雪を抱える「SL X’masトレイン」

今日から12月、今年もあと1カ月となりました。年が明けて秋にはいよいよ50代突入です。まさに「待ったなし50代です」w

 

SL X'masトレイン
ネタがないので、過去写真UPですw 夏の間は夜間観察なのでネタに尽きることがないのですが。

今回紹介するのは13年前の「SL X’masトレイン」です。撮影した区間は磐越西線荻野~山都間でトンネルの飛び出しです。

SLの力行区間中にトンネルがあれば、まとわりついた煙が上がってくる写真が撮れることが多いです。SLがトンネル内を力行運転すると煙が天井に跳ね返り、その結果、抜け出るまでまとわりつくのです。ですが、レギュラー運転区間となる新津~会津若松間は最急こう配が11.4‰と緩い方で、撮影した場所も10‰程度でした。10‰程度であれば煙は比較的横に流れやすいです。

撮影した日はクリスマス寒波が到来、雪は1m近く積もっていました。SLは1時間近く遅れていましたが、ラッセルどころか雪を抱えてくるとは思いもしませんでした。

現在はSLクリスマス運転が12月初旬になったため、このような写真は撮れないでしょう。まさに一生に一度しか撮れないようなレアなカットとなりました。

E353系特急

明日は通常出社日、11月最終日です。今日の放送分をもってフジテレビの水曜ドラマ「パリピ孔明」が終了しました。

週刊ヤングマガジンで連載中、4年近く同誌を愛読しているので、ドラマ化された時は注目していました。「三国志」での計略(兵法三十六計)をどのように応用するのか?見ものでした。ドラマは放送終了しましたが、来春にはアニメ総集編も決まったそうです。

 

E353系特急「あずさ30号」 E353系特急「かいじ32号」
続いて紹介するのはE353系特急です。左写真が特急「あずさ30号」、右写真が特急「かいじ32号」です。しかしながらE353系にはトレインマーク表示器がないので、時刻表と撮影した時刻でないと分かりません。

国鉄時代だったら前面にトレインマーク表示器があるので一目でわかったことでしょう。今のJR型特急車はトレインマーク表示器搭載を見送っているのがほとんどです。車両自体そのものが個性を持っており、特定の路線・列車に投入となればなおさらでしょう。

国鉄時代は全国規模での車両転配属が当たり前で全国どこに行っても同じような車両が走っていました。485系や583系といった交直流特急車であればなおさら、乗客への案内も兼ねていたのでしょう。

今のJRでは車両の転配属は会社内に限られ、特定の列車に投入、そのまま生涯を終える特急車もあります(251系、E351系など)。

時代の流れとはいえ、今のJR型特急車は汎用ではなく、投入列車に特化していると改めて思います。

日常のE233系

本日もテレワーク、19時まで残業でした。すでに今月の累計残業時間は6時間です。転職前は入社後2、3~14年目ぐらいに月10時間の残業は時々ありました。

過労死ラインは時間外労働時間が月80時間とされており、遠い値なので健康上の問題はありません(ただし、2007年4月は月間残業時間が42時間に達していた)。

E233系快速 E233系快速
四季島撮影の待ち時間中、前哨戦としてE233系快速やE353系特急「あずさ」「かいじ」等を撮影しました。

特急は30分に1本なのに対し、快速または特別快速が多かったです。通勤路線なので当然ともいえますが。私鉄の場合、各駅停車に比べて速達列車が多いのですが、種別ごとに停車駅を変えてニーズに応えています。

中央線快速の場合、平日は東京~中野間、土休日は三鷹まで快速運転、以西は各駅停車が基本となっていますが、立川までは特別快速が速達運転を行っています。

一見同じE233系ですが、左写真が10両固定のT編成、右写真が6+4両分割のH編成です。グリーン車がなく平屋で揃った10両編成は中央線からは長くてあと1年半で見納めになることでしょう。青梅・五日市線用の青編成は現行のまま残る可能性が高そうです。そうなると、平屋だけの編成は青梅・五日市線または富士急行線内(大月で基本編成を切り離し、付属編成だけが乗り入れるため)に限られます。

