防災とボランティアの日

今日は今から28年前の1995年、阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)が発生した日です。

政府の対応の遅れに批判が集中した一方、学生を中心とした多くのボランティアが活躍したことから、閣議で制定されたそうです。それから16年後の2011年3月11日に東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)が発生しました。

 

石巻線 東北本線 陸羽東線
東日本大震災が発生した年の11月に連休を取得し、宮城・岩手・山形へ3週連続でSL撮影に行きました。

転職前の会社では親会社で採用されている特別休暇制度を2009年に導入しており、偶然にもSL運転と重なる結果となっていました。

この当時は一部の人から東北へボランティアに行く等と、社内で噂されたと同僚から聞きました。このうち、石巻線は車両造血や臨時の直通快速運転等で仙石線の代替路線として機能した一方、石巻~女川間が不通のままでした(バス代行)。

石巻も津波被害を受けた被災地の一つであり、被災地が含まれていたのですからなおさらでしょう。

現在は地元でグリーンボランティア活動にて雑木林維持に努めている一方で、ボランティアに参加することの意義の原点になったといっても過言はありません。

トンネルを抜け出た「SL山形日和号」

4月最初の週末は好天に恵まれました。明日は曇りで一時雨、来週は菜種梅雨になりそうです。せっかくの好天ですから、花の写真も撮りました。春は昨花の種類が多いですね。桜以外にも菜の花、梨、レンゲ、ナズナ、コブシ等々…。

 


※SL快速「SL山形日和号」/左沢線左沢~柴橋間にて

場所を確保した後は一旦駅に戻りました。駅と合築になっている大江町交流ステーション内の売店にて昼食を買い、2階の休憩スペースにて昼食を食べました。

しばしの休憩、14時を過ぎたころには再び三脚を置いた踏切へ向かいました。

カメラをセットしてスタンバイ、今回は思いっきりアップでトンネルの飛び出しを狙うことにしました。こうすると、トンネルを抜け出た瞬間に煙が広がっていく様が狙えます。

しかし、露出の設定には苦労しました。。。15時近く、左沢駅を発車した「SL山形日和号」がトンネルを抜け出てきました。

狙いどおり、まとわりついた煙が広がっていく様が撮れました。トンネル内で力行運転すると、煙が天井に跳ね返り、その結果煙が列車にまとわりつくのです。

写真を撮影する側は勇壮に見えていても、運転室内では苦労を強いられていることでしょう。

結果を確認して、狙い通り撮れた喜びで胸がいっぱいでした。

左沢駅にて

新年度2日目は花金でした。ソメイヨシノは大半が散っており、八重桜が咲き始めていました。この分ですと、八重桜はGWまではもたないでしょう。

 


※SL快速「SL山形日和号」/左沢線左沢駅にて

SLの前に作業員がいますが、定期列車の間を縫っての作業ですので、現場では神経を尖らせているのでしょう。

時刻表で確認すると、12時50分に山形行きが出た後、次は16時15分と3時間以上も列車がありません。この間に山形駅を出た列車は全て寒河江駅で折り返しています。

 


※SL快速「SL山形日和号」/左沢線左沢駅にて

すでに入れ換えに備えてC11は客車編成から切り離されていました。反対側にはDLが連結され、入れ換えの時を待っていました。左沢駅は1面1線の終着駅で、側線が1本あるだけです。広大な空き地はかつて貨物設備があった名残りです。

このような配線ですから、どうやって機関車を付け替えるのだろう?と運転開始当初は謎に思っていました。

撮影後は場所取りのため、トンネルの方へ向かいました。

「SL山形日和号」

今日から4月、新年度のスタートです。定期人事異動で配置替えが多いのも事実ですが、今期も職場は変わらずです。平成最後の夏…晩夏に異動してから2年半も経ちますが、転職直後に配属された部署より長くなってしまいました。

 


※SL快速「SL山形日和号」/左沢線羽前高松~柴橋間にて

今回は左沢駅のひとつ手前、柴橋駅で下車しました。左沢線は平野部を走っているイメージが強いのですが、最後のひと駅間柴橋~左沢間は山間部を走ります。

今回はたわわに実った稲を取り入れたいのと、平野から山間部への立ち上がりで勾配があるので煙が期待できると判断からです。

柴橋駅を下車して約20分で撮影地に着きました。数人の撮影者がおり、カメラと三脚をセットして待ちました。構図を作ったのはよいとして、雲が多い…。そのまま撮影すると空が白く写ることが多いため、露出の決定には苦労しました。

