アウトドアBOX加工

今日は午前中いっぱい雨が降りましたが、午後にはやんだので「アタック25」を見終わった後にトランクルームへ行ってきました。

 


アウトドアBOXを一度持ち帰り、加工することにしました。まずはバッテリーで、発泡ボードの一部をカットし、両面テープでケース底へ貼り付けました。

一部カットは使用時にシガーソケットの差し込みスペース確保のためです。

隙間を端材で埋めました。

 


ケース側面で底に近い部分に穴が「あり、ゴム蓋で塞がれています。穴径を測ったら27mm、シガーソケットもほぼ同径で通すことが不可能と分かりました。

穴径を30mm以上に広げる手もありますが、他に解決方法が見つかるまで当面保留としました。

 


ライトを収納し…

 


上に保護用としてシートを被せ、蓋を閉めました。三脚だけは入らず、別に持つ必要がありますが、忘れ物注意です。

昨年の青森ではライト本体を三脚に取り付け、バッテリーを両脇に抱えて宿から持って行ったので、さすがに持ち運びが不便に感じ、今回のアウトドアBOX導入に踏み切りました。

これなら、東北遠征時に限らず、地元フィールドでの灯火採集にも使えそうです。しかし、今年はコロナ禍の影響もあり、やっと福島遠征が決まったものの、他のところは未定です。

使用頻度が増えるのは来年以降でしょうか…?

ライト点検

恒例の福島遠征が7月12~14日に決まりました。今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で決めづらく、都道府県をまたぐ移動制限が解けるのを待って問合せをしたのち、新潟の友人に伝えたりもしました。

例年なら1か月ぐらい前に決めて会社のチームメンバーにも予定を共有するのですが、今年はかなり遅くなってしまいました…。

 


遠征前にトランクルームに収納してあるHIDライトの点検もしました。バッテリーの残量も同時にです。

昨夏、青森遠征前にヤフオクで落札したもので、ワット数は55Wです。今年はレンタルの100Wに持参のHIDライトをプラスして155Wでの届け出です。

そのうち、福島採集時もレンタルに頼らず、自前でのライトになる時は来るでしょうか。最低でも100Wなら2つ必要で、いずれはもう1つのHIDライトを買う必要があります。55Wが2つなら110Wになります。

レンタルは50Wが2つなので、今年は3つで155Wになるなら、自前の55Wを3つ用意できれば165Wになります。ただし、あくまでも単純計算の話です。

バッテリー残量は100%、ライト点灯は問題ないことを確認しました。昨年9月の青森での反省から、灯火総研にアウトドアBOXを発注しました。

今年もオオクワガタを採集できるでしょうか!?

夏のスズメバチ

この週末は南岸低気圧により、関東甲信越地方で雪の可能性が高まってきました。偏西風の蛇行で記録的な暖冬といわれていますが…。

また冬眠中のスズメバチを見つけられるかは分かりませんが。

 


先日は冬眠中かつ寒さで動けないためにゆっくり観察・撮影はできましたが、冬眠中を除けば夏に活動している写真はそう多くはありません。

スズメバチは攻撃性が強いゆえ、その恐怖心からあまり近づいて写真を撮ることができません。写真のオオスズメバチはそれだけ近づいて撮れた貴重なワンカットです。

 


アブラゼミを狩るモンスズメバチです。夜も樹液にいることがあるので、夜間樹液採集時は厄介な相手です。

セミを狩るので、生息には春から秋までセミが発生することが条件となっており、梨の産地であることが恵まれているといっても過言はありません。小学生の頃の経験から、梨畑にはよくセミが見られたからです。

旧フィールドで初めて見つけたのは1991年5月末ですので、28年以上も生息が確認されていることになります。

2013年8月の観察会でセミを狩る場面に出くわし、撮影しました。スズメバチが狩りをしているところはなかなか見られないので、貴重なワンカットともいえるでしょう。

 


樹液に来たチャイロスズメバチです。名前の通り、黒褐色なので一目で分かります。このスズメバチはモンスズメバチやキイロスズメバチの女王を刺し殺し、その巣を乗っ取る社会寄生するという珍しい生態を持っています。

しかし、生息数が少ないうえ、女王が越冬から目覚めるのは他のスズメバチよりやや遅めです。また、高校時代には見つけることができず、卒業後25年経った2018年に初めて見つけ、翌年も見つけることができました。

