コクワ、ヒラタブリード準備

LUMBERJACKでのレンタルBOX虫メンテは昨日のうちに行ったので、今日は自転車を買い換えました。転職前の通勤による累積走行距離過多で老朽化が激しかったためです。今の会社は都心へ電車通勤なので、平日は走行距離が短いと判断し、軽快車としました。

しかし、夏場の採集シーズン及び週末は走行距離が長くなるので、いずれは2台目が必要になりそうです。痛い出費でした…。(´д`lll)

 

 
夕方には2種類のクワガタに対してブリード準備しました。

まずはコクワガタで昨夏に採集したものです。一度越冬しており、まだ寿命はありますが野外採集ものなので、残り寿命は短いでしょう。

産卵木を加水し、水切り後にマットで半分埋めてセットしました。斜めにセットしましたが、この方がゼリーを置くスペースを確保しやすいです。

セット後はペアを入れました。今秋までか来シーズンまで生き延びれるかわかりませんが、短期決戦になりそうです。

 


続いてはヒラタクワガタです。こちらは仕切り付きケースで別居当然にしていました。

羽化後1年経っているので、十分に性成熟していると判断し、同居させることにしました。

ヒラタクワガタは気性が荒いのですが、本土産は外国産程に過敏にならなくてもよいでしょう。元々、自分が住んでいる関東地方産はあまり大型にならないですし。

いよいよブリードシーズンの幕開けです。

越冬前引っ越し

今日は木枯らし1号が吹きました。次第に冬の足音が聞こえています。

 


ヒラタの羽化新成虫を入れていたケースのマットが汚れたので、交換と同時に引っ越ししました。

これから冬を迎え、寒くなりすぎないよう、マットは多めに入れておきました。幼虫は寒さに弱くても、成虫は意外と頑強で寒さに強いんですよね…。ヒラタは南方系だけど。

今春に羽化したので、成熟期間からして採卵は来春です。来春以降、どれくらい産卵してくれるでしょうか。

ヒラタクワガタ羽化

今日は午後、LUMBERJACKのレンタルBOX虫メンテに行って来ました。

 


ヒラタクワガタが羽化しました。羽化確認したのは1♂2♀です。

♂は45mm超えは確実でしょう。関東産では最大60mm程度で、過去には菌糸ビンで育てて57mmが最高でした。要求積算温度が低いため、65mm超えは難しいと言わざるをえません。

♂は体色が赤っぽいですが、数日すれば黒になるでしょう。

次代へのブリードは性成熟の関係もあって、来春以降になりそうです。

越冬明け

今日も日中の気温が20度近くまで上がり、昼休みは新宿御苑で桜を中心に撮影しました。

昼休みの限られた時間でしか撮影できませんでしたが、後日紹介します。

 


この暖かさでは、越冬中のクワガタも起きるだろうと思い、餌交換を兼ねて一部起こしました。

成虫で2回以上越冬するのはドルクス族に限られます。ドルクス族とは、オオクワガタやヒラタクワガタ、コクワガタ等です。

一口に起こすと言っても、マットを減らしただけですが。

オオクワガタは2♀のうち1♀が越冬中に死んでしまいましたが、ヒラタも含めて無事が確認できました。残りも順次起こすことになります。

ヒラタクワガタ蛹

今日は午後、LUMBERJACKへレンタルBOXの虫メンテに行って来ました。

 


冬の間はレンタルBOXで過ごしていたヒラタクワガタ幼虫のうち2頭が蛹になっていました。

しかもペアで揃っています。こんなに早く蛹になったのは、レンタルBOXが冬の間も常時20度前後に保たれていることと、要求積算温度が低いためです。

♂の羽化予想サイズは45mm前後でしょうか。高栄養の餌を与えても、65mmを越す大型♂の作出は難しいです。とはいうのも地元産で、関東産は最大60mm程度とされています。

GWごろには羽化しそうで、来年あたりにはまた次世代へつなげるでしょう。

ノコギリ、ヒラタ幼虫餌交換

明日は上越線で終焉近い115系を撮るため、今日の午後にLUMBERJACKへ行ってきました。

 


1階の店舗でレンタルBOXの利用料金支払いと同時にマットも買っておきました。

まずはヒラタクワガタの幼虫のマット交換をしました。地元産なので、東京程度の寒さなら平気ですが、冬の間はLUMBERJACKのレンタルBOXに避寒しています。

6頭全て餌交換をしました。中にはほとんど土化したのもありました。

 


続いては青森産ノコギリ幼虫の餌交換です。こちらはまだあまり大きく育ってはいません。

半数の6頭はタッパーへ引っ越ししました。まだ半数がプリンカップのままです。タッパーの数が足りないので、残りは来週以降になりそうです。100円ショップである程度まとめて買っておいた方がいいでしょう。いろんな大きさも数揃えておくとよさそうです。

ヒラタ幼虫セット

今日は夜8時時点での気温が18度であり、クワガタの活動は厳しいと判断しました。9日は最低気温が20度の予想なので、引き続き気温の変化を注視し、今シーズン終了時期を判断します。