DE10の単機回送をうっかり逃したので、もう一発勝負にかけるしかありません。昼過ぎ、12時06分にSLが通過しました。

煙は完全燃焼のために薄くなりましたが、曇り空と一体にならなかっただけマシとしましょう。

撮影後は柴橋駅に戻り、後続の列車で左沢へ向かいました。

水上駅を発車する「SLみなかみ」

今日は職場での席替えのため、週1の出社日でした。フロアの人口密度が高くなったので、新型コロナ対策が少し心配です。ワクチン接種まででしょうか?

 


14時45分ごろに三脚を置いた場所へ戻りました。照りつける太陽で暑く、カメラをセットした後は木陰で待ちました。

高崎行きの電車が出た後、15時すぎにSLが来ました。構内入れ換えで客車と連結します。昔と違い、水上駅構内の配線が変わり、1番線と2番線の間にあった中線が撤去されているので、一度1番線を通らないと2番線へ転線して客車と連結ができません。

客車と連結後は北越急行の「ゆめぞら」が出てきました。臨時列車で水上まで乗り入れてきたのでしょう。

 


※SL快速「SLみなかみ」/上越線水上駅にて

客車と連結が終わった頃は、発車まであと数分程度となっていました。15時20分、定刻通りに水上駅を発車しました。
撮影後はバスに乗って上毛高原駅から「Maxたにがわ420号」で帰京しました。

水上駅で休憩中のD51 498

彼岸明けの日は好天に恵まれました。明日は週1の出社日です。YouTubeを通じて知り合った方を通じてあるものを作って貰えることになりました。明日発送、福井県からなので届くのは金曜日あたりでしょうか。

イベントで名刺交換を通じて交流のきっかけになることもありますが、このご時世、イベントは人数制限もあり、入場券は枚数限定での販売になっている可能性もあります。当面はfacebookでのグループ内オンライン交流が中心でしょうか。

 


※D51 498(正面)/水上駅転車台広場にて

三脚を置いて場所確保した後は、喫茶店にて遅い昼食としました。勘定を払って店を出た後は真夏の強烈な日差しが照りつけていました。

何しろ、高知県の四万十市で最高気温41.0度を記録した程の猛暑ですから暑いのも当然ですが。いや、暑すぎるぐらいです。

さて、いつもどおり転車台広場へ向かいました。休憩中のSLを撮るのが上越線での日課となりましたが、今回は違います。1年以上ぶりに休憩中のD51を撮れるのですから。

いつも通り3か所から数カット撮影しました。まずは正面からで、ヘッドマークは夏バージョンのデザインになっていました。

 


※D51 498(非公式側)/水上駅転車台広場にて

非公式側からの撮影です。側線が2、3本敷かれている関係で、引きがあります。また、給水設備もあるのが分かります。

 


※D51 498(公式側)/水上駅転車台広場にて

公式側からで、ローアングル気味に撮影しました。1年以上もずっとC61だったので、久しぶりに撮影するD51に胸が躍る様でした。

撮影後は駅の待合室でしばらく休憩することにしました。何しろ、この猛暑ですから…。熱中症にならないためにも、クーラーの効いた待合室で休憩するのは正解でしょう。

真夏のD51牽引「SLみなかみ」

明日は彼岸明けです。春と秋の彼岸は春分の日または秋分の日を中日とした前後3日間の7日間が「お彼岸」です。今春のお彼岸は春分が20日だったので、17~23日となります。

今日から3日間は2013年8月17日の上越線「SLみなかみ」撮影の記事をアメブロより移します。

2013年夏休み中の8月17日、久しぶりにD51牽引の「SLみなかみ」を撮りたく、上越線へ行ってきました。転職前で製造業だったので、夏休みは9連休でした。製造業のGWや夏休みが長いのは、工場の設備点検で止める必要があり、一旦止めてしまうと装置の再起動に時間がかかる場合があるためです。

