今日もテレワーク業務、明日は通常出社日です。
青森県産で今回羽化した70mm♂をコルクベースに止まらせて撮影しました。
改めてよく見ると、青森県産の特徴がF2でもほとんど失われていません。一般に東北地方産のオオクワガタは北へ行くほど体形がスリムに、大顎が直線的になる傾向があると言われています。
しかしながら個体変異レベルではっきりした地域変異は見られません。青森県産と秋田県産ではほとんど体形に差はみられないようです。
青森県産は大顎がより直線的、根元も細くなる傾向があり、貧弱に見えることもあります。逆に福島県産は全体的にバランスが取れている様で山梨県産に近いともいえるでしょう。
それでも東北へ採集に行くのは生息地が奥羽山脈中心で、ミヤマクワガタやアカアシクワガタも同時に採集できるからです。オオクワガタとミヤマクワガタ、アカアシクワガタが同時に採集できる…東北地方は自分にとって理想の採集地であるのは変わらないでしょう。