久しぶりのメインフィールド

今日は朝から外出等が多く、忙しい休日でした。あ、暑さピークとなる時間帯は外出していませんでした。

今夜は半月ぶりにメインフィールドに出ました。福島遠征、イベント、灯火貸し出しがあったためです。

 

ノコギリクワガタ♂
まずはノコギリクワガタを発見、撮影しました。驚くと落ちる習性があるため、赤いライトを当てて撮影しました。

 

ニイニイゼミ羽化殻
遊歩道をしばらく歩き、ニイニイゼミ羽化殻を発見しました。あちこちにあることから、羽化ラッシュが始まったようです。

 

カブトムシペア カブトムシペア
カブトムシが大量についている木を発見、撮影しました。雌雄ともに赤茶色で、キープしようと思ったら♀採集に失敗、茂みに落ちてしまいました。こうなると発見は難しいです。

上の方にも交尾中のペアがいましたが、撮影した後に確認するとモンスズメバチがいることが判明、手を出さないことにしました。

 

アカアシオオアオカミキリ
最高地点に向けて遊歩道を進み、樹液の出ている木をチェックしました。アカアシオオアオカミキリを見つけましたが、すばしっこく動くので意地でなんとか撮影しました。

 

カブトムシ♂ カブトムシ♂
別の木でカブトムシの♂を発見、撮影しました。♀がいないので、撮影後はそのままにし、最高地点を経由して帰宅しました。

これから立秋ぐらいまではカブトムシが発生ピークに向かうのでしょうか。

アカアシオオアオカミキリ大量発生

週明けも厳しい暑さの1日でした。昨日(7月2日)の夜はアカアシオオアオカミキリが大量発生したので観察記録を報告します。

日曜の夜となったこの日、20時15分ごろに夜間観察に赴きました。

 

アカアシオオアオカミキリ アカアシオオアオカミキリ アカアシオオアオカミキリ
まずは市内最高地点のポイントです。なんと!アカアシオオアオカミキリがうじゃうじゃいるではありませんか!

かつて稲城フィールドで幾度か見たことはあるのですが、現フィールドでこれだけ多くのアカアシオオアオカミキリを見たのは初めてでした。

 

コクワガタ♂ コクワガタ♂
アカアシオオアオカミキリを撮影した後は東へ山道を進み、コクワガタを発見、撮影しました。この時点でコクワガタ1♂1♀を採集しました。

 

アカアシオオアオカミキリ
西へ針路を取り、都県境を越えて神奈川県側に入りました。こちらでもアカアシオオアオカミキリを1頭見つけ、撮影しました。

 

コクワガタ
奥へ進むと、木の根元でコクワガタが潜ろうとしているのを発見しました。♂は結構大きかったのでキープしましたが、♀は残念ながら土中の潜ってしまい、見つけられませんでした。

 

ノコギリクワガタ♂
これ以上探しても見つからないので、帰路に向かう途中、ノコギリクワガタを見つけました。赤い光に切り替えたものの、驚いて落ちてしまい、辛うじて草の隙間から♂を撮影できました。

 

アカアシオオアオカミキリ
同じ木でアカアシオオアオカミキリを見つけ、撮影しました。

 

ノコギリクワガタ♂ アカアシオオアオカミキリ
自転車に乗って東京都側へ戻る途中、ノコギリクワガタ♂とアカアシオオアオカミキリを見つけました。木の周囲を見回ってまさに「灯台下暗し」でした。

じゅうぶんに撮影したので、この後は帰路につきました。

夜間観察

今日は23日以来、2日ぶりに現フィールドへ夜間観察に出ました。金曜日は気温が低かったですが、今日はそこそこ気温があったので、虫が少しはみられるかと期待はありました。

 

アカアシオオアオカミキリ
まずは東側から遊歩道に入りました。しばらく行くとアカアシオオアオカミキリを発見、撮影しました。すでに稲城フィールドからは撤退しているので、今季初確認です。

 

ノコギリクワガタ
クヌギの樹上にノコギリクワガタがいたので撮影。かなり高いところにいたので撮影後は網の中にネットインさせて確認、リリースしました。

 

コクワガタ コクワガタ
遊歩道をしばらく進み、チェックするとコクワガタが少しいました。小型個体もいたのでこれも撮影しました。

 

コクワガタ コクワガタ
樹上の高いところにいたのは大型個体で、ネットインさせて確認後、木に戻して再び撮影しました。しかしながらせわしなく動き回るので撮影に苦労しました。

 

コクワガタ
山頂付近のポイントに着きましたが、コクワガタのみでした。樹上高いので撮影後に大型個体であることがやっと確認できるのみでした。

少し奥のポイントも確認しましたが、虫が全然いなかったので引き揚げ、帰宅しました。

コカブト祭り

今夜はGF(仮)の対抗戦試合が終了した後、20時50分頃に夜間観察に出ました。しかしながら東京都側では虫が少なかったです。

都県境を越えて神奈川県側にも出ました。

 

