青森県産F2♂のプロモーション

今日もテレワーク業務、明日は通常出社日です。

 

オオクワガタ♂ オオクワガタ♂
青森県産で今回羽化した70mm♂をコルクベースに止まらせて撮影しました。

改めてよく見ると、青森県産の特徴がF2でもほとんど失われていません。一般に東北地方産のオオクワガタは北へ行くほど体形がスリムに、大顎が直線的になる傾向があると言われています。

しかしながら個体変異レベルではっきりした地域変異は見られません。青森県産と秋田県産ではほとんど体形に差はみられないようです。

青森県産は大顎がより直線的、根元も細くなる傾向があり、貧弱に見えることもあります。逆に福島県産は全体的にバランスが取れている様で山梨県産に近いともいえるでしょう。

それでも東北へ採集に行くのは生息地が奥羽山脈中心で、ミヤマクワガタやアカアシクワガタも同時に採集できるからです。オオクワガタとミヤマクワガタ、アカアシクワガタが同時に採集できる…東北地方は自分にとって理想の採集地であるのは変わらないでしょう。

今季羽化の70mm♂

今日は二十四節気の「霜降」です。霜が初めて降りる日とされ、暦の上では秋の終わりが近いことを告げています(11月7日前後が「立冬」)。

 

オオクワガタペア オオクワガタ♂
昨日の餌ゼリー交換と同時にマットも同時に交換しました。空き容器に新しいマットを入れて引っ越しただけですが。冬眠時期も近いですし。

青森県産オオクワガタの今季羽化個体は委託販売に出した分を除くと最終的に1♂2♀が残りました。来春以降、種親に使います。

改めて測定したところ、♂がほぼ70mmで羽化していたことが判明しました。父親は66.6mmのぞろ目でしたが、本当に親超えしましたね。

現在、青森で定宿に代わる代替の宿が見つかっていないため、当面は秋田で採集実績を積むしかなく、青森県産オオクワガタの自力採集は長年の夢です。まだ秋田は代替採集地の位置づけですが、いずれはレギュラーになるのでしょうか。

ゆくゆくは青森県産だけでなく秋田県産も…というのは贅沢というものでしょうか。

取りこぼし発見、しかし…

今日は午前中、LUMBERJACKレンタルBOX虫メンテに行ってきました。

 

オオクワガタ幼虫 オオクワガタ幼虫
冬が近づき、活動する虫たちも日に日に減ってきます。そこで、青森県オオクワガタ幼虫を再捜索してみることにしました。木片とかマットを捨てなかったのはそのためです。

ケースをひっくり返し、マットを拡げて再捜索です。すると…幼虫が1頭出てきました。やはり割り出し時の取りこぼしでした。

後にも探しましたが見つかったのはこれ1頭のみ。前回割り出しから長期間経過しすぎたためでしょう。1か月程度にとどめておくべきでしたね。孵化したばかりで小さすぎて見落とした可能性もあり、1か月すればある程度成長しているのでベストタイミングです。それ以上経過すると共食い等で減る可能性があります。

これで本当に全て取り出したことになるので、マットや木片はカブトムシの幼虫の餌に再利用します。ジッパー付の袋がないので持ち帰りは来週以降になりそうです。11月になったらいよいよ越冬準備です。

まだ幼虫が小さいのでこの冬はレンタルBOXにおいたままとし、あえて幼虫期間を延ばす手もありそうです。つまり、2年1化にもっていくのですが、うまくいけるでしょうか?

菌床投入

今日は朝から本降りの雨で午後には止み、止み間を利用してダイソーにて必要物氏を購入しました。ペットフォレスト、ユニディの両方にも行きましたが、残念ながら鈴虫マットは売っていませんでした。Amazon購入が濃厚です。

 

オオクワガタ幼虫
昨日(10月14日)のLUMBERJACKレンタルBOX虫メンテではオオクワガタ幼虫を菌床に投入しました。菌糸ブロックとクヌギまマットの混ぜ方が均等ではなかったようです。埒が描ないので幼虫を投入しました。

まずは新潟県産で一部幼虫は3齢初期にまで成長していました。こうなると♂だった場合、大型化は難しく60mm台前半にとどまりそうです。

 

オオクワガタ幼虫 オオクワガタ幼虫
一斉に新潟県産幼虫を菌床に投入しました。投入後はふたを閉め。ラックに収納しました。

 