 


会社帰り、中野のむし社に寄り、マットと容器を買ってきました。マットは「ヒラタ・ノコ1番」です。ヒラタクワガタは根食いなので、ノコギリに食性が近いです。

 


タッパーにマットを詰め、幼虫を移しました。バクテリア移行のため、糞や古い餌を一緒に入れておきました。

こうすることで、急激な環境の変化を抑え、幼虫が拒食になるのを防げます。

 


全部で5頭です。一番大きくなっているのは♀でしょうか。冬が近づいているので、11月になったらLUMBERJACKへ持っていきます。

ヒラタクワガタ産卵セット

先週、3年ぶりに採集したヒラタクワガタ♀に産卵させるため、産卵セットをしました。

 


まずはケース底にマットを堅く敷きつめ、産卵木をセットしました。産卵木が細いので、2本セットとしました。

 


次に産卵木が全て隠れるまでマットを入れました。根食いなので、ほとんど材を埋めてしまいます。ノコギリクワガタやミヤマクワガタも同じ食性です。

 


材を埋めた後は転倒防止材として、樹皮を敷き詰め、♀を放しました。天然採集なので、交尾済と判断し、単独で入れました。天然採集ものは雌雄同居させなくても、ほとんどの♀は交尾済なので、単独で入れておいても十分卵を産んでくれます。

今年は♀殺しが発生してしまったので、このままではブリード不可となって血が途絶える可能性もありましたが、天然♀が採集できたことでなんとかつなげることができました。

しかし、12年前に採集したものから受け継がれた血は途絶えるのはほぼ確実なので、今後はこの♀からの血脈が受け継がれることでしょう。

10月のヒラタクワガタ

今日は午後半休を取得し、都心へキャリアカウンセリングに行ってきました。人事異動で担当コンサルタントが変わるため、新担当との面談となりました。

転職活動と並行しつつ、起業も考えなくてはいけません。仮にダブルワークとなったら、自分は非常勤としても誰に会社を任せるのか?難しい問題です。

 


20時の時点で18度でしたが、今シーズン終了の判断をするため、夜間樹液採集を決行しました。

案の定、樹液にはクワガタはおらず、ゴギブリが主役でした。天敵のゲジゲジがいないからでしょう。

 


※コクワガタ♂

もう今年は終了か…と思いきゃ、まだコクワガタがいました。木に登って撮影、採集しました。

 


※コクワガタ♂

間違いありません!!コクワガタです。寒露を過ぎてもまだコクワガタが活動していました。

 


※ヒラタクワガタ♂

ポイントを移動し、2箇所目ではヒラタクワガタを見つけました。10月になってもヒラタクワガタが見つかるのは初めてです。

 


※ゲジゲジ

3箇所目ではゲジゲジがいました。これがいるということは、ゴギブリは食べられているということです。

 


※コクワガタ♀

樹液が泡を吹いているところでは、コクワガタの♀がいました。近づいてみると発酵臭がしました。日中の暖かさで発酵したとみられます。

少なくとも、発酵には25度以上の気温が必要なのでしょうか。秋になって気温が下がると、発酵しなくなりやがて止ります。

今年は10月になってもまだ樹液が発酵していることから、3連休まで続くのではないでしょうか?

シーズン終盤のヒラタクワガタ

今日も日中は汗ばむ陽気で、ぬりっこゼリーが余っていたので、夕方の明るいうちにトラップを仕掛けてみました。

 


この時にノコギリクワガタの♂を2頭見つけました。これで最も遅くまで野外で見た記録を更新しました。

このうち1頭は弱っていたので、標本にすることを前提とし、帰宅後に殺虫しました。

私の毒ビンは酢酸エチルの代わりに無水アルコールを使用しています。先生が「アルコールで虫が死ぬか?酔っぱらうだけだろ?」と言ってましたが、実際に死んでいます。ただし、酢酸エチルより若干時間がかかるのが難点ですが。

 


夜になり、もう一度行くと、コクワガタがいました。樹液が減っているためか、ゼリーにも食いついた模様です。

 


何やら見慣れないクワガタが木を下りるのを見たので、撮影後に素早く採集しました。間違いありません、ヒラタクワガタです!!

今年はスズメバチが夜も煩い影響で満足に採集ができず、シーズン終盤になってやっと採集できました。

 


すぐ近くにコクワガタの小型♂もいたので、撮影しました。

 


樹上にはコクワガタがいました。採集はせず、撮影のみとしました。

この後は20時30分を回ったところで引き上げ、帰宅しました。

 


帰宅後に撮影したヒラタクワガタです。測定したら29.2mmでした。体全体に光沢があり、光沢感の違いでヒラタクワガタと分かりました。

東京都内ではコクワ9、ヒラタ1の割合らしく、数が少ないのでなかなか採集できません。年に1、2頭採集できればいい方です。

シーズン終盤になってヒラタクワガタが採集できるとは思ってもみませんでした。