グリーン車組み込みまで残された期間は少ないので、やがては貴重なワンカットになってゆくでしょう。

前哨戦のE231系普通列車

飛び石連休の谷間となった今日はテレワーク、19時まで残業でした。

 

E231系普通列車
昨日のカシオペア撮影では露出が一発勝負だった訳ではありません。晩秋で日没が早いことと、通過時刻が日没5~6分前でぎりぎりなことから、夕焼けバックは初めから決めていました。

ですが、列車が完全なシルエットにならないように撮影するには露出設定がキーポイントになります。地面を基準とすればISO400で1/500秒、F5.6となり、列車が明るく写る反面、空が飛んでしまう可能性もありました。

空を基準にするとISO400で1/500秒、F8.0です。列車が来ない状態で試し撮りをして、シルエットにならないぎりぎりであることを結果確認しました。

そして前哨戦となるE231系普通列車で撮影しました。近郊電車は最長15両編成。国鉄時代に115系や211系が走っていた頃と編成両数は変わっていません。ですが、撮影時に列車の端から端まで切れないかの物差しの役目もあります。

平日ダイヤであれば、18時台からが帰宅ラッシュピークですが、祝日なので行楽帰りのピークにはまだ早い時刻だったのでしょうか。車内は心なしか空いているように見えました。

カシオペア紀行

飛び石連休初日は午後、埼玉県の蓮田へカシオペア撮影に行ってきました。

 

カシオペア紀行
日没時間が16時30分と早く、間近の時間では遠くの木々で影になることが分かっていますので、夕焼けバックにと前回とは反対の場所で撮影しました。

しかしながら、20年前に新潟県で日本海バックに寝台特急「トワイライトエクスプレス」を撮影した際、露出設定が難しかったのを覚えています。

20年前当時はフィルム、今はデジタルです。フィルム時代は現像上がりまでの数日間は結果が分からなかったですが、今のデジタルでは撮影結果がすぐに確認できます。

ISO感度は400、シャッタースピードは1/500秒、絞りはF8.0です。もちろん、露出はマニュアル設定です。シルエットにならないぎりぎりの露出設定です。このような絵を狙う機会はそうそうありません。機会が少ない=経験が少ないので、もはや勘に頼るしかなかったです。

16時25分、カシオペア紀行が通過。本日の牽引機は虹釜こと95号機です。狙い通りのイメージで撮ることができました。

次回は12月24日の常磐線、白昼堂々の撮影となります。

四季島

今日は通常出社日、明日は祝日で休みです。明日は「カシオペア」撮影に行く予定です。JR東日本では事業用機関車を2024年度以降に全廃する意向なので、いつまで撮れるのでしょうか。撮れるうちに撮っておくのが一番です。

 

四季島
中央線快速2階建てグリーン車連結試運転を偶々撮れましたが、この日の本命は四季島です。

四季島の周遊コースおよび上野到着時間から、15時20分ごろの通過と予測していました。自転車で1時間弱、着いてからカメラセットの時間を考慮して行きました。

ほぼ予想どおりの時刻に通過しました。季節ごとに周遊コースが設定され、毎年変わることもあります。ですので、来春以降はこのコースで撮れるとは限りません。

澄みわたった晩秋の青空、傾きかけた日を反射して、シャンパンゴールドの車体が輝いていました。日没が早い晩秋ならではの光景ですね。上野到着まであと1時間半、1泊2日の旅が終わりに近づいていることから旅人は名残惜しそうだったのではないでしょうか。

209系1000番台

今日は19時まで残業、明日は出社日です。水曜日ですが、今週は23日が木曜日ですが祝日(勤労感謝の日)と重なったためです。

 

209系中央線快速
※209系 快速1596T/中央本線日野~立川間にて

2階建てグリーン車連結試運転に引き続き、レア写真を紹介します。もう一つのレア写真は209系です。元は地下鉄千代田線乗り入れ用として1999年に常磐緩行線へ10両編成2本が投入され、2018年秋まで運用されていました。