旧フィールドでは高校時代に採集したものを含めて7種類のスズメバチを確認できていますので、共存していくためには生態を理解する必要があると考えています。

今の時期は冬なので、まずは何処でどのように冬眠し、春になったら注意するべき点など、スズメバチを無闇に恐れないためにも生態写真を積極的に撮っていくしかないでしょう。合わせて新フィールドではどんな種類のスズメバチが生息しているか、新たな課題が出てきました。

新春初の収穫

3連休最終日、新春初の里山観察に行って来ました。大みそかの夜、除夜の鐘つきに行った時、灯火がLEDに変わったのを受け、灯火トラップポイントを探すためでもありました。

 


まずは山道に入ってすぐ、落葉した雑木林を撮影しました。落葉しているため、見通しがよく明るい雰囲気です。

 


新しいポイントの目星をつけたところで枯れ木および樹液の痕跡を見つけました。夏になったら樹液に虫は来るのでしょうか?

 


歩いてしばらくすると、開けた場所に出ました。候補地としていますが、一部で苗木が植えられているようです。

 


重機で無残にも壊されたとみられる枯れ木です。年初にクワガタの産卵痕らしきものを見つけましたが、仮に割ってもコクワガタ程度でしょうし、コクワガタは東北遠征時しか採らないので、割らずにしていました。ですが、無残に壊されたのは残念です。

 



割れた破片を起こしてみたところ、越冬中のオオスズメバチが出てきました。最初はびっくりしましたが、寒さで動けないので、じっくり近寄って撮影ができます。

丁度、毒ビンを持っていたので、撮影後に1頭採集し、残りの1頭は木の破片を元に戻しました。

 


都県境を越え、旧フィールドです。昨秋の台風で折れたポイントへ行きました。スズメバチに邪魔されてゆっくり見れませんでしたからね…。

 


折れ口をよく見ると、一部腐食しているところが見受けられます。この腐食部分が強度を低下させ、結果的に台風15号の強風で折れたのです。キノコも生えており、次第に腐朽していくことでしょう。

キノコがセルロースを加水分解することで、クワガタにとっては格好の産卵場になってくる筈です。ただし、菌の勢いが強いうちは産卵しないでしょう。

 


逆光でシルエット気味に撮影してみました。

 


折れ口を様々な角度で撮影してみました。これだけ広範囲にわたって樹皮がないのは、昨秋まで30年近く樹液を出し続けた証拠です。高校生の頃に見つけ、ヒラタクワガタを再発見する等、様々な思い出が詰まっています。

 


3本の内、折れたのは1本なので、残った2本は今春以降も引き続き樹液を出してくれるでしょうか。樹液採集シーズンインは例年、5月のGW明けなので、4か月後にはどの様に様変わりしているでしょうか。

帰り道、薬局に寄ってアルコールとティッシュを買い、毒ビンにアルコールを補充してから来た道を戻り、先ほどの枯れ木でもう1頭のスズメバチを採集してから帰宅しました。

2019年シーズン総括ーコカブトー

発達した低気圧で朝から大雨でした。千葉では記録的大雨で鉄道が運転見合わせとなり、帰宅困難者が出たそうです。

シーズン総括第8弾はコカブトです。

 


コカブトは7月初めに♀を採集できました。これまで見つけたのは♂ばかりで、♀はなかなか見つけることができませんでした。

数が少なく、樹液や灯火に集まらないので、なかなか見つけることができません。オオクワガタ並みに見つけるのが難しいといってもいいでしょう。

 


ブリードにはチャレンジしましたが、取れたのは現在のところ幼虫1頭のみ、再度セットしてみましたが2か月半経過しているので、どうなったいるか分かりません。

週末にLUMBAERJACKへ行った時に確認するしかありません。

成虫の寿命はカブトムシより長く、冬眠もするそうですが、野外採集した♀のほとんどが交尾済といっても、精子ストックが効かないので冬を越せても来春に産卵できるとは限りません。

採集、ブリードのいずれも課題があります。あくなき挑戦は一生涯続くことでしょう。

これにて2019年シーズン総括は全て終わりました。

今シーズンもいよいよ終盤、例年なら11月中旬に終了宣言を出します。

明日は久しぶりに晴れるので、台風の被害状況確認も含めてフィールド散策を予定しています。

2019年シーズン総括ーカブトムシー

今シーズンに採集したクワガタムシは全6種の総括が終わりました。しかし、ヒラタクワガタは2017年以降見つかっていません。最後に旧フィールドで見たのが2016年です。

2017年の福島遠征でオオクワガタを採集しており、2011年に旧フィールドで採集した時は青森や山梨遠征でミヤマクワガタを採集することができませんでした。オオクワガタが採集できた代わりに採集できなくなった可能性があるとしたら、何らかの因果関係があるのでしょうか?

