ユダイクスミヤマクワガタ

今日は午前中がグリーンボランティア活動、午後は池袋と秋葉原へ外出でした。グリーンボランティア活動については植物の種名が判別するまで報告は保留としています。春は花が咲く植物が多い季節ですので。

 

ユダイクスミヤマクワガタ
過去に飼育したヨーロッパミヤマクワガタでユダイクスミヤマクワガタが未紹介でした。ヨーロッパミヤマクワガタの亜種の一つで、トルコとシリアの国境付近に生息しています。アクベシアヌスミヤマクワガタと生息地が重なる場合もあるようです。

学名では、「Lucanus cervus judaicus」で発音では「ジュダイクス」と呼べなくもないですが、「ユダイクス」と発音するのが一般的になっているようです。外国産クワガタの種名は学名の和訳が多いです。

大型になると、大顎の長さが体の半分を超えるのですが、原亜種のケルブスとアクベシアヌスと違って小型で羽化してしまいました。ケルブスの方は70mmそこそこながらも、大顎が太く赤みが強かったので特徴がでていました。

2009年以降はヨーロッパミヤマクワガタの入荷が途絶えたので、アクベシアヌス同様、2008~2009年にとどまってしまいました。

しかしながら、ヨーロッパミヤマクワガタが初めて飼育した外国産クワガタであることは変わらず、その飼育経験はきっと他の種類で活きてくることでしょう。

 

アクベシアヌスミヤマクワガタ

今日は肌寒い1日で、19時まで残業でした。しばらくネタがなさそうなので、ネタ探しに苦労しそうです。

 

アクベシアヌスミヤマクワガタ
2週間前に届いたバンダイガシャポンのヨーロッパミヤマクワガタは原亜種のケルブスでしたが、15年前の2008~2009年にかけては他亜種のヨーロッパミヤマクワガタも飼育していました。

写真はアクベシアヌスミヤマクワガタで、トルコ産です。ビッターズにて幼虫を数匹落札し、カワラタケ菌糸瓶で育てました。

一見、ケルブスとよく似ていますが、大顎が細く、触角の櫛が6つあるのが特徴です。羽化サイズは70mm台だったと記憶していますが、もっと大型になると大顎の先端がL字状に大きく開きます。

羽化までいったのはよいですが、その後は翌年に累代チャレンジしようとしたら♂が♀を殺してしまい、産卵はできませんでした。やはりミヤマクワガタは凶暴な種類が多いですね…(;^_^A

ユダイクスも飼育していましたが、明日紹介させていただきます。ヨーロッパミヤマクワガタを3亜種同時に飼育していたのもこの時だけで、それ以前はケルブス1本に絞っていました。

カンターミヤマクワガタ

花曇りでの週明けスタートでした。2週間ぐらい前にバンダイのいきもの大図鑑・ヨーロッパミヤマクワガタが届きましたが、過去にはなミヤマクワガタを飼育していました。

 

カンターミヤマクワガタ
インド北部を中心に生息しているカンターミヤマクワガタで、2008年に1度だけ飼育したことがあります。結果は…もちろん失敗でした!!

累代飼育が非常に難しく、世界最難関種の一つとして数えられています。仮に採卵に成功しても幼虫時代が3~4年続くのは間違いなさそうです。それだけ幼虫期間が長いということは根気が要求されます。

今ではオオクワガタ幼虫飼育で3年以上かかったことがあるので、根気に関してはいうまでもないのですが。

インド北部は世界の屋根と言われている標高8000メートル級の山がそびえるヒマラヤ山脈があり、生息地は標高3200メートルぐらいと聞きました。日本なら富士山八合目付近に相当するため、気圧や気温が関係しているのかもしれません。

ただ低温にするだけでは産卵してくれないとなれば、マットに何らかの工夫が必要となりますが、成功例を参考にしない限りは難しいでしょう。

もう15年も前になりますが、入手困難な昨今では再挑戦は夢のままとなってしまうでしょうね。

ヨーロッパミヤマクワガタ到着

昨日、バンダイのいきもの大図鑑ガシャポンが到着しました。

 

