50mmオーバーコクワ♂死去

今日は日差しが乏しく寒い週明けでした。

 


テレワーク業務終了後、餌交換時に50mmオーバーのコクワガタ♂が死亡しているのが確認されました。

福島県産WF1で、2019年6月羽化です。羽化してから2年4か月間の寿命でした。

現状唯一の50mmオーバーコクワガタですし、これを超える個体は羽化も採集もしていません。野外で45mmオーバーの大型個体は見つかることはあっても、48mmを超えたあたりから個体数が激減するため、50mmオーバーが採集されるのは非常に稀です。

ブリードでも菌糸で幼虫を育てれば確率は上がりますが、交換のタイミング等を見極めないと難しいです。

3齢幼虫になった時点で、前期はまだ食欲を欲して餌を食べるために伸びしろがありますが、後期になると脂をのせるのと酸素優先のため、菌糸交換すると暴れて体重が落ちるためです。

初めての50mmオーバー個体なので、しばらく保管して標本にして残します。符節等の欠損がなかったのが幸いでしょう。

コカブト発見の瞬間

シルバーウイーク前半3連休の中日は台風一過で晴れて暑い1日でした。午後、近所のフィールドへ行ったら、山道の路面コンディションはだいぶ回復し、昼間は問題ないのですが、夜間はまだ危険が伴いそう…ということで見送りました。

 


15日の夜間観察時の写真になりますが、左写真がコクワガタ、右写真がコカブトです。9月になると樹液が涸れ始め、出ていても発酵しなくなります。

カブトムシがこの時期にほとんど死亡するのは飢え死にが大半ですが、発酵臭によって餌の樹液を探していると考えられます。

一般にクヌギとコナラは樹液を出す木として知られていますが、樹液の出し方も質も全く違います。クヌギはコルク質が厚く、樹液もよく発酵してアルコール臭もします。真夏の気温が高い時期は発酵が進み過ぎて泡を吹くこともあります。

それに対し、コナラは水っぽくてサラッとした樹液を少しだけ出します。このように木の種類によって違うのです。カブトムシがよく好むのはクヌギが多く、河川敷での柳の場合は自分で傷をつけて染み出る樹液をなめているようです。

飼育下で秋になっても長生きすることが多いのも、餌に起因するといってもよいでしょう。

コカブトは寿命が長いだけでなく、肉食性というところもありますが、食性の違いから樹液が出ている・出ていないは関係なさそうにみえます。

樹液にも灯火にもあまり来ないうえに少ないので、偶然にしか見つける手立てはないですが、ブリードが目的ならば♀が見使っただけでラッキーともいえるでしょう。

2日連続コクワリーチ

今日から夏休み4連休です。同時に秋雨前線ができ始めました。いくらなんでも秋雨早すぎな気がします。

 


最初のお客さんは小型のゲンゴロウでした。続いてコクワガタ♀が来ました。これにて、2日連続でリーチがかかったことになります。

 


夜の帳が下りてくるに従い、だんだんとお客さんが来つつあります。続いてはノコギリカミキリが来ました。南日本に多いニセノコギリカミキリが東北の山奥にまで生息している筈はないので。まず間違いないです。

ノコギリカミキリとニセノコギリカミキリの見分け方としては、胸の光沢の有無です。ノコギリカミキリには光沢がありますが、ニセノコギリカミキリにはありません。また、後足脛節の外側も、ノコギリカミキリにはミゾがありますが、ニセノコギリカミキリにはありません。

高校の時の先生に区別の仕方を何度か教わったりもしたので、すっかり覚えてしまいました。旧フィールドでニセノコギリカミキリを見つけるためでもあり、先生から「ノコギリカミキリだと思っても捨てないで」と言われたこともあります。

そのため、東北遠征時のライトトラップで飛来した時もここにはいないと分かっていてもついつい気にしてしまいます…。

コクワリーチ

今日は仕事の都合で出社日でした。明日はテレワーク、明後日が通常の週一出社日です。

 


