処暑前夜

明日は二十四節気の「処暑」です。暑さが終わる頃の意味で、日中は残暑で暑さは残っていても、朝夕の涼しさに秋の気配を感じられるようになります。

処暑前夜となる今夜は20時45分と出撃は遅めでした。

 

キボシカミキリ
広場のカシの木ではキボシカミキリを見つけました。発生時期が5~11月と長く、秋遅くまで活動している模様です。幼虫の時はイチジク、クワの木を加害しますが、クワの木があるので生息は申し分になかったでしょう。触角の長さからして♂と判定しました。

 

木屑
都県境を越える前のクヌギの木には何もいませんでした。下の方に木屑が溜まっていることから、カシナガ加害木でしょうか。カシナガにやられた木は木屑が根元に溜まることもよくあります。

 

カシの木 ノコギリクワガタ♂
都県境を越えて最初のカシの木では上の方に虫がいました。小さく見えるのでわからず、木を蹴飛ばしたら落ちてきたので拾い上げたらノコギリクワガタの♂でした。

撮影後はリリースし、他の木も見ましたが、全然いませんでした。

切り上げて帰る途中、雨が降り出したので足を急ぎ、ほぼまっすぐ帰宅しました。

旧盆の虫相

やっと花金です。今度の週末のうちに秋田へライトを送る時の箱を調達しなければなりません。これまでの東北遠征時、自前のライトを入手してからは数日前にライトを宅急便で送ることになっています。

15日の晩も夜間樹液観察に出撃しました。ただし家を出るのが遅かったのと、親子連れのライトが見えたので都県境を越えたポイントを中心に見ました。

 

ノコギリクワガタ ノコギリクワガタ♂
シラカシの木ではノコギリクワガタがいました。カブトムシは見当たらず、ノコギリクワガタ2次発生が始まった様です。カブトムシの発生が終わるのが稲城市と比べて早いのか、採集されたのかどちらかでしょう。

 

ウスバカミキリ
奥のポイントに進むとウスバカミキリがいました。稲城市50種類目のカミキリムシとして自分が見つけてからもう31年にもなりますね…。

 

アカアシオオアオカミキリ アカアシオオアオカミキリ
時間的制約の関係で21時45分ごろまでに帰らなくてはならず、帰り際で葉アカアシオオアオカミキリを見つけました。しかし、動き回って撮りづらく、意地と根性で撮影しました。

 

ノコギリクワガタ♂
ノコギリクワガタの小型♂を見つけて撮影し、この後は山道を経由して帰宅しました。残念ながら山道ポイントでは何も見つかりませんでしたが…。

稲城フィールドから撤退した後は、その日によって自由にコースを変えられるので、今季限りの辛抱でしょうか。

ノコギリ天下

今日は蒸し暑い1日でした。数日ぶりに夜間樹液観察に出撃しました。

 

ノコギリクワガタ ノコギリクワガタ
都県境超えてカシの木は樹液が出ていました。撮影後、網を使って採集。ネットインし、確認したらノコギリクワガタのペアでした。

 

ノコギリクワガタ
キャッチ&リリースし、1か月前に採集したペアを戻しました。更に策へ進もうとしたら小雨が降り出したので戻ることにしました。

自転車を置いたところへ戻る途中、カシの木を見たら…さっきリリースしたペアが樹液を吸っているではありませんか!数カット写真を撮りました。

 

ヤモリ
都県境を越えて東京都側に戻り、先へ進みました。早速ヤモリを見つけ、撮影しました。イモリが両生類に対し、こちらは爬虫類です。

 

ノコギリクワガタ ノコギリクワガタ
クヌギの樹液酒場では上の方にクワガタらしき影が見えたので網を使ってネットイン!ノコギリクワガタのペアでした。もちろん、キャッチ&リリースしました。

 

ノコギリクワガタ
何本かのカシの木は樹液を出していました。クヌギやコナラより多いぐらいです。南西諸島ではシイ等の照葉樹が樹液を出しており、クワガタが集まるので、カシの樹液に来ていてもおかしくはなさそうです。

 

ノコギリクワガタ ノコギリクワガタ
勿論、写真の木でもノコギリクワガタを確認!現フィールドではクヌギやコナラだけでなく、カシ類の樹液にも来ることが分かり、旧フィールドよりも多彩な生態が観察できそうです。