 


※E4系「Maxとき・たにがわ311号」/東北新幹線東京駅にて

いつもどおり、この日は東京駅から「Maxたにがわ311号」に乗り、上毛高原駅まで行きました。途中の越後湯沢駅まで「Maxとき311号」と併結しますので、どちらに乗ってもよかったですが。

上毛高原駅からバスに乗り、カルチャーセンター前バス停で下車しました。撮影地には徒歩数分で着きました。

 


※SL快速「SLみなかみ」/上越線後閑~上牧間にて

三脚とカメラをセットしてスタンバイ。11時56分ごろに「SLみなかみ」が通過しました。

全検出場後、いくつかの不具合で何度かC61に牽引機が変更となっていたために心配されましたが、予定通りD51牽引でした。7月7日以来、実に1か月半ぶりです。

撮影後は上牧駅から後続の電車で水上駅へ向かいました。

豪雨の水上駅を発車する「SL七夕レトロみなかみ」

今日は春の嵐で大荒れの1日でした。このため、家から一歩も外へ出ることができませんでした。

昨日は春分の日でしたが、1992年から2023年までは西暦を4で割った余りが0または1の年は3月20日が春分日とされています。高校生だった1991年までは4年に1度のうるう年が該当、それ以外の年が3月21日でした。2024年から2055年までは西暦を4で割って余りが3の年だけ3月21日、それ以外の年は3月20日です。

 


※SL快速「SL七夕レトロみなかみ」/上越線水上駅

バスで水上駅に到着すると、雷雨ですごい豪雨でした。これではずぶぬれになるのは確実で、急遽駅の売店で傘を買って場所取りすることにしました。

場所を決め、三脚とカメラをセットしてSLの発車を待ちました。

15時20分、定刻どおりに発車しました。豪雨の中での発車シーンはある意味貴重ともいえましょう。撮影後はバスに乗り、上毛高原駅から「Maxたにがわ420号」で帰京しました。

D51とC61のすれ違い

今日は春分の日でした。しかし、土曜日と重なっているため、残念ながら3連休にはなりません。

 



※D51×C61すれ違い/上越線後閑~上牧間にて

道の駅で昼食後は、カメラをセットして待つだけです。しかし、梅雨明けしたばかりの夏の日差しは強烈で暑く、木陰で待つことにしました。

13時35分ごろにはスタンバイしました。水上方からD51が来ました。しかし、肝心のC61がまだです。D51は歩くほどのスピードまで落としていきました。

まだか、まだか…!と願いつつ、やっとC61が来ました。それに合わせてD51も煙を吐きましたが、予想より後方で、電柱が邪魔でカメラを後方に動かせませんでした。

改めてみると、すれ違い地点の予想が難しいことを思い知らされました。10月には奥羽本線秋田~横手間でC61の運転があり、E3系やE6系とのすれ違いや並走が見られます。過去、秋田ですれ違い撮影に失敗した経験から、10月の秋田での結果を暗示する様でした。

撮影後はバスで水上駅へ移動しました。

9か月以上ぶりの再会

緊急事態宣言の21日全面解除が正式に決まりましたが、来週の休暇予定は取りやめとなりました。「カシオペアクルーズ」のツアー催行が決まったのかわからないのと、facebookでの話題にも出てこないためです。

4月の花見ツアー中心に中止になっている現状を考えての判断としました。上越国境越えのための重連運転、見たかったですけどね…。

 


※SL快速「SL七夕みなかみ」/上越線後閑~上牧間にて

11時40分ごろ、D51牽引の「SL七夕みなかみ」が通過しました。昨年9月22日以来、9か月以上ぶりの“再会”となりました。

2012年秋に全検入場し、6月15日に営業復帰の予定だったのが不具合でおあずけを食らったのですから、やっと久しぶりに会えた感じです。

撮影後はいつもなら後続のバスで水上駅へ向かうのですが、今回はまったく逆方向の上毛高原駅方へ歩いて戻りました。すれ違いを撮るためです。

約40分で矢瀬遺跡付近の道の駅に着きました。すでに多くのファンが陣取っており、三脚を置いて場所確保した後は道の駅で昼食にしました。