オオクワガタ幼虫
次は青森県産です。全部で6頭いたのですが、うち2頭が死亡し、4頭に減少しました。割り出しから菌床投入が遅く、小さいままです。幼虫期間を引き延ばさない限り、大型化は難しいでしょう。冬の間に冷却し、積算温度を抑えるか減算(気温がマイナスであれば減算?)する必要があります。

11月前半のうちに一旦持ち帰り、屋外バルコニーで寒さに晒せばよいわけで、日陰なら夜から朝方はマイナス温度になる可能性もあるでしょう(実際、冬期間中は朝の最低気温が放射冷却でマイナスになることがある)。

まだ割り出していないのもいるので一工夫が必要になりそうです。

青森産新規割り出し、選別

昨日(9月24日)の午前中、LUMBERJACKレンタルBOX虫メンテに行ってきました。

 

オオクワガタ♀ オオクワガタ♂
店舗到着後、まずは青森県産の羽化新成虫を取り出しました。取り出した成虫は一時、プリンカップへ移しました。

 

オオクワガタ♂ オオクワガタ♂
次いで1400㏄の方も取り出しました。ダメ元で菌床を掘ったら…なんと!でかい♂が出てきました。測定時に暴れてなかなか正確な数値が出背ませんでしたが、69.5mm。70mmにあと一歩でした。最大は福島県産の71.6mmです。

形もそこそこいいので、次世代の種親に残すことに決定しました。これまで種親に使った♂は羽化後3年程度生きていました。2~3シーズン続けて交尾させたら寿命が縮むのでしょうか。だとしたら、2026年まで生きることになります。

 

オオクワガタペア
青森県産は3ペアが揃い、♀も45mm以上の大型が出たのでこちらを残すことにし、残り2ペアは委託販売に出しました。

ですが、いずれ販路を複数確保し、リスク分散に努めなければいけません。何かあってからでは遅いのです。

次は福島県産の割り出し、新潟県産もですから、まだまだ羽化新成虫の取り出しは続くことになります。

次世代ペア

今日は午前中、LUMBERJACKレンタルBOX虫メンテに行ってきました。途中、にわか雨には悩まされましたが…。

 

オオクワガタペア
店舗到着後、まずは虫の整理です。青森県産は蛹室から取り出したものだけでも3♂1♀です。このうち、次世代の繁殖用となる親を選別しました。

残りは委託販売に出す予定です。餌ゼリー交換もしましたが、羽化新成虫の取り出しが遅々として進んでいません。

現状、日曜日の午前中だけですし、午後にすれば少し多めに作業時間を取ることが可能です。夏季は猛暑のためできるだけ午前中にしていますが…。

週明け以降は曇りや雨の日が多く、猛暑も収まる見込みです。16~18日の秋田遠征で休暇取得しているため、今年は10連休になっています。

この機会に少し来店頻度を増やせば取り出し⇒委託販売とできるでしょう。福島県産はまだ1♀しか取り出していませんし、新潟県産はまだです。

しかしながら青森県で代替の宿が見つかっておらず、来シーズン以降も行けるかは不透明です。当面は秋田を代替としつつ、「青森県産オオクワガタ採集」の目的達成のためには代替の宿探しが急務といえるでしょう。資金稼ぎにFXも学習しないと…。あと、YouTubeチャンネル開局もですが。

少子化…?

今日は午前中、LUMBERJACKレンタルBOXの虫メンテに行ってきました。

 

オオクワガタ幼虫 オオクワガタ幼虫
青森県産のセットで幼虫が見え始めてたこと、産卵木が1本跡かたなくなっていることから幼虫を取りだすことにしました。

一部はマットから出てきた他、産卵木から数頭の幼虫を取りだしました。

 

割り出し後のセット
割り出し数が少なかったので、取りこぼしが無いよう、余った破片やマットを集めて元のケースに戻しました。これで1カ月程度放置し、再度確認となります。

 

休養セット
♀は取り出し、休養セットです。まだ羽化後1シーズンですし、今シーズンはもう産ませないので来シーズンに期待です。この後はたっぷり栄養を補って休んでもらいましょう。

 

オオクワガタ幼虫
取り出した幼虫は6頭です。セットから取り出すまでの期間が少し長かったようです。♀のよる捕食の可能性もありますし、クワガタにも少子化が到来…なんて思ってしまいました。いや、少子化は笑えないって。今の日本がそうですから。

