6月12日活動報告

明日は週1の出社日です。6月後半になって梅雨らしくなりましたが、夜間樹液採集に行ける頻度はまだ少ないです。

12日は午前中、グリーンボランティア活動に参加しました。今回もナラ枯れ被害木への不織布巻きです。

 


被害木にて、不織布巻きの対象木を探しました。よく見ると木に小さな穴があり、脱出孔と見られます。虫自体が小さいので、穴も小さいですが。

 


3人かがりで木に不織布を巻きました。秋になったら撤去する予定ですが、うまく虫が絡まってくれるのでしょうか。

 


対象木…もとい被害木には根元に木屑が散らばっています。健全な木と被害木は木屑の有無で見分けられます。

 


2本目、3本目の木にも不織布を巻きました。

 


甘味休憩時に撮影しました、業者伐採もあり、木が少なくなっています。アズマネザサに関する説明があり、放置すると密生するだけでなく、3~4mの高さになることも書かれています。

 


甘味休憩の後、作業再開しました。ナナフシも見つけ、持ち帰って飼育することにしました。後に調べたらエダナナフシの様です。枝の様に細長いですね。海外種のコノハムシもナナフシの仲間ですが、植物防疫法での規制対象になっているため、許可無しで生きたまま輸入はできません(標本すなわち死に虫は問題無し)。

 


足元にはキイチゴの実がなっていました。食べられるようですが、勇気がないので写真だけにしておきました。

 


この日は5本の木に実施しました。お昼近くになったので作業終了しました。

 


広場へ戻る道中ではアジサイの花が咲いていました。土壌によって色が変わるようです。

 


落ち葉囲いの腐葉土がかなり減っています。西階段補修や林床への散布にも使ったようです。秋には草刈りなので、使用して減らさないと。刈った草や落ち葉が入りません。

解散時にカブトムシの♂を戴きました。今季初でしかも赤♂です。

落ち葉囲いの中から見つかったとのことなので、羽化して脱出する機会をうかがっていたのでしょう。落ち葉囲いにも♀が産卵していたことが証明されました。

解散後、お土産を手に帰宅しました。

今季2度目のノコギリクワガタ

今日は雷雨とかもなく、穏やかな天気だったので、夜間樹液採集に出撃しました。

 


まずは新ポイントにてノコギリクワガタを見つけました。現フィールドでは今季初確認です。蛾もぼちぼちいました。

 


さらにもう1個所、コナラの樹液にてコクワガタを複数見つけました。このうち大型♂を含む1♂1♀をお持ち帰りとしました。

 


中型の♂が蛾と一緒に樹液を吸っていたので、撮影しました。

 


カラスアゲハが珍しく木に止まっていたのを見つけ、写真を取ろうとしたら飛んでいってしまい、近くの笹に掴まっていました。今度は脅かさないように素早く撮影しました。蝶は夜、当然ながら寝ていますが、いきなり懐中電灯で照らせば、びっくりして起きたのでしょう。

睡眠中の蝶を撮影したのは今季初めてとなります。このカラスアゲハは♂でした。

 


旧フィールドへ移動途中、偶然にもテレビドラマ撮影現場を目撃しました。女の人がパーカーを被って小道具のナイフを持って地面に座り込んでいました。刑事ドラマの撮影である可能性が高く、翌日の昼間にも同じ場所で撮影がある筈です。

局とか番組名は分からないので、注意する必要があります。

都県境を越えて旧フィールドへ到着、クヌギの樹液にはノコギリクワガタがいました。今季初の大型個体でキープしました。

 


頭上ではコクワガタの大型♂がいました。おそらくノコギリクワガタに追い払われたのでしょうか。

撮影後は再び都県境を越え、現フィールドの山道を経由して帰宅しました。山道ポイントの方が出現が遅く、7月ごろになりそうです。

新しいポイントを見つけた今、効率よいルートも考えないといけません。

今季初の夜間樹液採集

今日は週一の出社日でした。明日はほぼ終日雨なので夜間樹液採集はありません。

時系列が逆となりますが、今季の夜間樹液採集シーズンは5月29日にスタートしました。ただし、この日は出撃が21時と遅く、シーズンスタートも2年連続で遅めでした。

 


最初の樹液ポイントではケシキスイが来たのみでクワガタはいませんでした。下草刈りされたばかりなので行きやすくはなっていますが、今後も継続観察が必要です。

 


一旦都県境を跨ぎ、東京都側に戻って旧フィールドに着きました。こちらではもうコクワガタが活動していました。現フィールドは林内の山道沿い、旧フィールドは林縁部に樹液ポイントがあります。林内と林縁部では平均気温が違うのかもしれません。