ヨーロッパミヤマクワガタ
到着したのはヨーロッパミヤマクワガタです。和名の通り、ヨーロッパに広く生息するクワガタで、ヨーロッパ最大の昆虫でもあります。

 

ヨーロッパミヤマクワガタ ヨーロッパミヤマクワガタ
早速組み立て、コルクベースに止まらせてみました。まるで生きているようです。商品名では「ヨーロッパミヤマクワガタ(赤)」となっていますが、一般的にはこの色が普通です。時に黒い個体もいるようです。

大顎のワインレッドが上品な感じです。真上から見ると、日本のミヤマクワガタよりは横幅があり、頭でっかちです。

しかしながら、横幅に関してはカンターミヤマクワガタが上です。

改めてよく見ると、かっこよくてほれぼれします。初めて飼育した外国産クワガタですからなおさらでしょう。

多くの国々で保護対象になっており、国外持ち出しが厳しく規制されています。知っている限りでは、イギリス、スロバキア、ドイツは特に規制が厳しいらしいです。その中でフランス産がよく入ったのは生息数が多く、規制が特別に緩和されていたからでしょう。

大顎のワインレッドは生きている時のみなので写真でしか残せないですが、模型でありながら再現されているのは嬉しいです。

メーカーの製品化に感謝です!

ヨーロッパミヤマクワガタの思い出

今日は花金、明日はグリーンボランティア活動に参加です。

しかしながら今年は昨年比で花粉量が1.5倍以上と多いので、薬を飲んでからの参加となりそうです。

 

ヨーロッパミヤマクワガタ ヨーロッパミヤマクワガタ
来週あたりにヤフオクで落札したバンダイのガシャポンが届くのですが、過去の写真を漁ったら少ないながらも生前の写真が見つかりました。

2008年7月にLUMBERJACKで買ったもので、もちろんフランス産のケルブスです。

ほとんどの国で保護対象になっており、特にドイツ産は採集さえ禁止されているので、フランスおよびトルコ産以外は入荷しているのを見たことはなかったです。

大あごが赤いのも特徴で、どちらかというとワインレッドです。ワインのように深味のある赤ですが、死ぬと黒っぽくなってしまいます。

生きているうちにしか出ない上品さで写真でしか残せないのが残念なところです。製品化され落札したのは赤タイプなので生きている時に近い姿が再現されているのはうれしいところです。

黒も販売されていますが、死んでいるみたいですし、個体差もあったのでしょうか?アクベシアヌスやユダイクスは生きている時も大あごが黒だった気がしますが。

初めて飼育した外国産クワガタなので思い入れがありますね。

ヨーロッパミヤマクワガタ

今日は通常出社日でした。季節外れの暖かさでGW並みの陽気でした。来週15日には休暇を取得、グリーンボランティアでの竹刈り(伐採)に参加できそうです。竹の伐採は昨年7月の研修以来です。

 

ヨーロッパミヤマクワガタ
ヤフオクにてバンダイいきもの大図鑑のヨーロッパミヤマクワガタ(赤)を即決落札しました。

ヨーロッパミヤマクワガタはその名前の通り、ヨーロッパに広く生息するクワガタです。20年ほど前、幼虫からでしたが初めて飼育した外国産クワガタです。

 

ヨーロッパミヤマクワガタ
2007年7月に飼育した当時の写真ですが、本当にかっこよくてほれぼれするぐらいでした。

当時飼育したのはフランス産のケルブスでした。主に原亜種のケルブス、アクベシアヌスとユダイクスの3亜種が少数ながら輸入されていました。

ワシントン条約で生死に関係なく許可無しに国外持ち出しがほとんどの国で禁止されていますが、フランス産だけは例外的に認められていたようです。特にドイツ産は採集さえも禁止されており、ケルブスはフランス産以外は輸入されているのを見たことはありません。

アクベシアヌスとユダイクスはトルコ産で、ケルブスよりは輸入量が少なかったです。

2009年以降は店頭に滅多に並ばなくなりましたが、バンダイのいきもの大図鑑で製品化されたのは根耳に水でした。遠い昔の飼育の思い出としてよさそうかもしれませんね。

メタリフェル幼虫引っ越し

今日は終日雨が降り、オホーツク海高気圧からの冷気で気温が上がらず、肌寒い1日でした。

 


