久しぶりにアメブロからの記事移転です。来週からのGWを控え、2013年5月3日に「陣馬」「高尾」のヘッドマークを撮影しましたので、記事を移したうえで再掲となります。
ただ、29日から5月9日まで東京都でも緊急事態宣言が検討されており、百貨店などの大型店舗が休業になる可能性もありえます。通販を利用する手もありますが、通販まで休業となれば、GW明けまで利用できないこともありえます。
2013年のGW中、京王では4月27~29日と5月3~6日の間、新宿7時30分発の特急と同7時49分発の準特急にヘッドマークを取り付けて運行するとの情報があり、3日の朝に多摩川へ撮影に行ってきました。
撮影地に多摩川を選んだのは、午前中の下り列車は太陽を背にして西へ走るために順光では撮れず、多摩川だけは線路が南北に走る関係で光線の調整がしやすいとの判断からです。
7時25分ごろ、自転車で自宅を出発し、約20分で撮影地に到着しました。すでに何人かのファンが集まっていました。

※8000系 特急高尾山口行/京王線中河原~聖蹟桜ヶ丘間にて
まずはいきなりですが、「陣場」ヘッドマーク付の特急が来ました。昔のハイキング特急「陣馬」は京王八王子行きでしたが、現在は陣馬高原行きのバスが高尾駅発着に変わったため、高尾山口行きの特急にヘッドマークが取り付けられました。
かつて休日の特急は6000系の3+5両編成を用いて、高幡不動駅で前3両を京王八王子行き、後5両を高尾山口行きに分割していましたが、終日にわたって実施した訳ではありません。
朝は「陣馬」「高尾」がそれぞれ単独運行し、その後は分割・併合は夕方までで夜間は京王八王子発着だけでした。

※10-300形 急行高尾山口行/京王線中河原~聖蹟桜ヶ丘間にて
続いて、都営車の急行が来ました。都営車は相模原線直通がほとんどですので、京王線調布以西では土休日の朝にしか見られず、レアです。

※8000系 特急京王八王子行き/京王線中河原~聖蹟桜ヶ丘間にて
8000系の特急京王八王子行きです。2月22日のダイヤ改定で特急が復活しましたが、改定前の準特急を特急に改称しただけで、実質的に停車駅増加が図られれたといってもよいでしょう。
先日、聖蹟桜ヶ丘から京王八王子まで特急に乗る機会がありましたが、列車種別選別装置では、府中以西は急行扱いとなっています(相模原線も同様)。京王線の府中以西と相模原線は、システム上では急行と各停しかないことになります(準特急の高尾線内と、区間急行及び快速の各駅停車区間はシステム上、各停として扱われる)。
土休日の特急は京王八王子と橋本発着が中心です。

※7000系 準特急高尾山口行き/京王線中河原~聖蹟桜ヶ丘間にて
トリは7000系の準特急です。7000系の幕車は貴重ですので、撮影しておきました。いつ、LED化されるか分からないためです。
「高尾」ヘッドマークは、文字通り高尾山口行きのハイキング特急に取り付けられていました。「陣馬」「高尾」の後は、夕方まで通常の分割特急が走っていましたね…あ~、懐かしい。。。8000系が登場する前、20年以上前の話ですから、私はまだ高校生でした。
サイズはかつて6000系が装着していたものと同一で、6000系亡き今、7000系が面影を伝えている様でした。