このことがスジクワガタが生息できているか否かを決めている可能性があります。コクワガタが都心部の公園でもしぶとく生息できているのに対し、スジクワガタは暑さに弱くノコギリクワガタより緑が多く残っているところでないと生息できないのです。

メインフィールドが変わって3年目のシーズンが幕開けしましたが、今年はどんな虫相を見せてくれるのでしょうか。

今季3度目の夜間樹液採集

今日も20時半から夜間樹液採集に出撃しました。最初の樹液ポイントでは生憎虫はいませんでした。

 


都県境を越えた新ポイントでは昨日に引き続きコクワガタがいて、今季初の♀をGETしました。

 


蛾やその他小虫が樹液を吸っていた他、隙間にもコクワガタ♂がいました。

この後は移動し、再び都県境を越えて旧フィールドへ向かいました。

 


旧フィールドのクヌギポイントでは昨日と違い、クワガタはおらず、コメツキムシやケシキスイといった雑虫がいたのみで、ゲジゲジも同時にいました。ゲジゲジはゴキブリを食べるので、この虫がいる時はゴキブリがいないことになります。

 


帰り際にコクワガタの大型♂が隠れているのを見つけ、撮影しました。時間の関係でご神木には行きませんでした。樹勢が弱っていることもあり、区画整理の近くなので虫が減っているのは確かです。

今回の旧フィールド観察エリアは来季以降も継続するエリアで、2014年以降新しく樹液を出し続けている木もあり、樹勢が若いので期待はできます。2019年に下草刈りされていましたが、わずか2年でアズマネザサが盛り返しています。人の手があまり加わっていないと、また元の様に戻ってしまうものですね。

撮影後は撤収し、帰路につきました。

今季初のノコギリクワガタ

今日から6月です。20時過ぎ、今季2度目の夜間樹液採集に行きました。

 


最初のポイントではコクワガタらしきものを見つけ、撮影しました。撮影を終えて採ろうとした途端、藪に落ちてしまい、見つけられませんでした。網を持ってくればよかったです。

 


都県境を越えて新しいポイントへ向かいました。コナラ樹液は何本も出ていましたが、カシナガ被害木なのかはわかりません。それでも虫はあまり着ておらず、やっと見つけた1本です。撮影後は木を蹴飛ばして落としました。

 


地上に落ちた後も落ち着かず、撮影に苦労しました。

 


隙間にも2頭のコクワガタがいました。しかも♂2頭仲良くです。1頭は出てしまったので、残った1頭を撮影しました。

 


続いて別の隙間からは大型♂が出てきました。4♂も見つけましたが、たくさん採っても無意味なので2♂だけ持ち帰りました。

 


再び都県境を越え、旧フィールドへ。トビズムカデと一緒にノコギリクワガタを見つけました。今季初です。♀も見つけましたが、その間に♂が藪へ落ちてしまい、見つけられませんでした。

 


帰り際に撮影したコクワガタ♂です。この後は“ご神木”へ向かいました。

 


最後のポイントではキマダラカミキリを撮影できただけでした。樹勢が弱っており、いよいよ潮時が来たようです。

今季いっぱいは様子をみますが、フィールド再編と撤退が現実化してきました。帰る前に「30年間ありがとう…」と一礼をしました。

高校生だった頃にモンスズメバチを初めて見つけて以来、ヒラタクワガタやオオクワガタが見つかったり、セレベスオオヒラタクワガタが放虫されたりと…色々な思い出がいっぱいです。

樹勢が弱っているだけではありません。区画整理事業もその一つで、”ご神木”を含めた一部地区からは今季いっぱいで撤退することに決めました。

フィールド再編を含め、激動のシーズンになりそうです。

ナラ枯れ対策

今日は嬉しい知らせとして、エンマコオロギの赤ちゃんが孵化したことが確認されました。しかし、クマスズムシの方は枯れ草の茎に他の虫が入っていたらしく、卵は食べられたようです。また秋になったら成虫を探すしかありません。

昨日(5月22日)のグリーンボランティア活動にてナラ枯れ対策を実施しました。

 


ただし、他の参加メンバーは草刈り、階段補修等があり、ナラ枯れ対策は班長指揮のもと、3人1チームでやることにしました。

被害木は木屑がでています。ただし、市の委託業者による伐採対象木は30本、それ以外の48本は不織布を巻くことになりました。

 


まずは2本実施しました。斜面でやりづらかったですが…。不織布で羽化脱出してくる新成虫を絡め、捕殺するものです。不織布を食い破る可能性もありますし、様子を見ながらビニールを巻くこともありえます。

