異なるメーカーの組み合わせ・2

やっと花金、明日は祝日(秋分の日)ですが、土曜日重複のため、普段の週末と変わりません。祝日と土曜日重複が多いのは2017年以来ですが、違うのは前回の重複時に天皇誕生日だった12月23日が祝日ではなくなったことです。

曜日配列は2017年と同じですが、天皇誕生日が移動した(12月23日⇒2月23日)点が異なるだけです。

 

ラプンツェル
カスタムドールにおいて、異なるメーカーの組み合わせで極めつけはシームレス素体です。

シームレス素体は文字通り「つなぎ目がない」素体です。中には骨格があり、その周囲をシリコンで覆っているのです。

一般によく使われているのはTBリーグファイセン素体で、中国で製造されています。Amazonで通販されていることが多いですが、店舗によっては店頭販売していることもあります。なので、中国から個人輸入しなくても国内で入手は比較的容易です。デッサン用に使われていることも多いです。

価格も7000~8000円台で比較的安価なのも魅力的ですが。もとい、中国で製造しているから安いという見方が多いかもしれませんが。

欠点は無理な姿勢を取ると中の骨格が壊れる(人間でいう骨折)ことがあるので可動域はオビツボディより若干狭くなります。また、ハンドパーツが別パーツなのでどうしても手首に継ぎ目ができますが、ブレスレット等のアクセサリーで誤魔化すことができるので、気になりません。

結局はどの素体を選ぶかはオーナーの好み次第でしょう。

異なるメーカーの互換性

今日も19時まで残業でした。「待ったなしインボイス制度」なのでしょうか。10月からインボイス制度が施行されますが、9月も2/3を過ぎており、もう10日も残されていません。

 

momoko
「ドルおじ」第5話での星野くんの会話にあった異なるメーカー間の互換性について事例を交えて説明したいと思います。

鉄道模型ではTOMIXがグリーンマックスにTNカプラーのOEM供給をしており、取り付けができる他、マイクロエースの車両のほとんどがTNカプラーを取り付け可能な構造(ただし、正式対応はしていない)をしているのがその一例です。

写真のmomokoは当初、純正ボディを使用していました。肘や手の関節構造が異なっています。

 

momoko
再掲となりますが、現在はオビツボディを使用しています。momoko純正の交換ボディはメーカー公式サイトの通販でも販売はしておらず、色移りや破損した場合の代替品入手が困難です。

異なるメーカーで代替品を探すことになりますが、オビツボディは素体サイズの豊富さとメンテナンスの容易さが売りなので、代替品としてお勧めです。また、他社にOEM供給も行っています。ヘッドアダプターが数種類用意されているため、momokoヘッドにも使えました。

momokoドールは色白肌、ナチュラル肌、小麦肌の3色肌が販売されていますが、オビツボディはナチュラル肌、ホワイティ肌の2色しかないため、小麦肌の純正ボディを破損した場合は代替が効かないので注意が必要です。

異なるメーカーでの互換性があれば組み合わせは自由ですが、カスタマイズこそ真骨頂といえるゆえんでしょう。

 

真骨頂其の1・リメイク

シルバーウイーク初日は午前中、健康診断に行ってきました。コロナ禍で会社の集団検診がなくなり、個別に病院へ行くしかなくなって久しいです。一度生活様式が変わるとなかなか元には戻らないのでしょうね。

 

momoko momoko
ドルおじ第5話で星野君が「むしろ人形はカスタマイズこそ真骨頂」と言っていますが、カスタマイズとは部品を寄せ集めて組み立てたりします。

ネットオークションではメーカー製品の他に個人でカスタムされたものが多く出ていますが、ほとんどがヘッドのみです。

スケールによりますが、1/6の場合、大抵はオビツヘッドが使われていることが多いです。先ほどの例であるオビツヘッドに対し、メーカー純正のオビツボディがありますが、異なるメーカーのものでも互換性があるのです。

写真は2021年12月ごろにmomokoドールヘッドを入手しましたが、かなり年式が古く髪の毛が劣化して脆くなっていました。メーカー公式サイトで知らべると、元は「午後は休講/Afternoon Class Cancellation」だったようで、発売は2005年4月と18年以上前になります。

そこで一旦古い髪を除去し、新しい髪を植え直しました。

 

momoko
上写真のmomokoの現在です。新しい髪の色は緑で、名前は「榎(えのき)」としています。これは高校の先輩が見たという「緑の髪の女の子」の体験談が元です。

ただし、その先輩が見たという緑の髪の女の子はエノキの木の精霊が具現化したものだそうです。不思議な話ですが、これを信じるか信じないかはあなた次第です。

古い人形をリメイクするのもカスタマイズの1つといってもいいでしょう。ただし、相当な技術力が求められます。

髪の植え替えにはある道具を使用しましたが、鉄道模型改造の経験が活きたといっても過言はありません。

ボディはオビツ製作所製のオビツボディを使用していますが、これも異なるメーカーでも互換性があるという一例です。ただし、肌の色を合わせる必要があります。

改造やリメイクも自分の理想とする形に仕上げるのですからカスタマイズにカテゴリーされてもいいと思います。