解でした。

 

産卵セット 産卵セット
昨日のLUMBERJACKレンタルBOX虫メンテは午後に行きました。作業時間も考慮してのことです。

交尾炭の♀と加水済みの材を持って行き、店舗到着後にセットしました。今回も材は水切りせず、乾燥状態のマットに埋めることで吸水させることにしました。

オオクワガタは元々乾燥に強いので、マットが余分な水分を吸収することで水切りしたのと同じ状態になる筈です。

 

産卵セット
まずは新潟県産から♀を放しました。セットに放してすぐにケース内を徘徊した後はゼリーの下から潜っていこうとしていました。

 

産卵セット
続いては福島県産です。羽化日が2年前なのでまだ大丈夫な筈です。どちらにせよ、♀殺しの前科がある♂に殺されなかっただけでもましです。ケースが広かったということも幸いです。

ペアリングに使用した♂とは別血統なので、産まれてくる幼虫はCBF1になる筈です。

まだ未セットの個体もいますし、今年は山梨県産飼育再開しています。ロング材を買ったので、あと2,3回はこの繰り返しになるでしょうか。

福島県産オオクワガタ分離

今日は通常出社日、夜から雨の予報でしたが、退勤時は降られることなく帰ってこれました。

 

分離後のオオクワガタ
4日の夕方には福島県産オオクワガタを分離飼育に移行しました。♀殺しの“前科”がある♂と一緒にした方の♀も無事でした。1週間程度の同居期間だったので、当然でしょう。また、あまり狭いケースだと短期間でも事故が発生しやすいようです。

「オオクワガタ」の和名どおり、大型の個体が多いのですから当然でしょうけど。若い♀なのでもし殺されたら採集しない限り、今季の産卵は絶望的でした。

2頭の♀は次回のレンタルBOX虫メンテ時にLUMBERJACKへ持って行きます。

 

鑑賞セット
もう1頭の♂は縦型水槽の鑑賞セットへ移しました。自己ギネス71.6㎜で、羽化後3年が経過していますが、まだ元気です。

東北産らしい体形ですので、受け継がれてゆくのでしょうか。東北地方産はスリム体形が多く、幼虫時の菌床飼育で改善することはあるようです。しかしながら自然そのものの体形が一番なので、この先の子孫に受け継がれてほしいものです。

福島産オオクワガタペアリング

今日は出社日、朝から雨の1日でした。定時で帰ることはできましたが、雨の降り方によっては影響が出た可能性もあります。

 

ペアリングセット 福島産オオクワガタ
新潟県産オオクワガタのペアリング期間が過ぎ、個別飼育に切り替えた後は福島県産オオクワガタのペアリング準備をしました。

餌台は一度洗浄して新しいざりーに交換、ペアを投入しました。しかしながら羽化後3年が経過しており、産卵は厳しいかもしれません。♀は人間でいえば40代、ぎりぎりです。卵巣に卵がどれくらい残っているかは未知数です。

 

福島産オオクワガタ
もう1ペアも別のケースにて投入しました。こちらは♀がまだ若いので、期待できそうです。♂には♀殺しの“前科”があるため、事故が起こらないことを祈るばかりです。雌雄の血統が違うので、採卵できれば幼虫はCBF1になります。

昨シーズンは福島へ行けず、新潟が代替となりましたが、今シーズンは行けるでしょうか。夏休み前だと予約が比較的取りやすいですが、血を薄くしたいので野外採集の必要はあるのです。

雌雄分離

今年も8月16~18日に秋田遠征が決まりました!ホテルの公式HPにて残室が残り2室だったので早めに予約しないとヤバい…と判断し、予約に踏み切りました。秋田での行先は田沢湖で、昨年と同じです。なお、青森はまだ代替の宿が見つかっておらず、今年も見送りの公算が強いです。

 

オオクワガタペア
昨日の餌交換時、福島県産ペアを雌雄個別飼育に切り替えました。冬眠中は仕切り付コバエシャッタースライダーでも大丈夫でしたが、活動期に入ったため狭く感じられるようになりました。

オオクワガタはあまり移動をしないですが、元々成虫が大きいので、あまろ小さいケースでは冬眠時以外無理があります。

個別飼育ならコバエシャッターミニサイズでも大丈夫です。

ペアリングは一度に2ペアしかできない(コバエシャッター小サイズのケースが2つしかないため)ので、現在ペアリング中のが終わったら取り出してケースが空くのを待つしかありません。

セット時期の平準化狙いもありますが…。

福島産着手、しかし…

明日は大雨なのと今日は午後に止み間がある予報なのでLUMBERJACKレンタルBOX虫メンテに行ってきました。

 

オオクワガタ幼虫 オオクワガタ幼虫
到着後、1階店舗にて菌糸ブロックを買い、2階に上がりました。先週詰めた菌糸が再生しているだろうと頃合いを見計らい、菌床を掘りました。幼虫が出てきましたが、でかいです!

 

オオクワガタ幼虫
食痕と一緒に幼虫を新しい菌糸瓶に移しました。

 

オオクワガタ幼虫
続いて2頭目も菌床を掘りました。居食いなので幼虫がどれくらい大きくなっているかは分かりませんでした。

 

オオクワガタ幼虫 オオクワガタ幼虫
取り出しましたが、結構でかいです。頭の大きさから♀なのでしょうか?とりあえずは800㏄瓶へ引っ越しました。

 

菌糸ブロック
幼虫2頭を移し終えた後。新しい菌糸瓶へ菌床詰めです。まずは瓶や器具をアルコール消毒し、菌床ブロックを崩しました。

 

菌糸瓶
先週の続きを含め、新しい菌糸瓶を作りました。来週には菌糸が再生、残る福島産幼虫を移すことになります。

一部は蛹室を作り始めているので、今回分が最後の菌床詰めとなりそうです。菌床飼育だと成長が早いですねぇ…。

菌床投入

今日は午前中、LUMBERJACKレンタルBOX虫メンテに行ってきました。

先週瓶詰めした菌糸が再生しているので、頃合いを見計らってとなりました。

 

オオクワガタ幼虫 オオクワガタ幼虫
まずは青森県産からで、800㏄に3頭投入しました。これにて今季採卵した青森県産は11頭全て菌床飼育となりました。

一番成長しているものは3齢初期になっているようで、卵巣マークが見えていることから♀と判別しました。

他の2頭はまだ2齢になったばかりで雌雄判別はできていません。来春、3齢になったら雌雄判別してそれぞれ適切な大きさの菌糸瓶投入となるでしょう。あ、寒さ経験を忘れちゃいけませんね。青森県産だからある程度の期間以上、寒さ経験が必要かもしれません。冬が長いからでしょうか。

 

オオクワガタ幼虫
続いては福島県産です。CBF1で最後まで1頭が菌床投入待ちとなりました。これにて福島県産も全て菌床飼育となりました。

福島、青森県産両方合わせて20頭以上の幼虫を菌糸瓶に投入しました。

いや~、菌床ブロックを崩して詰めるだけでも重労働ですが、一部を材飼育とするかは悩みました。

戴きものの新潟県産は1頭しか幼虫が得られなかったので、飼育期間を引き延ばして時間稼ぎすべく、材飼育にすることが決まっており、一旦持ち帰りました。