 


シーズン総括第7弾はカブトムシです。今季は7月前半の低温で新旧どちらのフィールドでも異変があり、発生が遅れ気味でした。

7月末の梅雨明けと同時に一斉に発生した感じです。

しかし、その天下は短く、旧盆を過ぎるとめっきり減ってしまいました。

 


新フィールドで少なく、8月に2、3回見た程度です。旧フィールドと違い、数が少ないのか分かりませんが、エル・ニーニョの影響もあるので、単純に比較はできません。来季以降の課題です。

ただ、旧フィールドより雑木林で覆われている範囲が広く日中でも涼しいためか、♂はより大型な気がします。。。

 


9月の青森遠征でも何頭か見ることができました。発生終期もしくは冬が長いためか、地元より角が短く小ぶりです。

 

飼育では赤♂を種親に使用していますが、羽化した子供は全て黒褐色です。遺伝ではないとしたら環境的要因なのかもしれません。実際、野外では赤♂は少なく、大変貴重です。

環境的要因だとしたら、餌の水分量?もしくは温度?これらのなぞは永遠に解明されないのでしょうね。

産卵数およびイベントで子供たちにあげていることから、例年ブリード用に採集しているのは旧フィールドのみですが、カブトムシは今も昔も好きな虫であることは変わらないでしょう。

2019年シーズン総括ースジクワガター

賀ちうの今日は10日ぶりにすっきりした秋晴れとなりました。例年なら晴れる日が多いですが、今年は少ない気がします。

シーズン総括第6弾はスジクワガタです。

 


今季は近所のフィールドで6月から見られました。

 


しばらくは見られなかったですが、8月後半に数が増えたのか、多くの個体を見ることができました。その反面、コクワガタはあまり見られませんでした。他にも、9月の青森遠征でも1♀を採集しています。

このことから、旧フィールドではコクワガタが多く、新フィールドではスジクワガタが多いことから、互いに棲み分けている可能性が高いです。

昨年8月下旬に近所で見つかった時の衝撃は大きく、フィールドやテーマが変わるきっかけを作った虫ともいえるでしょう。

しかし、旧フィールドでの採集・観察を辞めた訳ではなく、今季も継続していますが、頻度は半減しています。これは新フィールドへメインが移り、旧フィールドでの成果は地元の子供たちや然るべき機関へ引継ぐのがいいとの判断です。

ブリードは難しいので、飼育には色々課題があります。コクワガタの棲み分けも含めて、これからといったところでしょう。

今季採集のクワガタムシはこれにて総括を締めくくりますが、カブトムシ・コカブトがまだ残っていますので、もうしばらくお付き合いください。

2019年シーズン総括ーアカアシクワガター

今日は即位の礼に伴う臨時祝日で休みでした。天皇一代一度で、新天皇が即位を内外に宣言される儀式です。外国から400人近い元首級の要人が招かれ、国内招待者を含めて2000人近くが参列しました。

前回は上皇陛下の時で1990年11月12日、この時は休日でしたが、今回は今年限りの祝日です。平成の時はまだ自分は高校生でした。

今シーズン総括第5弾はアカアシクワガタです。

 


今季の採集は7月の福島遠征での1♂2♀のみです。上写真は灯火トラップに飛来したもので、前翅を畳んでいる最中はレアです。後翅はまだ折りたたまれていません。

 


裏返すと腹や脚の脛が赤く、和名の由来になっています。ドルクス族では集光性が高く、よく飛来しますが、今季は遠征当時の低温で飛来数は昨年より少なかったように感じます。ヒメオオクワガタ同様、秋遅くまで活動するので、寒さには強い筈ですが。

9月の青森遠征では1頭も採集はできませんでした。数年前までは採集できたのですが、地球温暖化の影響でコクワガタが台頭しつつあるのでしょうか?