しばらくしてコクワガタ♀が飛来しました。これにてリーチがかかったことになります。ドルク属で比較的集光性が高いアカアシクワガタと違い、コクワガタは条件が必要です。

 


次いでアカアシクワファタの♀が飛来しました。

 


そして…♂です。後に測定したら42mmでした。50mmオーバーが羽化したことを考えると、福島県では大型個体が採集されているようです。

コクワガタといえど、東北地方のオオクワガタ多産地では馬鹿にできません。なぜなら、コクワガタが飛来した後、オオクワガタが後から来ることが多いのです。BINGOゲームでいえば、リーチをかけてくるようなものです。

しかしながら、BINGOゲームでリーチが出たからといっても、当たるとは限りません。ある意味、運任せの要素が強いです。

アスファルト路面が濡れており、乱反射とあいまって条件は悪いです…。

福島産コクワガタ

2泊3日の福島遠征から帰ってきました今年は大気の状態が不安定で雷雨にも悩まされ、悪条件下での採集を強いられました。雨が止んでも乾季が居座っているために気温が低く、その分虫の活動が鈍ります。同じ条件下なら、9月の青森の方がまだましです。

 


灯火採集ではコクワガタが2日間で1♂2♀飛来しました。コクワガタが飛来したということは、オオクワガタの飛来にリーチがかかりました。しかし、リーチがかかったにも関わらず、オオクワガタは飛来しませんでした。

違う血を入れないと近親交配による累代が重なり、親の血が濃くなることで奇形や矮小化、何らかの身体障害による衰弱化も考えられます。F5までなら大丈夫ですが、F3あたりで違う血を入れるブリーダーが多いです。近親交配による累代のリミットは2024年頃でしょう。

 


今回飛来したコクワガタの♂です。福島産は比較的大型が採れることも多く、50mmオーバーも採集されることがあるそうです。実際、52.1mmの羽化個体がいます。

大型になると好戦的で、♀が殺されたことがあったので、1♂2♀のトリオは保険として上等でしょう。

BE-KUWAギネス超え、そして60mmを目指すためにも大切に累代しないといけませんね…。

里帰り準備

週明けも雷雨に見舞われました。週前半は寒気の影響で不安定な天気が続くそうです。

 


いよいよ明日は福島遠征です。時期柄天気が不安ではありますが…山の天気は変わりやすいですし。

昨年羽化したコクワガタ3ペアを里帰りさせることにしました。未だヤフオクに出品しておらず、在庫を抱えるのも…という訳で祖父母の産地へ里帰りさせることにしました。累代はF2で、まだそこまで進んでもいません。

例年、オオクワガタを採集するためとはいえ、福島の他に青森採集を目指している昨今、時期の分配が難しいのです。東北地方の夏は北海道より短く、一部はどうしても梅雨時期になってしまいます。
また、東北地方は年によって梅雨が明けないことがあり、近年では2017年に東北地方全域、昨夏は北東北で梅雨が明けませんでした。

しかしながら、オオクワガタ三大産地であった山梨、関西、九州での採集が難しくなり、今や本当のオオクワガタ多産地は東北地方といえるでしょう。

東京都に4度目の緊急事態宣言が出され、移動が制約されている中での遠征採集となります。今年はオオクワガタが採集できるでしょうか。

福島産コクワ仕分け

今日は15日の振替で出社日でした。次回出社は8日です。その代わり来週は12・16日がテレワーク、13~15日は休暇なので出社日がありません。

 


会社から帰った後、明日の燃えるゴミ収集に向けて餌交換しました。

福島産コクワで先日持ち帰った材飼育♂と別血統の♀を仕切り付きケースへ移しました。

材飼育で羽化した♂が脱出してケース内を動いていたことは成熟が早いということでしょうか。オオクワガタの場合、羽化後の性成熟は6か月ぐらいで、初夏に羽化しても性成熟する頃には冬を迎えます。6月に羽化と仮定して、6か月後は12月だからです。