 


甘味休憩の時間が迫り、斜面の上を登りました。切り株が目についたので撮影しました。18日から業者伐採が始まった様です。

切られて常置された切り株からひこばえが生えてくることもありますが、このまま枯れる可能性もあります。枯れて朽ちた場合、ノコギリクワガタやヒラタクワガタといった根食い系のクワガタ幼虫の餌になります。

 


断面をよく見ると、小さい穴があります。これがカシナガキクイムシの穿孔穴です。

 


これから不織布を巻く被害木から樹液が出ており、ダンゴムシが来ていました。…が、ナラ枯れ対策のため樹液ごと不織布を巻くので、撮影しました。

 


さらに2本ナラ枯れ対策を実施しました。今回は48本中4本で12分の1です。

 


遊歩道に近い木にはこのような看板を取り付けました。通行人から見たら異様に見えるためです。

 


後半は草刈りしているメンバーのお手伝いです。業者伐採が進んでおり、高木は少しずつ切っているのが分かります。高木はおそらく50年以上は経っているのでしょう。

 


業者伐採した木は一定の長さに切られ、保管されていました。このままだと成虫が切り口の穴から脱出もあり得るので、償却処分になるでしょう。木が少なくなった分、すっきり感が増えています。

本来、薪や炭焼きで20年に1度は伐採し、萌芽更新していたんですけどね…。足元がすっきりし、萌芽更新で若返らせる…これが本来の雑木林のあるべき姿ですが。

 


作業が終わり、戻る途中で撮影しました。班の活動区域外なのでアズマネザサが生え放題です。本来の姿と放置されている現状が混在しているようですね…。

来週には臨時活動です。秋には不織布を撤去し、効果を検証する予定ですが、どれくらいのカシナガが掴まるのでしょうか…?

臨時作業

今日は「カシオペア紀行」の運転日なので撮影も考えましたが、3度目の緊急事態宣言下ではツアー中止で運転は取りやめとなりました。22・29日も宣言延長のため運転は取りやめ、次回撮影が可能なのは早くて6月5日となります。

 

午前中、グリーンボランティア活動の臨時作業に参加しました。作業内容は彼笹や枯れ枝をチップにして遊歩道へ散布するものでした。なお、写真は午後に撮影したものです。

 


チップが撒かれた遊歩道です。ウッドチッパーで枯れ枝や枯れ笹を破砕し、遊歩道に撒きました。

 


落ち葉囲いです。落ち葉や刈り取った草等を米ぬかや水と混ぜ合わせて堆肥化していますが、量が多く、次回刈り込みとなる秋までに土に還るとは思われません。減容化のためでもありますが、少しは減ったようです。

 


看板です。雑木林の魅力と同時に保全活動のアピールを兼ねています。雑木林は自然林ではなく、人の手が加わった半自然林です。雑木林が利用されなくなり放置され始めた時期がニュータウン造成と重なり、50年が経っています。

エネルギー革命や化学肥料の普及で、薪や炭焼き、堆肥作りに使われなくなったのも一因です。市民有志と行政の連携で保全されてゆくのはよいことです。

ニュータウン造成から50年経った今でも、スジクワガタが少ないながらも生息しているのは驚きでしたが。神奈川県側はほとんど造成されておらず、自然が多く残っているからなのでしょう。

 


活動拠点付近の遊歩道です。2週間前の臨時作業時に撒かれたそうです。昨年同時期も同様でしたので、入会してその謎が解けました。

 


現フィールド入口の里山です。新緑はだんだんと濃くなり、夏が近づいてきています。

メインフィールドが変わり、まもなく夜間樹液採集シーズンを迎えようとしています。地元産スジクワガタの♀発見が今季の課題になりそうです。スジクワガタのブリードは難しいので。

シーズン間近

今日も好天に恵まれ、夜間樹液採集シーズンを控えたフィールドを散策しました。現在のフィールドに変わって3シーズン目を迎えようとしています。

 


まずは別の入り口から入りました。班の活動範囲外ですが、放置によってアズマネザサが茂っている現実です。どのくらい放置されているのかは分かりませんが、ニュータウン入居が始まった50年ぐらい前からではないでしょうか?