コカブト♂
虫は相変わらずでしたが、コカブトの♂を発見し、撮影しました。

 

ノコギリクワガタ♀
しばらく進むとノコギリクワガタの♀が潜ろうとしたので止めて撮影しました。樹液食堂で満腹となり、ねぐらに潜ろうとしたのでしょうか。あるいは産卵?木は生きていますし、どこかに埋もれた朽木があるのを知って潜ろうとしたのでしょうか。

 

蛾
奥のポイントに行ってもさっぱりで、戻る途中で蛾を見つけ、撮影。

 

コカブト♂
更には別の木でコカブト♂を見つけました。今日はコカブトの♂を2頭見つけたことになります。

日中はカラッとした暑さで夜は20度を超えていたので活動には適温だと思っていましたが、湿度が低かったので少なかったのでしょう。梅雨の中休み状態ですし、あまり遅い時間だとお腹いっぱいになってねぐらに帰っているのかもしれません。

撮影を終えた後は帰宅しました。

今季最大級の発見

今日は花金、好天に恵まれて気温も高かったので、20時40分ごろに夜間採集に行きました。明日は先生のお手伝いで灯火トラップ採集です。

もう稲城フィールドでは採集・観察を止めましたが、あくまでもお手伝いだけです。

 

ノコギリクワガタ♂ ノコギリクワガタ♂
今夜は東側から入り、樹液の出ている木を1本1本見回りました。21時近くでお腹いっぱいになったのか、あまり虫はいませんでした。

2か所でノコギリクワガタの♂を発見、小さい方は撮影後にリリースしました。最初に見つけたポイントでは大きな♀もいたのですが、撮影する前に落ちてしまいました。

もう1か所は市内最高地点でもあり、木の上に大きなノコギリクワガタ♂がいたので、網の中に落として採集。かなり大きいのでキープ、帰宅後に測定したら60.4mmでした。

今季初、そして減フィールドでは神奈川県側を含めて2頭目の60mmオーバー個体です。

 

コクワガタ♂ コクワガタ♂
続いてのポイントでは大きめのコクワガタ♂がいたので撮影、キープしました。帰宅後に測定したら43.0mmでした。40mmを超えると迫力がありますね。

この後は都県境を越えることなく広場に出て、少し周辺を探した後は帰宅しました。

今季初のカブトムシ

本日は21時過ぎに夜間樹液観察に向かいました。明日は終日雨なのと、2021年9月に採集したコカブトの♀を採集地に戻すためです。

 

コクワガタ
まずは遊歩道を東に最初のポイントへ向かいました。コクワガタの♂を発見、撮影しました。この時点で中歯型ノコギリの♂を見つけてキープしました。残念ながら写真は撮っていませんでした。

 

カブトムシ♂ ノコギリクワガタ
来た道を戻り、山頂ポイントでカブトムシの♂を見つけました。今季初確認です。同時にノコギリクワガタの交尾を見つけ、撮影しました。撮影後はネットを使ってノコギリクワガタのペアをGETしました。同時に中歯型はリリースしました。

♀も大きいため、5月末に採った方もリリースしました。結局のところはノコギリクワガタの今季採集数が2ペアとなりました。資源保護のためなら同一産地で年1、2ペアが限度でしょう。

ノコギリクワガタの後はカブトムシを採集しました。♂が先に羽化し、♀の羽化を待っているパターンなので、そのうちお嫁さんも探さないといけません。

 

ノコギリクワガタ♂
都県境を越えて神奈川県側にも行きました。こちらはあまり虫がおらず、コカブト♀を戻した帰りにノコギリクワガタを見つけ、撮影しました。

交尾後、メイトガードしていたようです。神奈川県側でも今季初のノコギリクワガタを確認したことになります。

発生が数日遅いようですが、都県境を越えただけでも変わるのは面白いです。

この後は家路につきました。

遅すぎた産卵セット

今日は午前中、LUMBERJACKレンタルBOX虫メンテに行ってきました。

 

産卵セット 産卵セット
到着後、産卵セットをしました。材は前夜からあらかじめ加水しておきました。マットはカブトムシの幼虫の糞を天日干しで乾燥させたのちに破砕したものです。

産卵材は水切りせず、樹皮を剥いた後はマットに埋めました。マットが余分な水分を吸収してくれますが、それだけでは足りないので表面を少し加湿しました。

 

