東京都産ノコギリクワガタ産卵セット

処暑を迎え、最初の週明けとなった今日はテレワーク業務終了後、東京都産ノコギリクワガタの産卵セットをしました。もちろん、近所産です。

 


まずは昨日から材を加水しておき、水切りせずに樹皮を剥きました。

 


マットは一昨日(8月22日)のLUMBERJACKレンタルBOXメンテ時に買ったのですが、結局は使わずにそのまま残りました。

 


ケース底から5cm程度堅詰めにし、材をセットしました。

 


材をセット後はマットでほぼ全て埋めました。少し頭が出るくらいでも構いません。

 


転倒防止材代わりに樹皮を敷きました。剥いた樹皮のリサイクルにもつながり、一石二鳥です。

 


餌ゼリーをセットして、それぞれのセットに親虫を放しました。左写真が近所産で採集時期から交尾済と判断して♀単独で入れました。

右写真は旧フィールド産で、シーズン初期に採集したので未交尾の可能性があり、ペアで入れました。1週間程度で♂を隔離予定です。

近年は盛夏時の猛暑から、カブトムシやノコギリクワガタといった土産み種は処暑前後に産卵セットすることが多くなりました。自然下ではもう残り寿命がわずかな状況です。いかに高蛋白ゼリーを与えて延命するかがカギですね。

秋が深まり、成虫が死んでから取り出しますが、成否は早くても11月頃になりそうです。

福島産ノコギリクワガタ産卵セット

数日遅れの報告となりますが、15日のLUMBERJACKレンタルBOX虫メンテ時に福島産ノコギリクワガタの産卵セットをしました。

 


到着後、1階の店舗でケースと不足するマットを購入して2階に上がりました。

 


カブトムシの幼虫の糞を破砕したものだけでは不足が想定されたので、まずは底マット用に同容量ずつ混ぜました。

 


混ぜた後はケース底に堅詰めしました。土産み種は堅めの層に産むことが多いです。

 


持参した産卵木の樹皮を剥いた後、セットしました。あえて加水後、水切りはしていません。

 


産卵材をマットでほぼ全て埋めました。マットは表面を少し濡らす程度しか霧吹きしていませんが、材からの水分吸収分を勘案したためです。マットが材からの余分な水分を吸収すれば、自然にマットも加水されると目論んでいます。

 


剥いた樹皮の一部を転倒防止材代わりに敷き、餌ゼリーをセットした後に♀を放しました。中サイズなので、♀を2頭入れても大丈夫だろうと判断しました。

福島遠征でノコギリクワガタの♀が採集できたのは初めてです。ミヤマクワガタが多く、ノコギリクワガタは少ないということなのでしょう。

秋になって成虫が死んだら割り出しますが、11月頃になりそうです。福島産で初採卵なるでしょうか。

ノコギリクワガタ引っ越し

来週中盤まで体温並みの酷暑が続く予報が出たので、3連休初日はミヤマクワガタをLUMBERJACKへ避暑させました。通気をよくすれば30度までは耐えられますが、32度を越えたら熱中症死のリスクが高まるためです。

 


午前中までミヤマクワガタが入っていたレイアウト水槽が空いたので、新しい住人を入れることにしました。ケース内を掃除して新しいマットと餌台をセットしました。

 


止まり木をセットし、新しい住人となる虫を入れました。

 


新しい住人は…

ノコギリクワガタ

です。

低地性で近所にもいるので、比較的暑さに強いと判断しました。山地性は暑さに弱く、低地性は暑さに強いということでしょう。

低地性のものが暑さに強いといっても、温度管理無しで耐えられるのは32度位まで、それ以上は人が熱中症になるのと同じくらい危険といってもいいでしょう。危険レベルは34度以上です。たった2度の違いでも危険レベルは大きいのです。真夏の飼育時、クーラーのよく効く部屋に置くのがベストです。

今回入れたのは福島産1♂2♀のトリオで、7月13日の夜に灯火トラップで採集したものです。

根食いで土産み種なので、産卵セットは月後半以降、処暑(2020年は8月22日)あたりを見込んでいます。それまでのトリオ同居ですが、うまく交尾成立してくれるでしょうか。