山地性では比較的ブリードは簡単ですが、昨年採集の♀から採卵したものは今季羽化個体が全て♀でした。。。来季に野外♂を採集するしかなさそうです。

今季採卵ものは4頭幼虫が取れましたが、産卵材は水分多目でないとなかなか産卵してくれないかも知れません。

飼育面ではまだまだ課題もありそうで、今シーズンはやや不発気味に終わった感があります。

シーズン総括第6弾はスジクワガタの予定です。

2019年シーズン総括ーミヤマクワガター

台風20号は温帯低気圧に変わりましたが、秋雨前線が北上したため、夜には雨が降ってきました。例年なら10月後半には秋雨前線が南下し、消滅する筈ですが、今年はまだ太平洋高気圧が強いので南下できません。

シーズン総括第4弾はミヤマクワガタです。オオクワガタが高嶺の花だった頃、ミヤマクワガタが憧れのクワガタでした。ミヤマの名前の通り、深山に生息するため、近所で採集できるものではありませんでした。ただし、ニュータウン最後の開発地付近では開発前には生息していたという情報があります。

 


今季は福島・青森遠征で採集しました。9月の青森遠征時は♀1頭のみで、ノコギリクワガタが多数だったことから、時期をずらして共存している可能性があります。

福島遠征時では灯火トラップに多数飛来したのが本種です。ノコギリクワガタが全然来なかったことから、優位種にあることがいえそうです。

 


初日の灯火採集時は♂ばかりで♀がなかなか飛来せず、終了時間間近になってやっと飛来しました。写真は後翅を折りたたんだ後、前翅を閉じている最中のものです。

 


2日目の夜は雷雨のため、スノーシェッドで待機さざるをえず、飛来したのは写真のペアのみでした。スノーシェッド内はオレンジ路のナトリウム灯ですが、雨を逃れて飛んで来た可能性が高いです。

「オレンジ色の光に虫は集まらない」の常識が覆された格好ですが、虫も雨除けに飛び込んできたといっても過言はありません。

採集は簡単なのですが、飼育は難しく、産卵⇒幼虫まではいけても、まだ羽化までは行ってません。高温に弱く、幼虫や蛹での死亡率が高いので、飼育を難しくしている一因なのでしょう。

採集は難しいが飼育は簡単なオオクワガタとはまさに正反対といってもいいかも知れません。

東北遠征時に数を採集できるようになりましたが、飼育が問題なことと、ノコギリクワガタとの競合・共存関係が今後の課題です。

シーズン総括第5弾はアカアシクワガタです。

 

2019年シーズン総括ーノコギリクワガター

シーズン総括第3弾はノコギリクワガタです。ノコギリクワガタはカブトムシのライバルのイメージが強く、コクワガタと並んで子供の頃から身近なクワガタのひとつでした。

 


今季も地元フィールドでは6月から見ることができました。ただ、6月の雨不足、7月前半の低温で、発生数が少なかったように感じます。

新フィールドでの外灯巡りでは何回か灯火に飛来したのを見ることができましたが、いつまでも外灯巡りができる訳ではありません。いずれLED化されると、飛来しなくなります。そうなれば、自分で灯火トラップを仕掛けるしか他になく、そのような場所を探さなければなりません。

 


7月末に梅雨が明けると同時にカブトムシが発生ピークに達し、旧盆前までは一時見られなくなりましたが、8月中旬には再び見ることができました。

 


東北遠征2件を挟み、9月14日には日中活動している姿を見ることができました。この日以降、夜間樹液採集はしていないため、実質的に終見日となりました。

 


東北遠征では7月の福島ではほとんど採集できず、ミヤマクワガタが優勢な場所であることから、友人が採集した1♂のみです(宿へ戻る時にリリース)。

9月の青森遠征では多くの個体をみることができたのに対し、ミヤマクワガタは1♀のみだったことから、共存している地域でも時期によっては優劣があるのかも知れません。実際、2015年の青森遠征は9月だったので、ノコギリクワガタが多かったです。

あるいは地球温暖化の影響でノコギリクワガタが優勢になりつつあるのでしょうか?単純に時期だけでは比較はできません。

身近なクワガタでありながら、まだまだ分からないところも多く、今季の異常気象もあるので、新フィールドでは来季以降の宿題となりました。

第4弾はミヤマクワガタの予定です。