産卵セット ノコギリクワガタ♀
転倒防止材代わりに樹皮を敷き、餌ゼリーをセットしてから♀を放しました。

♀は昨夏に採集したノコギリクワガタです。年を越えてまだ生きており、折角なので産卵セットをしました。というか、採集してからすっかり忘れていたんですよね。

昨夏に採集したカブトムシが12月18日まで生きたのに対し、こちらはまだ1か月以上も生き延びています。2013年夏に採集した♂個体が翌年7月まで生きたので、いつまで生きているのでしょうか。余命はあとどれくらいなのか分かりませんが、産卵してくれるでしょうか。

処暑前夜

明日は二十四節気の「処暑」です。暑さが終わる頃の意味で、日中は残暑で暑さは残っていても、朝夕の涼しさに秋の気配を感じられるようになります。

処暑前夜となる今夜は20時45分と出撃は遅めでした。

 

キボシカミキリ
広場のカシの木ではキボシカミキリを見つけました。発生時期が5~11月と長く、秋遅くまで活動している模様です。幼虫の時はイチジク、クワの木を加害しますが、クワの木があるので生息は申し分になかったでしょう。触角の長さからして♂と判定しました。

 

木屑
都県境を越える前のクヌギの木には何もいませんでした。下の方に木屑が溜まっていることから、カシナガ加害木でしょうか。カシナガにやられた木は木屑が根元に溜まることもよくあります。

 

カシの木 ノコギリクワガタ♂
都県境を越えて最初のカシの木では上の方に虫がいました。小さく見えるのでわからず、木を蹴飛ばしたら落ちてきたので拾い上げたらノコギリクワガタの♂でした。

撮影後はリリースし、他の木も見ましたが、全然いませんでした。

切り上げて帰る途中、雨が降り出したので足を急ぎ、ほぼまっすぐ帰宅しました。

旧盆の虫相

やっと花金です。今度の週末のうちに秋田へライトを送る時の箱を調達しなければなりません。これまでの東北遠征時、自前のライトを入手してからは数日前にライトを宅急便で送ることになっています。

15日の晩も夜間樹液観察に出撃しました。ただし家を出るのが遅かったのと、親子連れのライトが見えたので都県境を越えたポイントを中心に見ました。

 

ノコギリクワガタ ノコギリクワガタ♂
シラカシの木ではノコギリクワガタがいました。カブトムシは見当たらず、ノコギリクワガタ2次発生が始まった様です。カブトムシの発生が終わるのが稲城市と比べて早いのか、採集されたのかどちらかでしょう。

 

ウスバカミキリ
奥のポイントに進むとウスバカミキリがいました。稲城市50種類目のカミキリムシとして自分が見つけてからもう31年にもなりますね…。

 

アカアシオオアオカミキリ アカアシオオアオカミキリ
時間的制約の関係で21時45分ごろまでに帰らなくてはならず、帰り際でアカアシオオアオカミキリを見つけました。しかし、動き回って撮りづらく、意地と根性で撮影しました。

 

ノコギリクワガタ♂
ノコギリクワガタの小型♂を見つけて撮影し、この後は山道を経由して帰宅しました。残念ながら山道ポイントでは何も見つかりませんでしたが…。

稲城フィールドから撤退した後は、その日によって自由にコースを変えられるので、今季限りの辛抱でしょうか。

ノコギリ天下

今日は蒸し暑い1日でした。数日ぶりに夜間樹液観察に出撃しました。

 

ノコギリクワガタ ノコギリクワガタ
都県境超えてカシの木は樹液が出ていました。撮影後、網を使って採集。ネットインし、確認したらノコギリクワガタのペアでした。

 

ノコギリクワガタ
キャッチ&リリースし、1か月前に採集したペアを戻しました。更に策へ進もうとしたら小雨が降り出したので戻ることにしました。

自転車を置いたところへ戻る途中、カシの木を見たら…さっきリリースしたペアが樹液を吸っているではありませんか!数カット写真を撮りました。

 

ヤモリ
都県境を越えて東京都側に戻り、先へ進みました。早速ヤモリを見つけ、撮影しました。イモリが両生類に対し、こちらは爬虫類です。

 

ノコギリクワガタ ノコギリクワガタ
クヌギの樹液酒場では上の方にクワガタらしき影が見えたので網を使ってネットイン!ノコギリクワガタのペアでした。もちろん、キャッチ&リリースしました。

 

ノコギリクワガタ
何本かのカシの木は樹液を出していました。クヌギやコナラより多いぐらいです。南西諸島ではシイ等の照葉樹が樹液を出しており、クワガタが集まるので、カシの樹液に来ていてもおかしくはなさそうです。

 

ノコギリクワガタ ノコギリクワガタ
勿論、写真の木でもノコギリクワガタを確認!現フィールドではクヌギやコナラだけでなく、カシ類の樹液にも来ることが分かり、旧フィールドよりも多彩な生態が観察できそうです。

カブトムシやコクワガタは確認できませんでしたが、今がノコギリクワガタの第一次ピークでしょう。この後は帰宅しました。