今宵は・・・

週明けスタートは19時まで残業でした。とはいえ、在宅勤務でしたが。

9月も1/3を過ぎ、夜はめっきり涼しくなりました。今宵は久しぶりに夜間観察に出ました。

 

カブトムシ♀
広場にて今季初のコオロギを採集しました。が!…♀だったので鳴きません。虫の鳴き声を楽しむには♂を採集する必要があります。

雑木林に入り、都県境近くのカシの木でカブトムシの♀を発見し、採集しました。現フィールドでは最も遅くまでカブトムシを見たことになります。産卵用にキープしましたが、手に取ってみると軽く感じられました。時期柄、難しいかもしれませんが、少しは産卵してくれるでしょうか。

 

コクワガタ♂ コクワガタ♂
神奈川県側のポイントでは少ないながらもコクワガタを見つけ、撮影しました。奥のポイントでは体形が細い♀を発見、スジクワガタの可能性も否定できないので一応持ち帰りました。

スジクワガタであれば筋ははっきりしている筈です。コクワガタにも個体変異で細い体形がいるのでしょうか。夜の闇では確認しづらいので持ち帰って確認することとしました。

これ以上探しても虫が見つからないので、切り上げて帰宅しました。

2023年度カブトムシ産卵セット

昨日の疲れをかなり引きずっており、今日は午後に1時間以上も昼寝してしまいました。

 

カブトムシ産卵セット
すでに8月も終わりに近づき、そろそろカブトムシの産卵セットをしなければなりません。

盛夏の猛暑を鑑み、近年は8月の処暑過ぎにセットするようにしています。昨夏は飼育ケースをコンクリートの上に置いたのが良くなかったようです。コンクリートの表面温度は外気温に+20度であり、気温35度の時は55度以上にもなっています。

コンクリートの上に直接ケースを置かなければいい訳で、今年はベランダの棚を少し整理しました。

幼虫を育てた時のそのままで、餌ゼリーをセットして野外採集♀を放しました。8月後半以降に採集したものならほぼ100%交尾済だからです。ただし、8月旧盆以降は目立って少なくなるため、8月前半の旧盆ぎりぎりにまで採集できれば理想です。目安としては旧盆の迎え火ぐらいでしょう。

現フィールドは稲城フィールドより少ないのか、夏休みには先行して親子連れに採集されてしまっているのか分かりませんが、なかなか採集できません。落ち葉囲いで幼虫は沢山みているのですが…。

2年ぶりの採卵成功なるでしょうか?

久しぶりのフィールド

今夜は久しぶりにフィールドに出ました。カブトムシの♀が現在1頭のみ、幼虫から育てたものなので無事に交尾が成立しているかは不安でした。

そこで、今の時期に採集した♀ならほぼ100%交尾済のはずで、野外♀探しも兼ねることにしました。

 

ハラビロカマキリ ハラビロカマキリ
現実は甘くなく、すでに8月も終わりに近づいているため、秋の虫へ主役が交代しつつある頃でした。まずはハラビロカマキリを見つけ、撮影しました。

 

ゲジゲジ
樹液の出ている木を片っ端から見ましたが、カブトムシやクワガタはさっぱりませんでした。ゲジゲジもいて、餌のゴギブリを探しているのかのようでした。ムカデと違い、人に危害を加えることはないようです。

 

カブトムシ♀
ようやくカブトムシの♀を見つけ、撮影後にキープしました。もちろんブリードに使います。

 

コクワガタ♂ コクワガタ♂
都県境を越えて久しぶりに神奈川県側に出ました。こちらも虫は少なく、やっとコクワガタを見つけた程度でした。

コオロギは9月になってからでしょうか、まだ出ていないようです。今年は山道ポイントにまだ行ってないので、週明け以降に行くことにしますか。フィールドが変わるきっかけとなったスジクワガタ発見から5年になるものですね…。

カブトムシ羽化

3連休最終日も体温並みの猛暑でした。明日まで続く見込みだそうです。

夕方に虫の餌交換時、カブトムシが羽化していたことが判明しました。

 

カブトムシ カブトムシ
羽化したのはトータルで10♂4♀と♂に偏りました。昨秋に幼虫を野外採集したので、偏ったのは致し方ないですね。しかしながら3♂1♀の死亡か確認されました。