カブトムシやコクワガタは確認できませんでしたが、今がノコギリクワガタの第一次ピークでしょう。この後は帰宅しました。

今季初のカブトムシ♀

今日は新型コロナウイルスワクチン3回目接種でした。今回はメーカーが異なるので、副反応については未知数です。

先週6月26日夜、今季初のカブトムシ♀を採集しました。

 

カブトムシ♀ カブトムシ♀
この日は日曜日だったので、夕食と同時に恒例の「THE!鉄腕!!DASH!!!」が終わってから夜間樹液観察に出撃しました。20代の頃から20年以上観ていてすっかりTOKIOのファンになったといっても過言はないです。

都県境を越えて最初に見つけたのは…カブトムシの♀でした。木の高いところにいたので、網を使用しました。ひっかけ棒を使って網の中に誘導し、見事にネットイン!

今季からは現フィールド産でブリードするため、キープとしました。その代わり、稲城産のカブトムシ飼育は終了となります。

 

コクワガタ♂ コクワガタ♂
別の木ではコナラの樹液にコクワガタの♂がいましたが、あまりたくさん採っても無意味なので撮影だけでスルーしました。

 

ノコギリクワガタ♂
ノコギリクワガタの♂がいるのを発見、こちらも撮影しました。

 

コクワガタ♂
別のコナラではコクワガタの♂がいました。よく見ると、木屑が出ていることからカシナガ被害木の様です。

 

コクワガタ♂ コクワガタ♂
光に驚いたのか落ちてきました。素早く逃げようとしたので、なかなか写真を撮らせてくれません。

 

ノコギリクワガタ
再び都県境を越えて東京都側に戻りました。カシの樹液にノコギリクワガタが付いているのを発見!旧フィールドの稲城市側では見たことがありません。どちらかというとクヌギ中心でした。

撮影後に採集、そして帰宅しました。

今季初のノコギリクワガタ♀

今日から関東甲信越地方が梅雨入りしました。しばらくは曇りや雨の日が続きます。

 

ノコギリクワガタ♀
昨日(6月5日)にはノコギリクワガタ♀を今季初確認しました。日中のクヌギの樹液で、木の高いところにいたので、落ちている長めの木の枯れ枝を使って落として採集しました。

現フィールドの神奈川県側で今季最初にノコギリクワガタの♀を採集したことになります。これで今年もブリードができることになります。

稲城エリアでは大冷夏だった1993年を除いてノコギリクワガタが日中採集できた例は少ないです。稲城エリアでは樹液の出る木が林縁にあることが多く、気温が高いからなのでしょう。現フィールドでは林の中なので夏の日中でも木陰は涼しく、初夏や晩夏以降または涼しい日は日中でも活動することがあるようです。

ほんのわずかな平均気温の差、たった0.1度単位でも違うと、その地域での生活史が異なるのは実に興味深いですね。だから標高140m程度の丘陵地にスジクワガタが生息できている秘訣なのかも知れません。

ノコギリクワガタ♀投入

シルバーウイークが明け、肌寒さ解消…とは程遠い状況でした。テレワーク業務終了後、ベランダにてダイソーのカブトムシマットを確認したらまだガスが抜け切れていない状態でした。とりあえず攪拌してもう1日様子を見ることにしました。

 


秋分を過ぎ、シルバーウイーク最終日でかなり遅いですが、昨日ノコギリクワガタの♀を産卵セットへ投入しました。

10月近くまで生きてたのは高蛋白ゼリーによるところが大きいといっても過言はありません。野外では秋になると樹液が止まり、成虫の餌がなくなるため、飢え死にすることが多いのです。

最長で11月ごろまで生きるので、あと1か月が勝負です。気温が下がり、夜間は20度を下回る日も多くなりました。日中はまだ20度超えているので、なんとか活動していける筈です。カブトムシより耐寒性は強そうですが、産卵誘発のためにカブト幼虫の糞を破砕して土を作ったので、どれくらい産卵してくれるでしょうか。

福島県産もセットに投入しており、ミヤマクワガタもいる山間部ですから耐寒性はいくらかありそうです。遅くとも9月前半のセットするべきでしたね。

秋分過ぎてなお…

今日はシルバーウイーク後半の飛び石連休谷間で出社日でした。

昨日セットした産卵セットの様子をみたら、マットが材の水分を吸収していました。ちょうどよい土色に変わっています。ほぼ黒土当然ですね。肝心の♀はというと…

 