 


カシ類でしょうか、照葉樹を露出を変えて撮影してみました。アンダー目だと葉が光っているように見えます。照葉樹の由来で葉も厚く、冬でも落葉することが少ないのです。沖縄や奄美といった南西諸島ではシイを中心とした照葉樹林が広がっています。

雑木林が何の手も加わらず、100年も放置されれば、これらの木に変わっていくのです。

 


キンランです。盗掘防止のための看板もあります。地面の共生菌の関係で、人工栽培は難しいそうです。心無い人による盗掘で絶滅木々種になってしまったのは悲しいことです。

 


前回下草刈りしたところを頂上側から撮影しました。林床がすっきりしているので明るく感じられます。

 


1月頃に下草刈りしたところは雑草が生い茂っています。アズマネザサが生い茂っていた頃に比べれば、マシなレベルともいえるでしょう。

 


GW前までに下草刈りしたところです。下草刈りした時期によって、雑草の再生具合が違うものです。

 


山道です。頂上から下りる側なので、日差しを遮るものがありません。

 


GW前までに下草刈りしたところを麓側から撮影しました。シイタケ栽培しているところも見えます。数年前、廃ホダ木捨て場からコクワガタの幼虫を見つけたことがあります。

 


山道を麓側から撮影しました。新緑が濃くなりつつありますが、まだ時期としては林内が明るく感じられます。

 


都県境を越えたあたりの雑木林です。樹液が出る木がないので、樹液採集時の観察対象からは外していますが、別の目的で利用しています。

 

目的達成後、帰り際に撮影した里山です。お昼近くでお天道様が焚くなったので、この後は帰宅しました。

シーズン開始は例年、5月後半からです。あと1週間~10日程度ですが、21時時点の気温が最低でも18度以上になる日が開始日と定めています。今シーズンはどんな虫相を見せてくれるのでしょうか。

GW明け後の里山

今日は午前中、グリーンボランティア活動でした。今回も林床の草刈りに参加、枯れ枝の片づけおよび刈草集めでした。

 


3月下旬にカシナガキクイムシの被害で倒木があったところでは、同月末有志によって撤去されました。根元から倒れており、チェーンソーで切断のうえで撤去で、よく見ると虫の食い痕がわかります。

シロスジカミキリ等生木を食う虫は幼虫が坑道を掘ることでやがては木の強度が下がり、強風で倒れたりします。このことから林業上の害虫とされることが多いですが、「益虫」「害虫」は人間の都合によって分けられているだけで、雑木林の新陳代謝を促す役割があるのです。

ただし、全国的にカシナガによるナラ枯れの被害拡大は人間が雑木林を利用しなくなり放置が進んだ結果ともいえるでしょう。

 


前回草刈りしたエリアではすでに新しい草が生え始めています。刈り込み前はアズマネザサが生い茂っており、他の植物が入り込む隙がなかったといっても過言はありません。

今のグリーンボランティアができたのは20年前の2001年で、雑木林の放置からこの時点で30年経った計算となります。もし、今まで50年も放置されていたらどうなっていたことでしょうか。100年で照葉樹林に変わってしまうのはもちろんですが、その過程で植物相は違っていた筈です。もちろん、生物相も変わってしまいます。

改めてよく見ると雑木林の中は明るく感じるものです。照葉樹林だったら年間を通じて暗くて変化が乏しかったことでしょう。

新緑の里山(4月18日)

今日から5月、GW5連休です。この5連休が終わる頃にはアメブロを廃止します。記事を一旦下書きにステータスを変更して閉じる形となりそうです。ただし2019,2020年の記事は全削除となります。

しばらくネタがなさそうなので、4月18日の里山の報告です。この日は午後、里山の自然観察に行きました。

 


広場のカントウタンポポはまだ数多く花を咲かせており、ベニシジミが訪花していました。

 


前週に下草刈りしたエリアです。主に刈り払い機で刈られていますが、細かいところは刈り込み鋏で木の周囲の草を刈っていました。しいかし効率は刈り払い機には敵いませんが、扱いには講習を受ける必要があるそうです。

 


都県境を越えて神奈川県側です。今年も新緑に覆われてきましたが、心なしか例年より少し緑が濃い気がします。1月下旬からの高温傾向が影響したのでしょうか。

 


畑では菜の花の黄色がアクセントになっていました。

 


麓に下りてすぐのところではチューリップが咲いていました。1つは花が開ききっていました。こうなると地中の球根はかなり栄養を取られてやせ細っている可能性があります。

 


田植え前の田んぼはレンゲソウを中心としたお花畑になっています。しかしながら、遠目にはわかりにくい感じですね。

 


反対側のあぜ道に回ってみました。テントウムシがきており、日向ぼっこしているようでした。

 


レンゲソウとカントウタンポポです。レンゲソウは蜂蜜の蜜源になる他、緑肥として田んぼに鋤き込まれます。GW前には田起こしが実施され、水が入るのももうすぐでしょう。

16時近くになったので、この後は帰宅しました。