ですが、飼育数適正化のためには産卵数抑制も考えられるでしょうか。

オオクワガタ羽化ラッシュ

いよいよ明日と明後日は2年ぶりの福島遠征です。福島は50年近い人生で何かしらターニングポイントになっている気がします。野生のオオクワガタを初めて採集した地でもありますし。

昨日(7月9日)のLUMBERJACKレンタルBOX虫メンテではオオクワガタの羽化新成虫を取り出しました。第一陣は大半が青森県産です。

 

オオクワガタ♂
取り出した♂です。測定したら65mmは軽く超えていました。大顎の付け根とか。青森県産の特徴が出ている気がします。秋田県産もほぼ同様でしょう。ただし、8月に秋田遠征が決まっているからといっても採集できるとは限りません。

 

オオクワガタ♀ オオクワガタ♀
♀も取り出しました。両方とも40mmオーバーです。形や大きさのバランスを考慮し、次世代に残すものを選ぶことになります。

 

オオクワガタ♂ オオクワガタ♂
続いて掘りましたが・・・♀だと思って800㏄に入れたのが実は♂だった・・・が多い気がします。幼虫時に一番確実なのは腹の内側を見るしかないです。

 

オオクワガタ♂
瓶を洗い、湿らせたティッシュと一緒に入れました。プリンカップが無いための措置です。

 

オオクワガタ♂
蛹室から顔を出した♂です。今はヤフオクでストア関係者以外、オオクワガタを出品できなくなったので、来週以降には委託販売に出す予定です。

ヤフオクの規制でブリーダーがオオクワガタの余品を気軽に出品できなくなった昨今、今度は放虫が社会問題になるつつあります。コスト回収ができなくなったのが大きいでしょう。

今はショップの委託販売という形で販路を確保できていますが、複数確保することでリスク分散しなければなりません。

新潟県産オオクワガタ産卵セット

今日も通常出社日、帰り道では少し雨に降られました。

 

産卵セット
一昨日(6月4日)のLUMBERJACKレンタルBOX虫メンテでは新潟県産オオクワガタの産卵セット尾しました。

自宅から加水済みの産卵木を持参、ケースの底にある程度マットを敷き詰めてからセットしました。

 

産卵セット
無加湿のマットで材の頭が出る程度に埋めました。あとはマットが材から余分な水分を吸収してくれるので、加湿はしていません。

 

産卵セット 産卵セット
転倒防止材代わりに樹皮を敷き、ゼリーをセットしてから♀を放しました。材飼育では時間がかかり過ぎたのも出たので、今季は菌床飼育も視野に入れています。あ、幼虫が取れ過ぎたら委託販売ですが、リスク分散で複数の販路確保もしなくてはいけませんね。

 

産卵セット 産卵セット
青森県産の餌ゼリーを交換しようとしたら・・・材が齧られているではありませんか?今年も脈ありそうです。

材が過湿気味だと折角産み付けた卵が腐る恐れもありますし、セットしてから少なくとも2週間はマットに過湿しなくても大丈夫そうです。あ、もう1週間は過湿せずに様子をみますか。

いつかは自力採集したいですが、代替の宿探しが先決ですね。今年も秋田ですし。

青森産オオクワガタ産卵セット

今日から6月、木曜日なので通常出社日でした。

 

産卵セット 産卵セット
LUMBERJACKでアカアシクワガタの産卵セットが終わった後は青森県産オオクワガタの産卵セットも同時に行いました。

産卵材は正月の初売り時、高校の先輩より分けていただいたものを使用しました。加水後、水切りはしていませんでしたが、乾燥状態のマットをそのまま使用することで、吸わせることにしました。こうすると、マットが材からの水分を吸収することで、加湿状態とほぼ同じになる筈です。

オオクワガタはやや乾燥気味のに産むので、水分過多状態では卵が腐る恐れもあります。マットに吸わせればセット時に霧吹きでの加湿作業が省略できるので、自然に任せるのもいいかもしれません。ただし、水分は少しずつ蒸発するので時々は霧吹きで加湿も必要ですが。

 

産卵セット
剥いた樹皮を転倒防止材代わりに敷き、ゼリーをセットした後は♀を放しました。まだ羽化して2年なので産卵は可能な筈です。人間でいえば30代に相当するので、まだ大丈夫でしょう。

今季はどれくらい産卵してくれるでしょうか。