2日目の灯火採集

今日、ヤフオクに出品し落札された福島産ノコギリクワガタ幼虫が旅立って行きました。50頭中40頭で、残ったのは10頭だけです。

明日にはAmazonで発注したものが届きますし、未知の領域へ踏み入れつつある感じがします。

 


※ミヤマクワガタ♀

夕食後は灯火採集です。前日と違い、広場でのイベントがなく、ライバルもほとんどいません。まずはミヤマクワガタの♀を見つけました。

 


※アカアシクワガタ♀

続いてアカアシクワガタの♀を採集しました。これで、アカアシクワガタは前日の♂と合わせてペアが揃いました。

 


※ウスバカミキリ

スキー場の上に明かりがあるのを見つけ、そこへ行ってみることにしました。ウスバカミキリを見つけ、撮影後に採集しようとしたら落ちてしまいました。落ちたところが草むらだったので、見つけられませんでした。

 


※ミヤマクワガタ♀

再び温泉郷周辺を捜索すると、1匹のクワガタ♀がひっくり返ってじたばたしているではありませんか?脚のすねに黄色紋があるので、ミヤマクワガタの♀と分かりました。撮影してから採集しました。

 


※カブトムシ♂

捜索を終え、宿方面へ来た道を歩くと、カブトムシが歩いているのを見つけました。撮影後に採集しましたが、♂だけなのでブリードの対象外とし、標本にするために毒ビンに入れました。

民宿の門限まで時間がまだあるので、道の駅も調べることにしました。こちらではトウホククロオサムシとコカブトを見つけたのみでした。

22時近くになったので、切り上げて宿に戻りました。

 


※採集成果

この日はクワガタだけでも

ミヤマクワガタ4♀
コクワガタ1♀
アカアシクワガタ2♀
スジクワガタ1♂

の合計8頭も採集できました。

2020年シーズン総括【前編】

10月も後半になり、夜の気温も18度を下回る日が多くなってきました。最後に野外でコクワガタを見たのは5日で、これにて今季の夜間樹液採集は終了したと見られます(終了日の確定は11月末予定)。

新潟遠征の報告は一旦お休みし、2020年シーズン総括をします。今季は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、東北や新潟遠征が危ぶまれましたが、青森が中止になっただけで、採集したクワガタは6種をキープできました。

2日に分けて報告します。今日はオオクワガタ、コクワガタ、スジクワガタです。

 

オオクワガタ
 
まずはオオクワガタです。今季は福島で採集できず、4年連続採集はなりませんでした。しかし、友人のライトトラップに飛来していたので撮影させて貰った他、9月の新潟遠征で採集でき、2014年7月の合宿以来、6年ぶりのリベンジを果たせました。

また、友人から福島遠征時に新潟産の採集個体をお土産に戴き、WDの飼育個体は福島産2♀、青森産1♀、新潟産2♂5♀となっています。

新潟での初採集で、福島に続いて採集実績を残すことができました。あとは本命の青森産で、秋田産もいずれは狙うことになるでしょうか。

 

コクワガタ

今季も新旧フィールドの両方で見られましたが、福島遠征ではライトトラップに飛来しませんでした。9月の新潟遠征では1♂2♀を採集できた他、今季から新フィールドでも採集する方針になり、都県境を挟んでそれぞれ1♂1♀のペアを採集しました。

都県境を越えての交流の可能性もありますが、近親交配を防ぐための合理的な行動ともいえるでしょう。都県境とかは人間が行政上で引いた境であって、これを昆虫に当てはめるのはおかしな話ともいえるのです。

ただし、旧フィールドでは昨季から採集せず、観察のみにとどまりました。

 

スジクワガタ

今季は近所も含めた新フィールドのみで採集しました。8月10日には近所で日中に見つかり、この時は自分ちの近くで見つかるとは思わなかったので、衝撃を受けました。

これにより、生息地が連続している可能性が高まった反面、旧フィールドでは絶滅したか生息地が分断されつつも生き残っているかの仮説ができました。

今季は♂しか採集できませんでしたが、本種が生息していることは、まだまだ自然が豊かな環境であるといえるでしょう。

明日はノコギリクワガタ、ミヤマクワガタ、アカアシクワガタについてまとめます。

近所産スジクワガタ

スズムシ生息の可能性を探るため、久しぶりの日中観察でした。ただし、猛暑でかなり暑かったですが。

 


山道に入ってすぐの樹液ポイントで、まさかの…

スジクワガタ

を見つけました。

現在のフィールドでは2年前からスジクワガタを見つけていますが、神奈川県側です。東京都と神奈川県との都県境がほぼ道沿いにあり、見つけたのは東京都側です。

まぎれもなく近所産です。これにて家の近所で独自に見つけたクワガタムシはコクワガタ・スジクワガタ・ノコギリクワガタの3種になりました。

 


都県境を越えて山道を下りました。見つけたスジクワガタ以外にクワガタムシはいませんでした。

 


駅の方へ自転車を走らすと…何かが飛んでいるではありませんか!?