中央線快速へのグリーン車連結準備の一環で予備車確保のために中央線快速へ転属されました。運用範囲は東京~高尾間のみで高尾以西には乗り入れできませんが、青梅線には代走で乗り入れすることがあるようです。

2編成しかないのでなかなか出会えることはありません。以前に乗車したことはありますが、駅間走行写真の撮影となると難しいです。沿線で待っていて偶々という具合です。

来年で経年は25年、グリーン車営業開始後の動向が気になるので、撮れてよかった一コマです。

中央線快速グリーン車試運転

今日は午後、立川へ四季島撮影に行ってきました。もちろん自転車で、片道1時間ぐらいです。

 

E233系試運転
※E233系試運転 中央本線日野~立川間

本命の四季島はもちろん撮影できましたが、営業前の超レア写真も撮ることができました。

それは…中央線快速の2階建てグリーン車連結試運転です。これまでの10両編成から12両編成になるので、当然ながら2両分長くなります。

特急列車は一部列車が12両編成なので見慣れていますが、国鉄時代は急行列車が最大12両編成で運転されていたこともありました。

写真をよく見たら10両貫通固定のT編成で、グリーン車を組み込んだ12両貫通固定編成です。首都圏の通勤電車ではこれが単独固定編成で最長ではないでしょうか。

南を向いて撮影する格好となったため、前面が影になりましたが、側面に夕陽が反射した写真を撮ることができました。

グリーン車の運用範囲は東京~大月、青梅です。遅くても再来年の春(2025年3月)までには組み込まれるので、営業開始前は超レアな画となることでしょう。

運休前夜

今日も出社日でした。いよいよ明日と明後日は山手線が一部区間運休します。渋谷駅の改良工事のためです。

 

告知 告知
運休区間は池袋~新宿~大崎駅間です。山手線に電留線または車庫があるのは池袋、大崎、品川の3つで、ラッシュ終了後または終電前に見られる途中駅どまりの行先です。

明日は外回り線、明後日は内回り線です。1月に丸2日以上かけた大規模工事は線路の切り替え工事でしたが、今回はホームかさ上げです。これによりホーム下の通路の天井が高くなるとのことです。

今回運休区間は埼京線および湘南新宿ラインが並走していますが、山手線の快速線の役割も合わせ持っており、途中停車駅は新宿、渋谷、恵比寿で原宿等その他の駅には停車しません(ホームがないため)。

そのためJRでは他鉄道会社線等への迂回乗車を推奨しています。その一例としては高田馬場駅は西武新宿線も乗り入れています。運休を伴う大規模工事は5回目、今回が最後になるとのことです。

駅周辺の再開発も進んでいるため、数年後には変わっていくことでしょう。

夕陽のギラリ

今日も好天に恵まれましたが、明日は気圧の谷により雲が広がりやすくなります。週末に天気が悪かったので撮影に行けず、ネタが尽きました…。こうなるとネタ探しに苦労します。

 

E231系普通列車 E231系+E233系普通列車
3日にカシオペア撮影の際、来るまでの露出や構図確認を兼ねて普通列車を撮影しました。

都市間の長距離輸送はほぼ新幹線に完全移行したため、在来線の主役は普通列車および貨物列車です。複々線に例えると在来線が緩行線、新幹線が急行線ですが、全くの別線です。新幹線は輸送力が大きいので在来線特急の比ではありません。

途中の栗橋までは東武線直通特急がありますが、本数は少ないです。

宇都宮以南の普通列車は京浜東北線、埼京線並走区間を除けば全てE231系またはE233系です。ステンレス車体なので夕陽が反射しています。

11月なので日没が早いことを逆手に取り、反射を狙いたかったです。ほとんどの通勤、近郊車両はステンレス車両となっていますが、時期と時間によっては様々な表情が撮れると思うと、撮るのが苦にならないものですね。