立秋の夜

今日は立秋で暦の上では秋になりましたが、関東では今季初の酷暑でした。

今夜も夜間樹液に出撃しましたが…熱帯夜では虫が少なかったようです。

 


山道の樹液ポイントではカブトムシの♀とコクワガタの♂がいました。コクワガタが出始めたということは、もう秋の兆しが見え始めているということでしょうか。

 


山道を下り、都県境を越えて都内に戻った最初のポイントではウスバカミキリを見つけました。しかも3日前と同じ木です。

 


相変わらずスズメバチが夜も占領している木があるので、迂回するようにして行き、カブトムシの♀を見つけました。

 


目的の木ではノコギリクワガタの♀とアカアシオオアオカミキリがいました。ノコギリクワガタの♀は大きかったのでキープ。ブリードで大型個体を作るなら、♀の大きさが重要です。

 


カブトムシの♂も見つけました。3日前の賑わいはどこへ行ったのやら…。

 


最後のポイントではコクワガタがいたのみで、あとはゲジゲジが蛾を食べていました。アカアシオオアオカミキリも少ないので、さすがに熱帯夜当然では活動している虫は少なさそうです。

体温並みの酷暑は来週後半まで続きそうなので、しばらく夜間観察はお休みでしょうか…?

撮影後は撤収し、帰宅しました。

小型カブトムシ♂

今日はテレワーク就業間近に突然PCの電源が落ち、復旧作業のために少し残業となりました。いつ、PCトラブルが起こるかわからないので、突発的な残業発生することはよくあります。そのため、会社の上司や同僚はかなり前から承知済です。

だって、トラブル放置して終業できる筈じゃないですか。。。おかげで、PCハード面のトラブル対処には詳しくなってしまいました。テレワークだと、万が一PCにトラブル発生した時、対処も全て自分1人でやらないといけませんからね。

 


今夜も夜間観察に出撃、最初のポイントではカブトムシの♀が2頭仲良く樹液を吸っていました。蛾も別の場所で樹液を吸っていたので撮影しました。

 


未舗装の山道ポイントではカブトムシの小型♂を見つけました。昨日の♀に引き続き、♂も確認したことになります。

 


山道を少し歩くとカミキリムシが交尾していました。種類までは分かりませんでしたが。

撮影後に山道を歩いて戻り、舗装されている方を経由して麓に下りました。何本かの樹液が出ている木を見ましたが、虫は全然いませんでした。スジクワガタに関しては、月後半ぐらいになるでしょう。

 


都県境を越えて都内に戻り、最初のポイントへ向かおうとしたら、懐中電灯の光が遠くから見えたので、先行採集者がいると判断して次のポイントへ向かいました。

到着後、相変わらずのアカアシオオアオカミキリとカブトムシです。この時点では1♂2♀が樹液を吸っていました。

 


ミヤマカミキリもいました!アカアシオオアオカミキリを押しのけているようにも見えなくもないですが。

 


折れた方の上ではアカアシオオアオカミキリが交尾していました。それにしても、今年はアカアシオオアオカミキリが異常に多い気がします。

 


カブトムシの♂が立ち去った後、今度はノコギリクワガタが出てきました。まるで順番を待っていたのかのようにみえます。大型♂でもカブトムシには敵わないことを知ってか、無駄な争いを避けていたのかもしれません。

 


帰り道、カブトムシの♀が灯りに来ていたので撮影しました。近くに頭だけの死骸があったことから、カラスにでも食われたのでしょう。

灯りがLEDになっていないので、来ていたのですが、あと何年かすれば変わってしまうのでしょうか?灯火巡りは過去のものになりつつあるのかもしれません。

この後は家路につきました。

8月最初の夜間観察

今日は8月になって最初の夜間樹液観察でした。梅雨が長引き、1日にようやく明け、本格的な夏が来ました。

 