次世代に残す分を除いて幼虫を採集したところへ戻すことは決まっていました。このうち、最終的には1♂2♀を残し、あとは採集地へ戻しました。

稲城フィールド活動時代だったら、余品を戻しに行くのが大変でした。フィールド再編が決まった際、産地は早々に切り替えたのが功をなしたといってもいいでしょう。

フィールド切り替えはグリーンボランティア活動もあるためで、雑木林の活動と同時に自然観察ができるからです。そうなると、とても稲城フィールドまでは手が回らないため、退くことにしたのです。

これからは次世代を担う子供たちにノウハウを引き継いで貰い、夏休みの自由研究に活用してほしいことと、これまでの成果は教育委員会へ実質的に引き継いでいます。

これにて野外採集の♂と合わせて種親は2ペアになりました。♀は羽化直後に交尾してしまった可能性があります。

昨年は産卵失敗したので、今年はうまくいくでしょうか。

今季初のカブトムシ

本日は21時過ぎに夜間樹液観察に向かいました。明日は終日雨なのと、2021年9月に採集したコカブトの♀を採集地に戻すためです。

 

コクワガタ
まずは遊歩道を東に最初のポイントへ向かいました。コクワガタの♂を発見、撮影しました。この時点で中歯型ノコギリの♂を見つけてキープしました。残念ながら写真は撮っていませんでした。

 

カブトムシ♂ ノコギリクワガタ
来た道を戻り、山頂ポイントでカブトムシの♂を見つけました。今季初確認です。同時にノコギリクワガタの交尾を見つけ、撮影しました。撮影後はネットを使ってノコギリクワガタのペアをGETしました。同時に中歯型はリリースしました。

♀も大きいため、5月末に採った方もリリースしました。結局のところはノコギリクワガタの今季採集数が2ペアとなりました。資源保護のためなら同一産地で年1、2ペアが限度でしょう。

ノコギリクワガタの後はカブトムシを採集しました。♂が先に羽化し、♀の羽化を待っているパターンなので、そのうちお嫁さんも探さないといけません。

 

ノコギリクワガタ♂
都県境を越えて神奈川県側にも行きました。こちらはあまり虫がおらず、コカブト♀を戻した帰りにノコギリクワガタを見つけ、撮影しました。

交尾後、メイトガードしていたようです。神奈川県側でも今季初のノコギリクワガタを確認したことになります。

発生が数日遅いようですが、都県境を越えただけでも変わるのは面白いです。

この後は家路につきました。

幼虫危機一髪!

週明けは夕方まで雨、テレワーク業務終了する頃には上がっていました。業務終了後、日没までの明るいうちに餌ゼリー交換、カブトムシの幼虫の餌も切れていることが判明しました。

 

飼育ケース
成虫の餌ゼリー交換をいったん中断し、確認することにしました。ケースはほとんど糞だらけで、一部の幼虫がマットの上に出ています。3月の異常高温も影響し、餌をよく食べるからあっという間になくなったようです。

 

カブトムシ幼虫 カブトムシ幼虫
幼虫は意外とタフで元気でした…(;’∀’)

 

飼育ケース
朽木片を新たに追加しました。稲城フィールドよりは成虫の発生が遅いことから、少なくともあと半月ぐらいは餌を食べてくれるでしょう。蛹室作りに2週間、前蛹期間が2週間、蛹期間が3週間とすると、羽化は7月末近くになりそうです。

梅雨が明けると猛暑、バルコニーはコンクリート床なので熱がケースへ伝わってしまいます。7月前半の時点で人工蛹室へ移せるかどうかは瀬戸際になりそうです…。

スジクワガタがいるぐらいですから、稲城フィールドよりは平均気温が若干低い可能性もありますが。

カブトムシ幼虫餌補充

週明けは好天、しかしながら残業でのスタートとなりました。

昨日(4月9日)は夕方の明るいうちにカブトムシの幼虫の餌補充を行いました。

 

カブトムシ幼虫 飼育セット
飼育セットを確認すると、材以外はほとんどが糞になっていました。今冬も寒かったのですが、3月になると急に気温が上がり、その分だけ摂食活動も盛んになったようです。