まずは福島産です。ゼリーをあまり食ってないようにみえますが、一応元気でした。ミヤマクワガタが多い中で少数派なのは耐寒性の違いによるものなのでしょう。

冬に雪が多量に降り積もり、採集地の標高は700~800m前後です。青森での採集地は標高400m程度ですが、緯度が違います。

ノコギリクワガタが平地性、ミヤマクワガタが山地性ということを考えると、耐寒性の差は一目瞭然です。

 


こちらは近所のフィールド産です。ゼリーはかなり食っていました。標高100m前後の丘陵地ですし、熱帯夜になることを考えれば、ミヤマクワガタと違って暑さに強い方なので、平地では戦略上有利であると考えています。

ダイソーのヨーグルト味ゼリーは一応高蛋白なので、秋分まで生き延びれたと考えてよさそうです。いよいよ秋の空気に入れ替わるので、かなり遅くなりましたが、明日には産卵セット投入です。

産卵セット準備

今日は秋分の日ですが、真夏日で暑い1日でした。日中、部屋の温度は30度前後でした。

 


夕方の餌交換時、ノコギリクワガタの産卵セット準備をしました。マットは…カブトムシの幼虫の糞を天日干ししたものを破砕して作りました。

カブトムシの幼虫の糞にはバクテリアが含まれており、よい肥料にもなります。自然界では、幼虫の糞が雨で溶かされ、木や草に養分として吸収されます。カブトムシの幼虫は落ち葉や枯れ木の大型分解者であると同時に雑木林を育てる大切な虫なのです。

今年は材をそれぞれ向きを変えてセットしてみました。

 


材をセットした後は大半をマットで埋めました。3日間水に漬け、水切りしないでセットしたので、マットへの加水は少ししかやっていません。

マットが材の水分を吸収してくれるので、自然にマットへ浸透するのを待つだけです。♀はまだ生きていますが、9月も8割近く過ぎ、秋分です。高蛋白ゼリーでなんとか延命できていますが、産卵してくれるでしょうか。♀を放すのは明日になる見通しです。

ミヤマクワガタ飛来!!

盆休みも明日までです。雨のためグリーンボランティア活動は中止、来週となりました。

 


しばらくしてミヤマクワガタが飛来しました。オオクワガタが高値の花だった頃は憧れのクワガタで、今でも変わっていません。オオクワガタは採集が難しいが飼育繁殖は簡単、ミヤマクワガタは採集が簡単だが飼育繫殖は難しいからでしょうか。

最初に♀が飛来し、続いて♂が飛来してきました。もちろん、採集したものを全て持ち帰る訳ではないのですが、記録のためにルアーケースへ確保しておきました。

もちろん、採集終了後は持ち帰る分を選別します。

 


続いて、ノコギリクワガタの♀が飛来しました。ミヤマクワガタは多いのにノコギリクワガタはこの1頭のみでした。

幼虫時代は根食いで、ミヤマクワガタとは競合関係にあたります。低地ではノコギリクワガタが優勢、暑さに弱いミヤマクワガタは劣勢とならざるをえないのでしょう。

高地では耐寒性に勝るミヤマクワガタが優勢で、ここではノコギリクワガタはあまりいないということになります。

旧フィールド産ノコギリクワガタ

今日は金曜日ですが、仕事の都合で1日後にずれ込んで今日が週1の出社日でした。基本テレワークのため、出社率は低く年間で2割ぐらいです。ワクチン接種後はどうなるのかわかりませんが。

 


8日の夜間樹液採集では旧フィールドで今季初のノコギリクワガタ♂を採集したことでペアが揃いました。ただし、今シーズン限りでご神木を含む旧フィールド東部からは撤退が決まっています。

来シーズン以降、ご神木には行かなくなります。採集したのは西部の方で、市街地化調整区域に指定され、現フィールドとも隣接しているので今後も継続観察することが決まっています。

高校入学時から30年以上慣れ親しんだ自然も減ってしまい、環境が変わってしまうのは忍びないです。ここ数年、ヒラタクワガタは採れていませんし、潮時と考えていました。

違うところといえば、旧フィールドの樹液ポイントは林縁部なのに対し、現フィールドは林内の山道沿いにあることです。林縁部と林内では平均気温もわずかながらに違うことから、スジクワガタが生息できているか否かの環境的要因もあるかもしれません、

この違いはノコギリクワガタにも幼虫時代の成長に影響があるのか?採集される♂の大きさで明らかになっていくことでしょう。