報告順序が逆となりますが、一昨日(土曜日)のLUMBERAJACKレンタルBOX虫メンテではメタリフェルホソアカクワガタ幼虫の一部を飼育ビン移動しました。

♂と思われる幼虫は大顎が長くなることを考えて1400㏄ボトルへ移しました。

 


♀と見られる幼虫は500㏄瓶へ移しました。それでも3頭が残ったので、次回メンテ時の移動となりそうです。

本種はマット飼育が大きくなりやすいそうですが、大型個体を羽化させるには、温度がカギとなりそうです。幼虫期間をいかに伸ばせるか。

まずは80mmUPでしょうか。

メタリフェルホソアカクワガタ割出

今日から木曜ミステリーで「科捜研の女」放送が始まりました。開局60周年を記念し、1年間のフルシーズン放送です。これまでは毎年10~翌年3月までの2クールが多かったですが、1999年の「暴れん坊将軍」以来20年ぶりの1年間放送です。

 


土曜日(4月13日)のLUMBERJACKではメタリフェルホソアカクワガタの割り出し作業をしました。産卵セットして3か月が経ってしまいました。放置しすぎですね。。。

 


ケースをひっくり返すと幼虫が出てきました。ケース底には幼虫が見えていますので、採卵には成功したといってもいいでしょう。

 


産卵木には幼虫が2頭入っていただけですが、すでに2齢に加齢していました。

 


合計で15頭の幼虫を取ることができました。♂の大顎がとても長い種類なので、底面積の広い容器で育てないと羽化不全になりそうです。。。あ、タッパーを活用する手もありそうですね。

 


♀は別ケースにいれました。たっぷり休養を取って静かに余生を送ってもらいましょう。WDですし、残り寿命はあまりなさそうですから。

15年前のトラウマ

今日は朝のうちは雲が多い週明けスタートで、夕方から晴れ間がでました。中央線停電だけでなく丸ノ内線も御茶ノ水駅ホームドア点検の影響によるダイヤ乱れで新宿駅は入場規制があり、会社まで歩く羽目になりました。

会社には遅れませんでしたが、それでも職場の1/3が遅れてきました。新宿駅からおおむね1.5kmぐらいなので歩けない距離ではありませんし。

週末は高尾で久しぶりに鉄分補給しようかと考え中です。E257系が定期「あずさ」「かいじ」から撤退、成田エクスプレスの河口湖乗り入れが廃止されるからです。

 


LUMBERJACKのレンタルBOX虫メンテは成虫の餌交換が中心です。幼虫は餌交換のサイクルが月単位で空きますので。

今の時期は熱帯産が中心になります。パプアキンイロの♂は死んでしまいましたが、他はまだ健在です。

セレベスヒラタは2004年8月に放虫個体を採集したトラウマが今でも残っています。年始の福袋で当てたくなかった…。早いとこヤフオクに出さないと餌ゼリー代がかさむばかりです。正直、餌ゼリー代がかさむのは夏場だけにしてもらいたいですよ…。

セアカフタマタもいますが、ブリードまで手が回らないので、ヤフオクに出した方がいいですが、なかなか時間が取れないです。春にむかって需要が出てくるかもしれないし。熱帯産は日本の冬には弱いので、冬場は保温飼育が必要になりますからね。

ヒラタはドルクスなので長生きしますが、セアカは短命なので早いとこですね。。。

パプアキンイロ♂隔離

今日は午前中、LUMBERJACKへ行ってきました。

 

 
先週産卵セットしたパプアキンイロクワガタの♂を隔離しました。

ミニケースでのブリードですし、このまま雌雄同居しても♂が産卵の邪魔になるだけとの判断からです。小ケース以上のサイズなら同居しても大丈夫ですが。

♂のサイズと単独飼育になることから、ミニケースです。野外採集個体なので残り寿命は短いですが、このまま静かに余生を送って貰うことにしましょう。