 


猛禽類を模した凧のようです。スズメとか烏等の鳥避けでしょう。鷲や鷹、隼といった猛禽類は生態系の頂点なのです。月末になれば、梨の収穫期を迎えます。

再び都県境を越えて東京都内に戻り、6月に採集したノコギリクワガタの♀をリリースした後は帰宅しました。

 


帰宅後に採集したスジクワガタの♂です。大顎の先が斧みたいでかっこいいです。それでも25mmぐらいです。しかし、自分ちの近所で見つかった意義は大きいでしょう。

 


成虫自体がコクワガタより小さいので、コバエシャッタータイニーへ入れて飼育することにしました。

あとはお嫁さんですね。生息地がよこやまの道沿いに連続している可能性は非常に高いですし、今回の発見はそれを証明することにもなるでしょう。

7月初の夜間観察

今日は梅雨の晴れ間で真夏の暑さとなりました。まだ梅雨真っ只中とはいえ、7月になれば晴れると暑くなります。

昨日はフジテレビで放映された「世界の何だコレ!?ミステリーSP【日本で起きた!摩訶フシギな現象SP】」にて幻の駅「きさらぎ駅」も出て、16年以上経った今でも検証する人がいる等、語り継がれています。

パラレルワールドもそうですが、あの後では真っ暗な山道が入り口にさえ見えてくるんですよね…。

 


そんな異世界への入り口をイメージして真っ黒な画像をUPしてみました。パラレルワールド…しかし、そんな簡単に行ける筈はありませんね。昭和がまだずっと続いて昭和95年、あるいはまだ平成が続いて平成32年だったり。。。

 


山道は当然ながら懐中電灯がなければ真っ暗で歩くことすらできません。やっと見つけたのは蛾です。今年は新しく樹液が出始めた木もあります。しかし、クワガタはあまり出ていません。

 


ようやくクワガタを見つけ、撮影後に採集しました。同じサイズのコクワガタなら内歯がないですし、あることからスジクワガタのようです。

帰宅後に詳しく調べた結果、スジクワガタと判定、今季初確認となりました。

 


同じ木で樹液を吸っているケシキスイを発見、撮影しました。この木の樹液を吸って満腹になったとみられます。

山道を歩いて自転車を置いたところに戻り、帰宅しました。カレンダーの年号が令和2年であることから、パラレルワールドに行った訳ではありませんね、ハイ。

いつもと変わらない光景でもカレンダーの年号が昭和95年または平成32年だったら、そこは間違いなくパラレルワールドということでしょうね。まあ、別にオカルトマニアじゃないんですが。

スジクワガタ産卵セット

今日から関東も梅雨入りです。午前中は天気が良かったですが、昼過ぎから雨が降り出し、大雨でのスタートとなりました。

 


テレワークでの仕事が終わった後、スジクワガタの産卵セットをしました。

昨日の夕方から材を仕込んでおきました。

 


コクワガタより小さいので、コバエシャッタータイニーで産卵セットをしてみることにしました。柔らかくて高湿度の材を好むようなので、水切りせずにマットへ半分ぐらい埋め込みました。

産卵セットに♀を放しましたが…こんな大きかったけ?と錯覚するぐらいでした。20mmに満たない大きさですが、コバエシャッタータイニーへ入れると容器が小さいからか大きく見えてしまいます。

 


もう1頭もセットしましたが、♀はすぐに樹皮の下へ潜り込んでしまいました。

餌交換時、青森産の♀および地元産の2♂が死亡していたのが確認されました。ドルクス族ですが、スジクワガタは短命なようです。無事に冬を越せただけでもましですが…。

セットした2♀はそんなに長くはないでしょう。地元産はまたいつでも採集できますが、今年も見られるとしたら来週後半以降となるでしょう。

肝心の材が余ったので、何とかしなければ…。スジクワガタのブリードは難しいので、産卵してくれるでしょうか?