最初のポイントではカブトムシを1♂2♀見つけました。ペアが交尾中で、もう1♀は食事中でした。交尾中の傍でノコギリクワガタの♀を見つけたのでキープしました。近所では貴重なのでブリードします。

 


山道のポイントではカブトムシの♀を見つけました。8月になってようやく確認、旧フィールドよりは発生が遅いようです。

 


山道を下り、都県境を越えて都内に戻った最初のポイントでウスバカミキリを見つけました。学校周辺では50種類目のカミキリムシとなった種で、もう29年になります。その採集者が自分なんですけどね。

 


カブトムシの群れを発見し、8月になってやっと発生ピークが来た感じです。しかし、ピークは短く、旧盆までには過ぎ去ってしまい、月後半からは目立って減ります。鮮やかな赤♂を発見!!貴重なので撮影しました。

 


1匹寂しく樹液を吸っているカブトムシの♀を別の木で発見しました。何もこんなところで1人(?)ちびちびと樹液吸わなくても…と思うのは自分だけではないでしょうか?

 


傷つけられた木からは樹液が少し出ています。しかし、虫は来ておらず、故意に木を傷つければ器物損壊罪に問われる可能性もあります。

 


最後のポイントではカブトムシがいました。ノーマルの黒褐色です。コロナ禍によるイベント中止でプレゼント予定だった羽化個体を戻したもの以外ではようやく発生ピークが始まった感じです。

 


折れた木の方ではノコギリクワガタがいました。カブトムシの発生ピークが遅れ、共存した格好となったのでしょうか。今季最大の大物で、帰宅後に測定したら61.7mmでした。

 


今年は例年になくアカアシオオアオカミキリが多いです。昨秋の台風で1本折れたため、発生源を求めて集まったのでしょうか。

木が1本折れてから勢力もかわりつつあるのでしょうか。20年以上前、オオムラサキがよく見つかったエリアで木が折れてから変わった様になってしまうのでしょうか。撮影終了後は撤収して帰宅しました。

久しぶりのフィールド

今日は久しぶりに晴れ間が覗き、気温も上がりました。関東甲信越地方の梅雨明けはもうすぐです。

夜の気温もそこそこ、湿度もあったので、久しぶりに夜間観察へ出撃しました。

 


…が!!メインフィールドの山道では虫が全然おらず、都県境を越えて都内に戻り、最後の巡回ポイントで辛うじて見つけました。

コクワガタの周りを取り囲むようにアカアシオオアオカミキリが集まっていました。

 


折れた方にはノコギリクワガタの小型♂もいました。昨年の晩夏まではここからも樹液が出ていたんですよね…。

 


上の方にはコクワガタの♂が、さらに上にはカブトムシがいました。例年ならカブトムシが発生ピークなのですが、今年はまだ少ないです。8月になったら急に増えるのでしょうか。区画整理事業の影響で少なくなってきたとも言い切れません。梅雨が長引いたことも一因かもしれませんが。

 


撮影を終えて撤収、足元のキノコを撮影しました。種類は分かりませんが、毒キノコと食用キノコはよく似ていますし、むやみに食べない方が賢明です。

偏西風の蛇行で冬は記録的暖冬でしたし、今夏は梅雨明けの遅れもあるので、生育状況に影響も出ているのでしょうか。

明日から8月、どのような虫相を見せてくてるのでしょうか?

福島産ノコギリクワガタ

福島から返送のライト一式が届いたので、午後のLUMBERJACKレンタルBOX虫メンテに行く途中でトランクルームへ収納しました。

同時にミヤマクワガタを2♂4♀持って行きました。梅雨明けが遅れ、暑くなる前に持って行った方がいいとの判断からです。産卵セットは8月後半以降になる見通しです。

 