当然、冬は寒くて冬眠しますので、交尾産卵に使えるのは翌春ということになります。

採集地が福島産なので、羽化したからといって近所の林へ放すわけにはいきません。来週の福島遠征時に里帰りさせるのが一番でしょう。親…いやF2ですから祖父母の生まれ故郷にです。

もちろん、次世代に使う分は残しますが、50mmオーバーの♂がまだ健在なので、当面はこちらを種親に使います。東北遠征時ではオオクワガタを呼んでくれる重要な虫であることには変わりないでしょう。

福島産コクワガタ羽化

明日はほぼ終日雨の予報なので雨が止んでいるうちに…と今日の午後にLUMBERJACKレンタルBOX虫メンテに行ってきました。

月後半以降の梅雨明け後に暑くなる前に避暑として、第一陣のオオクワガタ幼虫を持って行きました。材飼育のやつです。まだあと5頭の残っているので、あと2、3回に分けて運ぶことになります。

 


材飼育していたコクワガタの♂が出てきたので、別容器へ移しました。体長は30mm台後半でした。材飼育では大型を狙うのは難しいですね…。しかし自然本来の体型で羽化してくれたのでよしとしましょう。

もう1頭の♂も羽化してしましたが、闘争に負けたのかバラバラ死体なっていました。

もう1本は脱出痕がないので、持ち帰って割ることにしました。生死は?♂なのか♀なのか、割ってみないとわかりません。材飼育の欠点でもあると同時に醍醐味ともいえるでしょう。

2年1化に引っ張らないと大型個体を狙うのは難しいですが、大型種での話で、コクワガタはほぼ確実に1年1化なので不可能でしょう。コクワガタで50mmオーバーの大型を目指すなら菌糸をおいて他になさそうです。

WF1コクワガタペア

今年の福島遠征は7月13~15日が濃厚となりました。また、今回は初めてレンタル無しとなります。じゃあ、ライトはどうするのか?…それは持参します。青森遠征時も55W1つでなんとかなりましたし、レンタルに頼らずにどこまでできるかチャレンジしたいです。レンタルに頼らないことで、その分宿代が節約できますがW

今年も決定が遅くなったのはコロナの影響もありますが、緊急事態宣言が解除されてもすぐに動ける筈はなく、まん延防止等重点措置の解除時期を見計らっていたためです。

 


先週、LUMBERJACKレンタルBOX虫メンテから持ち帰った現フィールド産のコクワガタは1♂7♀でした。全て元の採集地に戻すつもりでしたが、唯一の♂が40mm台で大きいため、次代で更なる大型を目指す方針に変わり、1ペアだけ残しました。

次代の種親候補から漏れた6♀は全て元の採集地は21日に戻しました。

1か月は餌を食べないので乾燥に気をつけるだけです。福島遠征から帰った後に餌を与えることになるでしょう。

福島産コクワガタ産卵セット

今日は週1の出社日でした。政府によるまん延防止措置等が来月8日に解除判断されるようなので、東北遠征は状況を見て決めることになります。あとはワクチン接種だけですね。

 


20日の餌交換と同時に福島県産コクワガタの産卵セットをしました。♀殺しがあったため、新しく同郷のF2♀、30mm台の大型を交尾相手に選びました。50mmオーバーの♂となると、好戦的な性格になっているのかもしれません。最終的には60mmを目指したいわけですし。

BE-KUWAギネス超えだけでも大変なのに、60mmを目指すのは夢物語かも知れません。

大型♂には大型♀が相性が合うのでしょう。大型を目指すなら♀の大きさを重視するべきです。♀が大きいと大きな卵を産んでくれるからです。この大型♀は昨夏に羽化したものです。まだ若いですし、♀の年齢も重要です…ってオイ!♂も若い♀の方が嬉しいのかも知れませんが。

普通に飼育するだけでなく、目標を立て、色々なテクを試してみる方がいいのでしょう。