今日も出社日、残業なしでした。「プレバト‼」が終わった後、虫たちの冬眠準備をしました。
まずはコカブトです。カブトムシは1年間の寿命しかなく、成虫期間は平均でもわずか2~3カ月しかありません。ところが、コカブトは成虫の寿命が長く、成虫越冬までするのです。寿命も2~3年あるようで、カブトムシに比べたら長生きです。
今年は近所のフィールドで採集しましたが、ブリードに使用しなかったので来春とし、同居越冬させることで交尾の成功率を挙げることにしました。
続いて青森県産オオクワガタです。こぼした餌ゼリーでマットが汚れてきています。そこで冬眠用のケースへ移し、来春の交尾成功率を上げるために同居越冬としました。
羽化後3カ月は経過しているとみて、越冬中に性成熟することを見込んでいます。オオクワガタの性成熟期間は羽化後6カ月ぐらいなのですが、初夏に羽化した場合6か月後は晩秋~初冬です。もちろん気温が低く活動できる筈はないので、冬眠することになります。
来春、お目覚めは早めにしないと♂による♀殺しが発生しかねないので、3月前半に一旦引き離せるかがポイントでしょう。