今日は午前中、LUMBERJACKレンタルBOX虫メンテに行ってきました。
今週もオオクワガタ幼虫をお持ち帰りしました。屋外バルコニーにて寒さ経験させるためです。
今回持ち帰ったのは…新潟県産のオオクワガタ幼虫です。これにて福島、新潟県産オオクワガタ幼虫は全て持ち帰りました。明朝に屋外バルコニーへ出します。
腐葉土の中にいるカブトムシの幼虫および根食い系のノコギリクワガタ、ミヤマクワガタ幼虫の場合、地熱で冬でも温かいことが多いです。多雪地帯の場合、積もった雪が布団の代わりとなって地中部は氷点下に下がることがないのです。そのため、北陸地方でもヒラタクワガタが生息できている場合があります。
逆にオオクワガタの場合は地上部に穿孔しているため、冬の寒さが直に伝わってしまいます。幼虫は体内の未消化物を全て排泄し、体を不凍液で満たして凍結から守っているのです。当然ながら幼虫は休眠状態になるので、種類によって幼虫が朽木の地上部、地中部を食べているかで変わるのでしょう。
ある意味、四季の気温変化を敏感に感じ取っているとも言えそうなので、種類によって冬に加温するかしないかで飼育方法を変えるのも一手ですね。