肝心の幼虫は…というと元気でしたので安心しました。

 

飼育セット
木屑やクワガタに使った材の破片等をケースへぶち込みました。腐葉土だけでは大きくならない、朽木も一緒に与えると大きくなることが分かっています。

シイタケ栽培を終えて捨てた廃ホダ木の下にもいることが多いのもそのためで、大型分解者として雑木林に貢献しています。

 

カブトムシ幼虫 飼育セット
もう1ケースも幼虫を確認、こちらには菌糸カスもまとめてぶち込みました。順調にいけば5月後半までに大半が糞となる筈です。

クワガタメインでありながらカブトムシも飼育しているのは、菌糸カスや材の破片を処分するためであり、生きたコンポストの役割があるためです。

残り1カ月ですが、たくさん食べて立派な成虫になってほしいですね。

大往生・・・・

今朝、ついにカブトムシの死亡が確認されました。7月24日に採集してからほぼ5カ月近い寿命でした。

 

カブトムシ♂
年越しは叶いませんでしたが、2012年採集個体の記録を2週間以上も塗り替えて歴代最長寿となりました。

半分にカットしたプロゼリーに変えたのは11月後半ぐらいでしたが、もう少し早く切り替えていれば結果は違ったかもしれません。せめてクリスマスぐらいまでは生きてほしかったです。

2012年採集個体は稲城市産でしたが、今回のは近所産です。メインフィールドが変わり、今年からは稲城市産は採集・飼育はしなくなりました。とはいうのも、現行フィールド産に切り替えるためで、今年度限りで稲城フィールドからは撤退するためです。

12月3日に歴代最長寿記録を塗り替えるまでは2012年採集個体の12月2日、第2位は2017年採集個体の11月27日です。他は平均して10月後半~11月後半でした。

12月後半まで生き延びたことは年越しの可能性を切り拓いたといっても過言はありません。ご冥福をお祈りも仕上げます。

12月後半のカブトムシ

今日はテレワーク業務でした。メルカリにて仕入れたジャンク品が届いたので業務終了後、再生作業に着手しました。

 

カブトムシ
すでに12月も後半となりましたが、カブトムシはまだ生きています。さすがに朝は寒くてあまり動いていませんが、日中に気温が上がると動き出して餌を食べたりもしています。

2012年採集個体の記録をすでに2週間も塗り替えています。死んだら標本にして残すことも考えていますが、いつまで生きているでしょうか?

国産カブトムシは卵から産まれて1年の寿命しかないといわれていますが、飼育下では適切な温度管理と餌があれば寿命が延びることを証明しています。つまり、1年の寿命が数カ月延びるわけで、最大で1年半ということでしょうか。成虫の寿命がよく1か月程度といわれるのも、自然下ではカラスや蝙蝠、タヌキ、イタチ等の天敵による捕食もあるからでしょう。

愛用しているゼリーは高蛋白なので、ゼリーに含まれている蛋白質が寿命を延ばしているといっても過言はないです。

今年もあと2週間あまり、このまま年越しの可能性も出てきました。まだ2週間もあるので、しばらくは目が離せなさそうです。

絶賛記録更新中

23日にはカシオペアが白昼堂々常磐線経由で運転されるので、休暇取得できないか相談したら可、ほぼ決定しました。

よく考えたら2月に運転された時は梅が咲いていた時期なんですよね…。のちに来年1月8日と2月26日にも運転されることがわかり、このうち梅の開花時期は後者です。ただし、2023年の偕楽園駅営業日はまだ分かりません。

 

カブトムシ
12月もすでに1/3以上が過ぎ、中旬になりましたがカブトムシはまだ生きています。2012年採集個体の記録をすでに10日も塗り替えています。

朝晩は寒く、暖房をつけていないときはあまり動いていませんが、日中および暖房時は時折餌を食べたり動いている様子が確認できています。

このまま年越してお正月まで行くのか?室温が概ね16度以上あれば大丈夫なようですが、外国産だったらこうはいかないでしょう。国産だから寒さに強いわけで、四季の変化があるということは寒候期と暖候期での温度変化が大きい訳です。

氷河期の終わりに中国大陸方面から進出し、季節の変化に適応していった結果でしょう。いったい、いつまで生きているのでしょうか?