福島遠征ではノコギリクワガタが1♂2♀採集できました。これまではたまに飛来しても♂だけだったので、♀の飛来は初めてです。

ミヤマクワガタが圧倒的に多い環境下でノコギリクワガタは劣勢とならざるをえないのでしょう。ノコギリクワガタの少なさがそれを証明しているのです。

しかし、青森遠征時はノコギリクワガタ6:ミヤマクワガタ4ぐらいの割合でやや優勢ですが、共存しています。

ノコギリクワガタとミヤマクワガタは幼虫時代の利用部位が同じなので、競合関係にあるといえるでしょう。ミヤマクワガタが暑さに弱い体質なので、熱帯夜の多い低地では暑さに比較的強いノコギリクワガタが優勢で、ミヤマクワガタは山地や寒冷地で棲み分けているのかもしれません。

今回採集した♂は58.2mmで大顎の湾曲がかなり強くなっています。

 


♀は26.9mmと32.0mmの2頭が採集できました。福島県産のブリードは今回が初めてとなります。ただし、土産み種は少し涼しくなってから産む傾向が強いので、8月後半以降となります。

青森の場合は標高400m程度、今回の福島は標高800m程度なので、一概に比較はできません。温暖化でノコギリクワガタやコクワガタの高山進出により、ニッチェ争いでそれまでの高山種を駆逐しているのも事実です。

昨年とほぼ同じ場所で1♂が採れただけで、まだ2シーズンしか記録がないので、回数を重ねるしかないでしょう。回数の積み重ねで環境の変化もわかりますし、少なくとも5年、10年のスパンも必要になってきます。

同じ場所でも地道な観察そして回数の積み重ねが後々に重要となっていくのは変わりません。

今宵も…

いよいよ恒例の福島遠征が2日後に迫ってきました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で今年は例年と違う夏になっていますが、オオクワガタは採集できるのでしょうか?天気は大丈夫なのか?時期柄、心配材料はつきないものです。

 


テレワーク終了後の夕方、カブトムシの羽化脱出が数匹確認されたので、掘り出したものを含めて親の採集地へ戻すため、20時過ぎに出撃しました。一刻も早く採集地へ戻さなければならず、いつもとは逆の順で行くことにしました。

ポイントに着くと、ノコギリクワガタが多くのアカアシオオアオカミキリに囲まれながら食事していました。

 


それにしても、アカアシオオアオカミキリの多いこと!!こんな光景は初めてです。2007年、先生に先を越されたものの、翌年から毎年見ていますが、これほど多く集まっているのは12年間見てきて初めてです。

 


ノコギリクワガタはまだ囲まれていながらも黙々と食事しています。

 


樹皮の隙間ではコクワガタが隠れていました。しかも♂は結構大型で45mmぐらいはあるのでしょう。

 


別の泉ではアカアシオオアオカミキリが2頭仲良く樹液を吸っていました。

ひととおり写真を撮り終えてカブトムシを戻し、別のポイントを見てからメインフィールド経由で帰ろうと思ったら…先行採集者がいるではありませんか。遠くから懐中電灯の明かりが見えたので、引き返しました。

2度目のノコギリクワガタ仕分け

今日は6月2日以来の出社日でした。コロナ禍で基本テレワークになったため、月1~2度ぐらいの出社でほぼ非常勤に近いです。

出社しないとできない仕事がほとんどなく、移動解禁で出社が基本になっても、自分はまだ出社解禁はされていない模様です。新型コロナウイルス抗体検査も重なったので、次は健康診断で確実でしょうが、ワクチンも治療薬もない現在、出社解禁は当分先でしょうか?

実際、今季は夏の東北遠征計画が立てにくい状況で、ようやく福島が決まったものの青森や新潟といった他地区は未定です。

 


オオクワガタ♀の産卵セットを中心に餌交換を終えたのち、先日採集したノコギリクワガタのペアを仕切り付きケースに入れました。デートの邪魔をしたカップルです(^^;

せっかくのデートを人間の私に邪魔されたうえで連れてこられましたからね…。仕切り1枚で隔てられてます。

今はまだ6月ですし、2年1化でじっくり幼虫を大きく育てたいので、産卵させるのは晩夏を見込んでいます。交尾させるのは8月後半の旧盆明け以降ですから、それまでには2匹に我慢して貰いましょう。