越冬明け・2

今日は昨日より雲の多い天気でした。気温は高めですが、週末は土曜日が暖かい雨、日曜日は雪になる見込みです。

昨日(3月26日)の餌交換ではコクワガタとスジクワガタを起こしました。

 


まずは青森産コクワガタです。昨年9月の青森遠征時に採集したものです。採集時、コクワガタの飛来に気づけば、周辺の捜索でオオクワガタを見つけられた可能性があります。東北遠征時、コクワガタが来るかどうかでオオクワガタが来るかカギを握っているともいえるでしょう。

 


続いてスジクワガタです。地元で採集したもので、ペアを一緒にコバエシャッタータイニーへ入れました。

ご覧のとおりコクワガタより小さいので、タイニーへペアで入れても余裕で収まります。産卵は難しいので、成功率を上げるならまずはペアリングした方がいいとの判断です。

自分ちの近くにスジクワガタが多くいるだけでも驚きモノですね(;^_^A

 


こちらは青森産のスジクワガタです。青森遠征時に何度か採集していますが、毎回採集できている訳ではありません。かといって、狙ったからといっても採れるわけではないので、意外と難しいです。自分ちの近くは多産地といえるレベルでしょう。

これから4月に向け、気温が上がっていくので、餌交換時に順次起こすといった形となります。あと1か月半で訪れる樹液採集シーズン、今季はどんな虫相を見せてくれるのでしょうか。

スジクワガタ越冬準備

金曜日から降り続いた雨は今朝、やっと止みました。しかし、南からの暖かい空気が流れ込んだため、季節外れの暖かさとなりました。

午前中にLUMBERJACKへ行った後、午後はスジクワガタの越冬準備をしました。

 


コバエシャッターミニに仕切りを取り付け、マットと水苔、餌ゼリーを入れました。水苔を入れるメリットは保水効果と転倒防止材代わりで、一石二鳥です。

コクワガタより小さいですね…。家の近所で見つかったものとはいえ、コクワガタという競合種が少なかったからでしょうか。

 


今季、近所では3♂3♀採集したのですが、マット切れのため、2ペア分しかできず、残りは来週です。

メインフィールドが変わるきっかけを作った虫であり、今季もブリードは失敗はしましたが、自分ちの近所で普通に見つかるとは思ってもいなかったことでしょう。

令和初のスジクワガタ産卵セット

今日は「恋人の日」で、恋人同士でフォトフレームを贈り合う日だそうです。まあ、”平成JUMP”してしまった自分には縁のない話ですが。おそらく”令和JUMP”もしそうな気がします。

 


スジクワガタの産卵セット準備として、数日前から仕込みをしておきました。マットに埋めて1週間以上経過したので、取り出しました。

 


材を斜めにセットし、半分以上埋めました。コクワガタを始め、小~中型種をミニケースでブリードするとき、餌ゼリーをホルダーにセットしたまま置けるよう、材は斜めにセットしています。

 


転倒防止材代わりに樹皮を敷き詰め…

 


餌ゼリーをホルダーにセットして完成です。この後は♀を放しました。

 


スジクワガタの♀です。スジがはっきりしているのがおわかりでしょうか。

昨年の晩夏に家の近所で採集したもので、新フィールドが加わる契機となったのはいうまでもありません。高地に多いのに、なぜか東京と神奈川にまたがる丘陵地で見つかるとは思ってもいなかったです。

ブリードは難しいので、一筋縄ではいかないのでしょうね。

材仕込み

今日は「むしの日」ということで、夜間樹液観察に出撃しました…が、少雨の影響なのか、風も強く、あまり虫はいませんでした。

 


昨日のコクワガタ産卵セットで使用した材は3本です。1本が余りましたが、こちらはマットを溶かした水にほぼ丸1日浸けました。

ノコギリクワガタ幼虫で使用済マットを取っておいたのはこのためです。

 


会社から帰った後に水を捨て、更にマットで埋め込みました。数日間はこのままです。

何を作っているのか?というと、「バクテリア材」です。スジクワガタはコクワガタより腐朽が進んだ材を好むらしく、ノコギリクワガタやヒラタクワガタ等の根食いスタイルで良いわけではなさそうです。

そのため、他のクワガタで使用したマットのバクテリアの力を借ります。スジクワガタのブリードが難しいのはこのためかもしれません。

次の週末には産卵セットができそうですが、結果はいかがなるものでしょうか。

令和へ…スジクワガタ活動準備

今日は平成最後の出勤日でした。ただし、“平成の仕事納め”といっても、年末と違っていつもと変わりませんでした。

平成30年間のうち、ほぼ25年間働いたことになります。今から25年前の1994年に転職前の会社に入社してから社会人生活が始まりました。それから20数年後、経営状況の悪化により転職を決意して今の会社へ、平成最後の8か月間は女性30人弱の職場で働くとは思ってもいなかったことでしょう。

10連休明け後は令和初の出勤日になると同時に令和の仕事始めでもあります。

 


ノコギリクワガタの活動準備と同時にスジクワガタも準備しておきました。コクワガタより小さく、雌雄どちらも20mmに満たないため、コバエシャッタータイニーに入れました。

元々高地に多い種なので寒さには強いのですが、連休序盤は季節外れの寒さです。令和になっていつ、産卵セットできるか分からないので、できるだけ早めに材の仕込みとかやっておく方が正解といえるでしょう。

ブリードは難しいので、♀を口説くにはそれなりのテクが必要なのでしょうね。