今日も夜間観察に出撃しました。クヌギやコナラの樹液はまだ出ているものの、コクワガタさえいませんでした。
今年のカブトムシ、クワガタの樹液採集シーズンはほぼ終わったようです。ですが!まだ夜の最終は続きます。それは…コオロギをはじめとした鳴く虫です。
久しぶりにクマスズムシを見つけることができました。しかしながら見つかったのは♀だけです。♀では鳴く筈はありません。♀がいることは近くに♂がいるのでしょう。
鈴虫やコオロギといった鳴く虫は♂だけが鳴きますが、鳴き声で♀を呼んでいるのです。つまりラブコールです。
♀が路上にいるとき、♂は草むらに隠れていることが多いのでしょう。自分は耳が聞こえないため、鳴き声を頼りに探すことは不可能です。目視に頼るしかなく、草むらを藪漕ぎして飛び出たタイミングで採る方法があります。
クマスズムシは名前に「スズムシ」が入っていますが、コオロギです。♂は鈴虫そっくりですが、大きさは12~15mm程度と本家?の半分程度です。個体数が少ない、小さいがゆえに探すのは難しいです。
前回、♂も見つけたことがあるので不可能ではないです。また再チャレンジです。